善徳女王 38話・39話 あらすじ・ネタバレ・感想

善徳女王

以下、ネタバレになります。続きが気になる、見逃してしまった、視聴後の確認用にご活用ください☆

ムンノを殺した者と三韓地勢を探したピダムは、キム・チュンチュが、三韓地勢をばらばらにし、折り紙にして遊んでいるのを見つけ、彼に怒りをぶつけます。

ヨムジョンは、「チョンミョン王女の息子であるチュンチュこそ、三韓地勢の主だと思う。だから、あの本を差し上げた。地図はムンノのものではない、俺の物だ。あいつを王にしよう。やつのことはミシルも推している、あいつなら間違いない。
お前も、地図をユシンに奪われると思ったから、ムンノに剣を向けたんだろ?お前には、俺の気持ちがわかるよな?」と言います。

「その傷がうずくたび、鏡を見るたび、しっかり思い出せ。俺を裏切ったり、逃げたりすれば殺す。そして、俺たちが擁立する次の王はあのガキじゃない」

ユシンは、
チュクパンとソルチは大郎頭(テナンドゥ。郎徒の6番目の等級)に
飛天之徒(ピチョンジド)のヤンギルは大徒(テド。郎徒の最高位)に任命、
ウォルヤを少監(ソガム。武官の8番目の等級)に任命します。

伽耶遺民のウォルヤやソルチが登用されたため、チルスクは警戒します。

新羅の地には、農地が少なく穀物が十分になく、さらに、農具も足りません。

凶作に加え、ミシルたち貴族が穀物を買い占めているため、穀物の値が上がり、民は食べる物がありません。

その頃、チュンチュは、ポジョンの娘、ポリャンに気があるふりをして(ふりなのか、本当に気があるのか)、馬鹿なふりをして政治的情報を手に入れていました。

チュンチュは、生真面目なユシンを馬鹿にし、武術の教育をまともに受けなかったため、教育担当者をピダムに変えます。

穀物の買い占めについて疑問を持ったトンマンは、ミシルに直接聞きに行きます。
「商人なら、凶作を予想したら穀物を買い占め、価格を上げたあとに売り利益を得るのはわかりますが、貴族たちは、凶作で飢饉が広がれば救恤米を出さねばならず、利益は出てもわずかで、損をすることになります。なぜ、買い占めをして、価格を上げて、民を苦しめるのですか?」

「民がなぜ苦しむのですか?」

「飢えて貧しくなるでしょう?」

「飢えた民は、どうしますか?」

「民には、小作農も自作農もいます。それぞれどうするでしょうか?」

ミシルも、トンマンがどう対策をうつのか気になり、トンマンに答えを教えたようです。

ピダムが、チュンチュに勉学をさせながら、この件について聞いてみると
「者だけで勘定するからわからないのだ。穀物、鉄、金塊、得られるのはそれだけか?」
とミシルの意図を言い当てます。

ミシルは、自作農に高利貸しをし、土地と奴婢を得ようとしているのでしょう。そして、翌春には、
貴族が土地と奴婢を得ることで、王室は税収が減少しています。

高利貸しは法で禁止されていません。トンマンは、「商売をして」ミシルに勝ってみせる、とユシンに言います。凶作の度に救恤米を出しても、農民は土地を捨て小作農となるか流民になってきました。救恤米は対策にはなりません。トンマンは、ピダムを経由しヨムジョンの手下を使い、ミシルを相手に商売を始めます。

程なくして、穀物が市場に出回ります。貴族たちは「王室が蔵を開けたのでは?」と心配になります。穀物価格は上昇し続けますが、貴族たちは買い占めを続けます。

ミシルたちに呼ばれたユシンは「価格が上昇しているので、王室の穀物を市場で売れば財政が良くなると仰っていた」と正直に答えます。

王室の穀物が出回れば穀物価格は下がる…今、売ったら大損害…耐えきれなくなった小貴族は穀物を売りに出し、価格は少しずつ下がり始めます。

ミシルたちに王室の穀物で商売をしたことを責められると、トンマンは、「救恤米は別の方法で用意している。王室は高値で穀物を売りました、値下がりしたあとに買い戻します。王室は大きな利益を得るでしょう。出回る穀物が増えれば価格が下がって、市場が安定する」と言います。

ミシル「我々貴族が、買った穀物を売りに出さなければどうなさるのですか」

「耐えきれないはずです」「蓄えている兵糧米も全て出します、すでにソヒョン殿が動いています」
「穀物の不測のせいですか?自作農を没落させようと貴族らがしたことでしょう?わたくしは民を相手に商売をしていません」
「出すと公表するだけです。価格の上昇の理由は、穀物が足りないからではなく、足りなくなることを恐れて、皆が必死に買いこんだためではないですか?同じことです。実際は出さずとも、兵糧米を出すと噂を聞けば、値下がりするのを恐れ、必死で売りに出す。そのため、価格は下がるでしょう」
「売らずにいられますか?耐えるには、あまりにも高値で買われたのでは?」

「璽主がおっしゃいました、それが人の心だと。皆には耐えるべきだと言いながら、今、誰よりも先に売りたいのが本音では?」

トンマンは、10両になったら米を買い占めるようピダムに命じます。

貴族たちは耐えきれず米を売り、値崩れが起きます。

ミシルは貴族を敵に回しては政務に支障があるのでは、とトンマンに言います。

「ところで璽主、昔からずっと疑問を持っています。
璽主は賢い方です。鋭い洞察力、行動力、指導力、全てに秀でておられます。
なのに、どうしてチヌン大帝以降、新羅は停滞しているのです?」

