大王世宗 67話・68話・69話 あらすじ・ネタバレ・感想

大王世宗

以下、ネタバレになります。続きが気になる、見逃してしまった、視聴後の確認用にご活用ください☆

世宗11年(1429年)秋、世子とポン氏の婚礼の儀を前にして世子が姿を消します。世子は一人目の妃を廃し、まだたった3か月で新しい妻を迎えることになります。一度目の結婚でうまくいかなかった世子は、望まぬ結婚を嫌悪していました。ようやく迎えた妃・ポン氏は、礼儀知らずで高慢な女性でした。

王は女真族の族長イ・マンジュとトン・メンガを朝鮮に呼び「国境で騒ぎを起こすな」と警告します。

王が帰化政策に力を入れてきたのは、領土拡大のためでした。「河を国境にすることで北方地域は安定する」その言葉を忘れていませんでした。懐柔と制裁を使いわけ、女真族の動きを止めようと考えています。しかし、ユン・フェやファン・ヒでさえ王の考えに懐疑的です。

晋陽大君は威吉道慶源(ハムギルド キョンウォン)の民に自ら農業を教えに来ます。

明国のヘ・スはマルセンに接触し、「明国を崇拝するそなたを朝廷に復帰させるために戦を起こしてもよい、威吉道への従軍を志願して戦で功績をあげれば復帰への道ができる」と持ち掛けます。

その頃、女真族が慶源周辺を襲撃、朝鮮に帰化した者に制裁します。トン・メンガを失脚させるために、イ・マンジュがメンガの部下に朝鮮を襲うようけしかけたのです。

朝鮮兵に圧された女真族は「朝鮮に帰化した者は一人残らず報復を受ける」そう檄文を残し、撤収していきます。

重臣たちは女真族との争いを避けるために国境を南下するよう進言しますが、王は、先祖から受け継いだ土地を決して手放さないと強硬姿勢を強めます。

ヨンシル 護軍(正4品)

ファン・ヒ 領議政

ユン・フェ 芸文館 大提学

シン・ジャン 工曹左参判

チェ・マルリ 集賢殿 応教

チョン・インジ 集賢殿 直殿

キム・ムン 集賢殿 副校理

イ・ス 左軍都総制

メン・サソン 左議政

キム・ジョンソ 左代言

世宗12年(1430年)春、世子は明皇帝に謁見に行きますが、入国を拒否されます。ワン・ジンが現れ「皇帝が朝見を拒否された。好戦的は朝鮮の王を拒否されたのだ」「国境付近の兵を撤退させ、国境を南下させてほしい。国境付近に兵を置くのは我が国への挑発行為と考えるしかない」と伝えます。

女真族との対立が、明との不和を呼び、開国以来続いてきた朝見が途絶えようとしています。

しかし、王は陣営を撤退するつもりも、国境を南下させるつもりもないと譲りません。

チェ・マルリは「王様の強硬姿勢が明を刺激し朝鮮への警戒心を抱かせ、世子様に恥をかかせた。『天のごとく敬う』と言っていた民に辛い労役を強要している」「将来の君主として、民と国を守るためなら王様との対立をも恐れぬ者になってください」と世子に進言します。

無理な領土拡大に反対するイ・チョンやヨンシル、チェ・へサンに、王は「女真族が連合を模索している。連合軍を作り、勢力拡大を狙う彼らの最初の標的は朝鮮だ。和睦が最優先だが、最悪の状況に備えるしかないのが現実だ」と伝えます。

世子は、王に無断で国境付近の兵を撤退させ、築城を中断させます。

シン・ジャンは、チェ・マルリに怒りをぶつけます。「王様と世子様を仲違いさせるなんて、謀反が狙いなのか!」

しかし、まさかのユン・フェがチェ・マルリに味方します。「反対することを教えたのだ。王様は臣下の声に耳を傾けない。世子様に止めていただくしかない」

軍の最高指揮官チェ・ユンドクさえも、兵を撤退させるべきだと考えています。

王は「イ・スを兵曹判書に任命し、川沿いの防衛線の構築に注力する、朝鮮の国境を遼東まで拡大する」と宣言します。王は未来の朝鮮のために、明の覇権主義に屈しない自立した朝鮮を目指します。「陣営の撤退も築城の中断も断じて許さぬ」

王の領土拡大路線の大義名分を探すチョン・インジは、高麗時代に建てられた北方九城の文献を発見する。明皇帝から「古地図にある石碑が実在すれば朝鮮の領土と認める」と既に返答を得ていたと知った王はイ・スに石碑の捜索を命じます。女真族が多くいる危険な地域ですが、イ・スはこの任務を快諾します。

一方で、ユン・フェやファン・ヒ、チェ・マルリは、朝鮮が戦火に包まれることになると、石碑の捜索に反対します。また、貧困の民に戦を強いること、イ・スの身も案じています。

「王様を独りにしないでくれ。少なくともそなただけは王様の立場で考えてもらいたい」

石碑の捜索に反対するチェ・マルリが、イ・スを監禁しようとしますが、そうなることを予想していたイ・ス、キム・ジョンソ。チョン・インジの策で、イ・スはチェ・マルリを撒き、任務に出かけます。

