大王世宗 84話・85話・86話(最終話) あらすじ・ネタバレ・感想

大王世宗

朝鮮時代最高の君主・世宗の激動の生涯を描いた歴史超大作ドラマ『大王世宗』84話「儒教国のタブー」85話「訓民正音の誕生」86話(最終話)「偉大なる文字」あらすじ。

チェ・ヘサンの忠心により念願の朝鮮独自の文字が完成…!涙のクライマックスです!

以下、ネタバレになります。続きが気になる、見逃してしまった、視聴後の確認用にご活用ください☆

ヨンシルのもとへ行った王。徐々に闇の時間が長くなっていきます。

王は人体解剖をし、発音の構造を知りたいと考えます。ヨンシル、シン・ソクチュ、ソン・サムムン、意外にも、世子もこれに賛成。

ヨンシルは技術の記録を朝鮮の文字で記したいと考えます。
多くの民が理解できる文字を作れば、武器を扱う者が怪我をすることも減る、技術の習得も早くなる、技術開発も進む、そう考えたチェ・へサンも文字創製に賛成、解剖に使える死体を探します。

しかし、解剖は、儒教の教えに背く行為です。王の文字創製を支えてきた晋陽大君でさえ反対します。

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チェ・マルリは「晋陽大君様に王座を捧げたい」と晋陽大君に伝えます。

「不愉快だ、聞かなかったことにする」
晋陽大君はそう言いますが、マルリは、どれだけ国や王のために働いても日陰者でいなければならない晋陽大君の葛藤を見抜いていました。

解剖のための死体探しをしていたヨンシルは、ヘ・スの部下、そして、チェ・マルリの部下に姿を見られてしまい、このことはすぐさま伝わります。

さらに死体を運んでいたこと、王が回回人(ウイグル人。イスラム教なので儒教ではない)の医者を探していたことから、チェ・マルリは、王が文字創製のために解剖をしようとしていると気づき、解剖の現場を抑えようとします。

解剖の事実が両班に知られれば、王は廃位になり、文字創製もとん挫するでしょう。

しかし、ヨンシルらが運んだ遺体は、疫病でなくなった人の遺体でした。解剖には使えません。

その頃、ヘ・スもヨンシルを捕えようとします。

それを朝鮮に伝えようとしたプンゲは、間者であるとヘ・スに気づかれてしまいます。背中に矢を受けながらも、プンゲは「ヨンシルが危ない」とチェ・へサンに伝えますが、ヨンシルはヘ・スに見つかってしまいます。

拷問により足が不自由になったヨンシルは逃げ遅れます。ヨンシルが捕まりそうになったその時、ヘサンは火薬を用い敵の気を引き、囮になります。ヨンシルを守るために自らヘ・スに向かっていき、ヘサンはヘ・スに致命傷を負わされます。

内侍府が駆けつけ、ヨンシルは無事でしたが、ヘサンは出血が多く助かりそうにありません。
「父さんと呼べ」

ヨンシルの手を取るヘサン。
「良かった、怪我はない」「ありがとう、お前のお陰で良い人生だった」
「王様にしっかり伝えてくれ。『しがない私ですが、死んだ後くらいは役立たせてください。学びやすい朝鮮の文字を作るために、お役に立てれば幸いです』」
「『私との約束を決して忘れないでください』と」

ヘサンは、息子・ヨンシルに抱かれながら息を引き取ります。

ヨンシルからヘサンの想いを聞いた王。
「無理だ、受け取れぬ、あまりに重すぎる忠心だ」

マルセンは、チェ・マルリにチェ・へサンがヘ・スに殺されたことを伝えます。
「そなたなら、ヘ・スと取引した朝鮮の官吏を知っているはずだ。その官吏と共に、外交問題に発展せぬよう解決策を探せ」

キム・ジョンソは回回人の医者を王のもとへ連れてきます。

ヨンシル「父の忠心をお受け取りください」

王はヘサンの解剖を決心します。

“そなたの忠心は決して忘れぬぞ。朝鮮の文字を作り、多くの民を幸せにすることで、そなたの忠心に必ず報いよう”

チョン・チャンソンから、王が回回人の医者と寺に籠っていると報告を得たチェ・マルリは、儒生を引き連れ寺へ向かいます。

しかし、チェ・マルリが寺に入る頃には解剖は終了。
チョン・インジ、イ・スンジらは、天文学者でもある回回人の医者と、回回暦と七政算(チルジョンサン)の比較研究を行っていたと言い張ります。

