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今回は、映画版『王になった男』のあらすじ・ネタバレを書きつつ、ドラマとの違いを挙げていきます。
ちなみに、映画版は2012年公開、ドラマ版はそれをリメイクし、2019年に韓国で放送されたもの。映画版がオリジナルですが、私がドラマ版を先に見たということ、おそらく日本ではドラマ版の方が有名ということから、ドラマとの比較という形で進めていきます。
映画版『王になった男』ネタバレ(前半)
謀反を恐れる光海君
光海君8年(1616年)
謀反の噂が絶えず、王が命じた
“似た者を探せ 日が暮れたら余の代役にする”“隠すべきことは 「朝報」に残すべからず”
「光海君日記」 2月28日
光海君の食事の毒見の際、「銀の匙」が変色します。
苛立ちから女官に八つ当たりする光海君。
誰のことも信じられない光海君は、自分に似た者を早急に探すよう都承旨に命じます。

ちらっと映った内官役が、ドラマ版と同じチャン・グァンさんで興奮しました(笑)映画版でも、ハソンとチョ内官の微笑ましいやり取りを見られるのでしょうか。
朝廷では、中殿ユ氏の兄ユ・ジョンホの鞠問の許可を求める座り込みが行われています。

政争に巻き込まれるのは、
ドラマ版では、中殿の父
映画版では、中殿の兄と違いがあります。
中殿役は、『トンイ』のハン・ヒョジュさんです!
道化師ハソン
妓生宿で道化師をするハソン。王の装束を模した衣装を着、仮面を被り、「王が女官と遊んでいる」という噂話を皆の前で披露します。
翌朝、都承旨に捕えられたハソンは王の前へ連れて行かれます。

道化師ハソンの設定もドラマ版にそのまま引き継がれています。
王の前で怯えるハソン、ハソンの声真似に満足する王、この辺りも映画版と同じでした。
ハソンは、現実の重さを考えることなく、豪華な装束、暖かい部屋に喜びます。
その後、「3日に一度王宮へ来い」と都承旨に言われ、ハソンは解放されます。
一方の王は、アン尚宮の元で休みますが、謀反人に襲われる夢を見ます。
光海君が危篤に…
二日後、「銀の匙」が変色したのは、毒のせいではなく、竹塩に含まれる鉄の成分のせいだと判明。都承旨はそれを王に伝えます。
その際、都承旨は、「ユ・ジョンホは反逆者ではない」と王に進言しますが、王は「忠臣であり義兄であるユ・ジョンホを罰すれば、敵も余を信頼する」とユ・ジョンホの処罰を決心した様子です。
しかし、その夜、光海君は毒に倒れ危篤状態となってしまいます。
朝廷の混乱を恐れた都承旨は、危篤のことは決して他言しないよう、王は風邪で臥せっていることにするよう御医とチョ内官に命じます。
そして、本物の王を御医と共に吉祥寺(キルサンサ)に移し、王が回復するまでの間、ハソンに代役を務めさせることにします。
王の影武者
都承旨の「国のため」という言葉のためか、報酬のためか、ハソンは王の影武者を引き受けます。
こうして始まった「王」としての生活。
女官に見られながら用を足し、済んだら「おめでとうございます」と声を掛けられる…
朝の洗顔用の水を飲み水だと思い飲んでしまう…
女官たちは王の残した食事で腹を満たすのに、全て食べてしまう…
王の生活は、庶民のハソンには考えられないような習慣で成り立っており、
また、女官や尚宮たちも王の変化に気づき始めます…。
中殿とは顔を会わせないようにと都承旨に言われていたハソンは、庭で中殿を見かけ、思わず身をかがめ走り去ってしまいます…!

ハソンが中殿に一目ぼれしたような描写、走り去るハソン、
この辺りも同じですね!
重臣が正殿を訪ねる「対面の儀」では、「卿の意向通りに」「次」「入れと伝えよ」この3つだけ言うよう都承旨に指導されます。
高位官職が集まる「上奏の儀」に向けて、夜な夜な重臣たちの名を覚え、教旨を読む練習をします。

各大臣に命じる。
戸曹判書(ホジョパンソ)は、大同法を復活させる法案を用意せよ。
工曹判書(コンジョパンソ)は、王宮の建設を中止せよ。民の血と涙で建てる王宮が立派な業績と言えようか。
刑曹判書(ヒョンジョパンソ)に告ぐ。ユ・ジョンホの罪は問わぬ。逆徒は罰するべきだが、無辜(むこ)の民を罰することがあってはならぬ。
卿に命ずる。根拠のない告発で宮廷を乱す者は、余が逆徒に準じて罪を問う。
教旨を読むハソンの姿・声に、チョ内官も都承旨も、本物の王と見分けがつきません。
翌朝、上奏の儀。どういうわけか、ハソンに渡された教旨は白紙でした。事態を察した都承旨が教旨を代読します。
上奏の儀が終わるなり、号牌(ホベ)法を復活させ、大同法を実施せよとの教旨に、重臣たちは怒りを露にします。
上奏の儀が終わり、昼食。女官にたちの食事事情をチョ内官から聞いたハソンは、女官たちのために食事を残します。女官たちは大喜びで食事をします。
女官「尚宮様、近頃、王様は変わられましたね。食欲も、顔色も。よく笑われるようになりました。ヨンイの話では、大便の音も違うとか」