王は石碑の捜索を内密に進めようとしますが、集賢殿にいる明の間者チョン・チャンソンがヘ・スに、そのことを伝えます。

ヘ・スから石碑の剣を聞いたワン・ジンは、石碑の破壊と

キム・ジョンソはタミたち北方の民にイ・スの護衛を頼みます。

「王様を守ってくれ」

「どうかご無事で、兵判様」

イ・スはトン・メンガたち女真族を撒き、石碑を捜索し、ついにそれを見つけます。石碑には「高麗之境」と刻まれていました。

世子は、明と良好な関係を築き、明の力で女真族を制圧することで、民の平安が守られると考えるため、王と対立します。

ついに石碑が見つかります。

イ・スは、タミたちにジョイから石碑を守るよう命じ、一人で朝鮮に戻り、石碑の発見を王に伝えると言います。

朝鮮では、戦に備え、大砲の性能の向上と、火薬の入手が課題となります。

王は、国境の防衛のために民を労役に就かせると言うので、側近たちは反対します。

「余は明から身を守るための軍事力と領土が欲しい。自立してこそ民を守れる」

ユン・フェ「明との同盟が最も現実的な選択です」

「無力なままでは同盟ではなく屈従にすぎぬ」

「明は女真族から身を守るための盾です」

「王は目先の利益にとらわれてはいけない。大国に頼っていては朝鮮の軍事力は育たぬ。ついには明の属国になってしまうのだぞ。余は、世子や全ての民に自国を守る力と誇りを教えたいのだ」

王宮へ戻る途中、イ・スは飯屋に寄りますが、そこで出された酒には毒が混ぜられていました。

イ・スは監禁されます。「石碑の在り処を明かせば、今すぐ解毒剤をやろう」

イ・スは、男の覆面を外します。イ・スを監禁したのは、明のヘ・スでした。

「明にも情報が漏れていたか…」

「恥を知るがよい。私には、己の命より祖国の方がずっと大切なのだ」

ヘ・スは、意識を失ったイ・スを森の中に捨てます。イ・スが意識を取り戻すと彼の馬が、彼の元に来ていました。最期の力を振り絞りイ・スは馬に乗ります。「出発した場所に戻ってくれ」

ぼろぼろになったイ・スが王宮へたどり着きます。王やユン・フェが急いで彼の元へ駆けつけます。

イ・スが手を伸ばし、王はイ・スの手を取ります。

「海州(ヘジュ)の広照寺(クァンジョサ)に行ってください。そこに王様と私の夢、いや、朝鮮の夢を埋めておきました。王様にも簡単に見つけられるでしょう。最期のお別れにこのような無礼な姿で…お許しを」

「別れとは何です。せっかく戻ったのです。飲みましょう。戻ってきたら飲み明かす約束ではありませんか」

「王様はこれから先もずっとご苦労なさるでしょう。しかし、今までのように必ず打ち勝っていけるはずです」

イ・スはユン・フェの方を向き、彼に微笑みかけます。ユン・フェがイ・スに近づき…、イ・スはユン・フェに言葉を残すこともなく逝ってしまいました。

「目を開けてください。私に言いたいことがあるでしょう。きっとたくさんあるはずです、聞かせてください」

広照寺には、「勇士不忘喪其元」と彫られた木がありました。「義のためには命を懸けねばならぬ」という孟子の言葉です。「義のために死ねてこそ真の勇士」ーー王が世子時代に叔父を救おうとした時、イ・スにこの言葉を引用し、それを聞いたイ・スが忠寧大君を救うため、当時の王・太宗に王子の無実を訴えてくれました。

王は、自分を支えてくれたイ・スを想い涙します。

何食わぬ顔で、ワン・ジンとヘ・スらが朝鮮にやってきます。王は国葬に準ずる事態が起きたとして明の要人を出迎えません。

代わりに出迎えたユン・フェが、石碑の在り処に二人を連れて行きます。

「かつての明皇帝も国境として認めました」「この石碑が破壊されたら、朝鮮はその責任を明に求めます」「明は女真族に影響力を持っています。彼らが兄弟国の国境を守れないとすれば、貴国は大国とは言えません」

ワン・ジンはイ・マンジュに火薬と火薬職人のキム・セを与えます。

ドラマ序盤では反目していたファン・ヒとユン・フェが、67話頃からアイコンタクトで意思疎通ができるほど信頼し合っている様子が見られ感慨深かったです。

イ・スがユン・フェに「王様を独りにしないで」、キム・ジョンソに「王様を守ってくれ」と伝えるシーンは、別れを覚悟しているかのようで泣きそうになりました。嫌な予感がしますね。イ・スが無事帰って来られるとよいのですが。

私、イ・ス役の俳優さん好きなんですよ。たくさんのドラマでお見掛けしており、主役を支える味のある役を演じていることが多いからか情が湧いてしまいますね。イ・スの死は見ていて辛かったです。

大王世宗67話・68話・69話のあらすじ・ネタバレ・感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆

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