諦めないチェ・マルリは、王が弔う遺体を確認しますが、解剖の痕跡は見つかりません。

ヨンシルとヘサンの忠心に触れたハ・ウィジ、パク・ペンニョン(世子と酒の飲み比べをした儒生)らが、ヘサンの遺体を静かに弔えるよう協力したのです。

チェ・マルリは、ワン・ジンに「ヘ・スは、朝鮮から盗み出した新兵器の情報を蒙古に流そうとした。ヘ・スは口封じのためにヘサンを殺した」と伝えます。

解剖で得た情報から口腔の構造を知り、発音の仕組みを理解、17の子音と11の母音を組み合わせた朝鮮独自の文字「訓民正音」が完成します。

完成した文字を広めようとしますが、集賢殿の役人たちは民と同じ文字を使いたがらず、チェ・マルリは、文字の普及を阻止しようとします。

朝鮮が独自の文字を使いたがるのは、天下を制する夢を見ているとワン・ジンに吹き込まれた皇帝も、朝鮮独自の文字の普及を嫌います。

王「朝鮮の文字、その普及を邪魔することは朝鮮の自主性を踏みにじる行為である。それが誰であれ余は断じて許すことはできぬ、断固として戦っていく」

チェ・マルリは、朝鮮文化の衰退を防ぐため、戦乱の危機に陥ることを防ぎ、民を守るため、朝鮮独自の文字の普及を阻止しようとしますが、王はマルリの本心を見抜いています。
「民と同じ文字を使うことも、民が己の権利を主張することも許せぬ、一段上に立っていたい、既得権を守りたいだけだ」と。

王「民の心を思いやる気持ちや、民に仕える意志がない者たちは、この集賢殿から出て行け。それは学士ではない。政治に関わる官吏としても認めることはできぬ」

チェ・マルリは辞職届を出しますが、晋陽大君が辞職届を止めます。
「私を王にすることではなく父上に仕えることを考えてほしい」

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ワン・ジンは朝鮮王を暗殺するよう部下に命じます。

プンゲは何事もなかったかのようにワン・ジンに仕えていました。ヘ・スの姿が見えません。

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チェ・マルリは王に直訴しに行きましたが、王は入室してきたマルリを尚膳と勘違いし話し続けます。

マルリはここで王の失明に気づきます。視力を失っても歩みを止めず文字創製に励んでいた王の姿に心を打たれ、負けを認め、朝廷を去って行きます。祖国を想う王の熱意を認めざるを得ません。

王后は王子たちを連れ、自ら明を訪れ、蒙古に遠征に行くという皇帝に手縫いの綿入れを贈ります。

母親を知らない皇帝は「母の真心」に心を動かされた様子です。

王后に同行した首陽大君は父と兄を支えると母に約束します。

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世宗28年(1446年)10月

王后が亡くなります。

ワン・ジンが皇帝の使者として朝鮮を弔問。
「皇帝陛下は、王后様が愛された朝鮮の文字が広く普及することを望んでおられます」

ワン・ジンは「目の見えぬ一人の男が万人の目を開いた」そう呟いて帰国して行きました。

明皇帝にも認められ、訓民正音を普及することに成功します。

ヨンシルは、ヘサンの墓に朝鮮文字で書いた「銃筒謄録(銃や火薬の説明書)」を供えます。

「最も高貴なお方で、最も低きところにおられる。たった一人の民もあのお方には天地だ。そして宇宙だった」
身分を隠し民と交流する王。「あの人は誰?」と民に聞かれたヨンシルは、こう答えました。

“大王世宗 あなたは私たちの輝く未来です”

一生をかけてヨンシルを守ってきたヘサンが、ヨンシルを守るために犠牲になります。そして、自分の遺体を文字創製に使うよう遺言…。ヘサンの忠心がなければ完成しなかった文字創製です。

王后も要所要所で本当に大きな働きをし、王を支えます。孤独な明皇帝の心を動かし、世宗の夢を叶えました。
王后は世宗よりも先に亡くなっていたのですね。父を亡くし壮絶な人生でした。

朝鮮時代最高の君主と尊敬を集める世宗は、心の広い王后や多くの忠臣、出来の良い王子、強いリーダー像を示してくれた祖父と父、多くの人に支えられ、朝鮮の黄金時代を築いていったのですね。

大王世宗84話・85話・86話(最終話)のあらすじ・ネタバレ・感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆

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