ミシルは何も答えず部屋を出て行きます。

ミシル一派は和白会議を開きます。

トンマン「貴族たちが穀物を買い占めたことで市場で殺人が起きた、貴族たちが犯人だ、
私は、民が穀物の値のせいで苦しんでいるので兵糧米を出しただけだ。
民が飢えたら食糧を与えるのが王室の伝統で、大等(テドゥン)の伝統で、そのための和白会議では?民の飢餓は見過ごせません」

ミシル一派は、トンマン王女が手順も原則も無視したとして政務から身を引くことを求めます。

「私を政務から遠ざける方法があります。買い占めを禁止する律令を提案します。これをお認めください。ならば、私は政務から退きます」

もちろん反対するミシル一派。ハジョンが騒ぎを起こし、会議は終了します。

夜、米を売って得た利益の使い道について相談するトンマン、ユシン、ピダム。

ピダムは、トンマンとユシンが親しげなのを見て嫉妬します。

トンマンは、米を売って得た利益を使い、武器を作る強い鉄で農機具を作り、自作農を増やそうと考えます。

同じ頃、安康(アンガン)城の民が暴動を起こし、太守を人質に取ります。安康城は、セジョンの領地でしたが、凶作なのに、例年通りの租税を徴収されたため、食べる物がなくなり、我慢の限界に達したようです。

セジョン・ハジョン親子を呼ぶと、「王室に納める租税を免除してくれたら、その分を民に返す。王女様が商売をなさったせいで、大損害を被った」と言われてしまいます。

トンマンは自ら安康城に行き、「徴収した租税を返してやる。そして、荒れ地と農機具を与える。ただし、安い利子で貸すのだ。租税の250石と、荒れ地から収穫した50石を来年返してくれれば、それ以外の穀物はお前たちの物だ、土地を耕してくれれば土地もお前たちに与える」と村長たちに約束します。

反乱の首謀者はさらし首にする決まりですが、王女はユシンたちの反対を押し切り首謀者を許そうとします。

「首謀者の罪を猶予する代わりに、私の考えを村人に伝え、村人を導け。
もし従わなければ、今日助けたそなたの命を奪うことになるだろう」

しかし、王女が都へ戻ると、安康城の民は、穀物と農機具を持って逃げたと知らせを受けます。

王女の敗北を知ったミシルは「民は、真実を重荷に感じます、希望を持て余し、話し合いは面倒がり、自由を与えると躊躇します。民は即物的で駄々っ子と同じ」とトンマンに教えます。

「しかも、暴動を起こしても処罰をしない前例までお残しに。処罰は嵐のように厳しく毅然と、褒美は少しずつゆっくり。これが支配の基本です。この国を滅ぼすおつもりですか?」

「飢えた者たちが行う行為を暴動とは言いません、生存と言います」

「生存?それで生かしてくれた者を裏切り逃げたのですか?」

「私が信じられなかったのです。璽主が統治なさる間、一度もなかったことですから。
あなたはいつも恐怖で統治してきました。
やっとわかりました、それがチヌン大帝以降の新羅が発展しなかった理由です」

「どういうことですか?」

「璽主は、国の主ではないからです。国の主であれば、民を我が子のように感じたはず。常に語り掛け、常に理解させようとし、常に彼らの幸せを望んだことでしょう。
主でないから、他人の子を世話するようだったのでは?
常に𠮟り、常に押さえつけ、常に寝かしつけようとした。
主でない人間が、国や民のための夢を持つわけがありません。
しかし、気の毒に、夢なき者は決して英雄にはなれません。
夢なき者の時代は、一歩たりとも前へ進めません」

「ああ、あの言葉には感銘を受けました。
『嵐のような処罰と、少しずつ与える褒美』。『前例を残すな』という言葉にも同意します。
ゆえに、決して前例にはならぬようにするつもりです」

ユシンは安康城の民を捕えます。
「もう一度機会をください」
「荒れ地を開墾できるという保証はなく、もし開墾できなければ、借金が増えていくばかりです」
「我々には、良い鉄かどうかわかりませんから、どうせ王女様も利子を取りたいだけでしょう。貴族たちと同じように」

「本当にわからぬのか。私は土地を与えようとしたのだ。毎年実りのある自分の土地、代々受け継がせることができるお前たちの土地を」

「土地はいりませんから、命だけはお助けください」

トンマンはミシルの言葉が真実だと思い始めます。

ミシルもトンマンに言われた言葉が気になっていました。

トンマン「私は、何があっても必ずお前たちに土地を持たせてやる。そして、ただ単に穀物を得るだけでなく、生きる喜びを、希望を、見出せるようにしてやる」

そう言い、村長の前へ進み、ユシンの刀を取ります。
「お前は約束を捨てた。私との信義を捨て、お前の村人の未来を捨てた」「未来を…希望を…お前たち自らに悟らせる。私は決して諦めたりせぬ」

村長は命乞いしますが、トンマンはミシルに言われた言葉を思い出し、涙を流し村長を殺します。

「必ずや、やり抜いてみせる」

衝撃的な最後でした!

善徳女王38話のあらすじ・ネタバレ・感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆

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