この台詞は、ドラマ版では、中殿付きの女官エヨンの台詞で「大便の匂いも変わったとか」でした(笑)
光海君の尚宮と言えば「キム・ゲシ」。ドラマ版でも正殿の尚宮は「キム尚宮」でした。映画版では「ハン尚宮」です。
王の毒見役の女官は、ドラマ版では「ケファン」、映画版では「サウォル」と違いがあります。
敵対勢力の黒幕は吏曹判書パク・チュンソ
都承旨は御医を訪ねます。
幸いにも脈が戻りつつあること、そして、毒の症状ではなく「薬」の中毒症状だと御医は告げます。
御医に「最近、王様が頻繁にお出かけになったところは?」と聞かれた都承旨は、王の寵愛するアン尚宮を探ります。
アン尚宮は、吏曹判書(イジョパンソ)パク・チュンソの間者でした。
アン尚宮は、「王が最近、中殿も側室も避けている」とパク・チュンソに報告します。
そこに、パクの手下が「都承旨がアン尚宮の行動を調べている」と報告したため、パクは、アン尚宮の〇害とケシ畑・薬の痕跡を消すよう命じます。

正殿の尚宮は「パク尚宮」でしたが、
光海君の寵愛を受ける尚宮で、薬を盛っていたのは「アン尚宮」、別人なのですね。
ドラマ版では、正殿の尚宮で、薬を盛っていたのは「キム尚宮」でしたので、この辺りは違いがあります。
大同法
数日後の対面の儀。ハソンは、やってきたパク・チュンソに対し、都承旨の指示通り「卿の意向通りに」と答え、玉璽を捺してしまいます。
しかし、パク・チュンソの持ってきた上奏は、大同法の上程の却下と、鞠問庁の設置の許可(つまり、ユ・ジョンホの鞠問の許可)を求めるものでした。
都承旨は、重臣を集め、大同法の上程を再び進めようとします。
都承旨がなぜこうも大同法に固執するのか疑問を持ったハソンは、大同法について学び、その法案に賛同します。
パク・チュンソは、近頃の王の様子を不信に思い、都承旨に見張りをつけます(上奏の儀で大同法を進めると宣言したのに、すんなりと却下を受け入れましたし、当然ですね)。
サウォルの生い立ち
その日の夜、夜食を運んできたサウォルに、ハソンは生い立ちを尋ね、夜食を分け与えます。

私の父は山奥の小作農でした。
ところが役所から税金をアワビで納めろと命じられました。高利貸しから借りていくうちに借金が借金を生みました。やがて、家も田畑も取り上げられ、父は監獄行きになりました。それでも借金は返せず、母と弟は奴婢として売られ、私は参判(チャンパン)宅の奴婢に。一人残った父は、拷問の傷が災いして、年を越せずに他界しました…。
母の生死だけでも知りたいです。
ハソンは、母に会わせてやると彼女に約束します。
翌日、ハソンは、貢納を独占し高利で利益を得た者を厳重に処罰し、更に、搾取した米と布を良民に返し、大同法を即刻実施するよう命じます。
「ユ・ジョンホを鞠問にかけた代わりに、大同法を得た。都承旨の言う通り、一つを得て一つを与えたのだ」と、したり顔のハソンを、
都承旨は、「政務は駆け引きではない。ユ・ジョンホは中殿の兄だ。パク・チュンソは、ユ・ジョンホに謀反の罪を着せ、中殿を廃する魂胆だ。臣下を救いたければ、何もするな」と叱ります。
中殿の兄ユ・ジョンホを放免
兄への仕打ちに失望した中殿は、正殿を訪ね、そこで短剣を抜き、自害しようとしますが、ハソンはそれを止めます。

ユ・ジョンホは必ず助ける。信じてくれ
翌日、ハソンはユ・ジョンホの拷問の場へ赴き、
「戦乱の中でも民を思いやられた賢明な大君を覚えています。しかし、今の殿下は、当時の大君ではありません。奸臣の声に惑わされ、女に現を抜かす暴君に過ぎません。
私は謀反を企んだり、兵を集めてはいません。ただ『耳を傾け、お聞きあれ』と叫んだだけです」と言う彼の言葉を信じ、ユ・ジョンホを放免します。
まとめ
映画版『王になった男』の前半(冒頭から1時間6分まで。ちょうど半分までです)にネタバレをドラマ版との比較をしながら、ご紹介しました。
「面倒事はごめんだ」と言っていたハソンが、自ら政治を行うようになっていきます。
細部は違いもありつつも、映画版・ドラマ版ほとんど同じですね。
チョ内官役がドラマ版と同じチャン・グァンさんという点が、ドラマ版のファンとして嬉しかったです。
ドラマ版と違う点
| ドラマ版 | 映画版 | |
|---|---|---|
| 食事を運んでくる女官 | ケファン | サウォル |
| 黒幕 | 左議政シン・チスや大妃 | 吏曹判書パク・チュンソ (大妃は登場なし) |
| 王に毒を盛る | キム尚宮 | アン尚宮 |
| 政争に巻き込まれる | 中殿の父(ハソンによる減刑で流刑に) | 中殿の兄(ハソンにより放免される) |
映画版『王になった男』、ドラマ版『王になった男』は、Amazonprimevideoで視聴できます(2026年5月1日現在)。
最後までお読みいただきありがとうございました☆




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