大王世宗 63話・64話・65話 あらすじ・ネタバレ・感想

大王世宗

朝鮮時代最高の君主・世宗の激動の生涯を描いた歴史超大作ドラマ『大王世宗』63話「悲しき再会」64話「放火事件発生」65話「泣き虫タミ」あらすじ。

民が女真族の帰化政策に反対し、都では放火まで起こる大騒動に。マルセンは密かに謀反計画を進め__。

以下、ネタバレになります。続きが気になる、見逃してしまった、視聴後の確認用にご活用ください☆

国境を越え朝鮮に保護を求める女真族が増え、王は彼らを朝鮮の民として受け入れようとしますが、マルセンは「民間人を装い兵士が侵入してくるかもしれない」と反対します。

こればかりはマルセンに賛成です(^-^;

明の皇帝が崩御し、側室のダヨンに殉葬が命じられます。

ホ・ジョはヨ・ジンに「時代錯誤な悪習だ。後ろ盾のある者は名簿から抜いたのだろう。朝鮮人だからと軽んじるのは許さない」と言いますが、
ヨンシルを得たいヨ・ジンは「ヨンシルを明に渡せば、妃殿下の殉葬を防いでみせる」と取引を持ち掛けます。

明に使者として赴いていたヨンシルが、ホ・ジョ、ヨ・ジンの会話に入ってきたので、天文技術を得た際の取引がホ・ジョに知られてしまいます。
「私の開発した技術を明に渡すと約束しました。その代わり天文技術を教わりました。天文による恩恵は明の民だけでなく他国の民も受けるべきです。同様に暮らしに役立つ技術を私が開発すれば他国の民も恩恵を受けるべきです。誤解を招かぬよう隠していました」

ヨンシルは技術を盗んだ時にダヨンが協力してくれたことを話し、ホ・ジョを説得、ホ・ジョも自国の民を救いたいと考えています。

ファン・オムが「死体をすり替えよう」と提案、ホ・ジョらは当然この計画を支持します。

ホ・ジョ「ファン・オムが我々を助けてくれるとは、ファン・オムを見直した」

チェ・へサン「それはファン・オムが朝鮮人だから」

この会話がヘ・スに聞かれてしまい、裏切りが知られてしまったファン・オムは、ワン・ジンに致命傷を負わされてしまいます。

瀕死のファン・オムは、ヨンシルのもとへ行き、謝罪します。
「妃殿下もお前の死を望まない。妃殿下はもし助かったとしても、そなたとは一緒に行かないつもりだ。重荷になりたくないと仰った。そなたは私と妃殿下の分までしっかり生きてくれ、それが妃殿下の望みだ」
そう言ってファン・オムは息を引き取ります。

ヘ・スはダヨンの部屋へ行きます。
「生きたいか?チャン・ヨンシルが盗んだ情報を明かせば、お前の命は助けよう」

ダヨン「心が残っていれば私は死なない」

ダヨンが最期に外の景色を眺めていると、花火が。ヨンシルが上げたものだと気づきダヨンは泣きます。ヨンシルも宮殿の方を見ながら号泣。

ダヨンは用意されていた首〇り紐に首をかけます…。

2年後、世宗8年(1426年)2月、都では女真族の受け入れに不満が高まり、放火による火災まで発生します。

騒動を起こさせたのはマルセンでした。

「憤った民心は新たな王を求めるでしょう」
マルセンは敬寧君を王にしようとしています。

“女真族ではなく朝鮮国民のための王を望む”
多くの檄文が撒かれます。

役所という役所、都中に放火され、民が犠牲になります。

帰化を望む女真族を受け入れることは朝鮮の安全のためでもあったのに、朝鮮の民からその政策が受け入れられず、王は憤ります。

マルセンは証拠もなく北三道の民を捕えます。

ハン尚宮は、「黒幕は敬寧君だ」
「マルセンが敬寧君に接近している」
「王様が資質を疑われる今、利益を得るのは誰でしょうか」
「私が育てた女官たちが情報をくれる、ただの臆測ではない」と王后に伝えます。

朝廷にて。

マルセン「内乱寸前のこの状況は王様のせいです。帰化政策は直ちに廃止してください」

ホ・ジョ「ヨンシルの官職を剥奪し、身分制度を立て直すのです。最下級の者を人間扱いしたばかりに民がつけ上がり、王室に朝廷に反抗している」

王に意見を求められた大提学も「彼らが犯行する余地を与えてはいけない」と同調します。

マルセン「人情に流され、民の事情など考える暇はありません」

ファン・ヒまでもが「帰化政策とヨンシルの官位のために、北三道の民を罰するしかない。都の民を宥めなければ」と進言します。

王后は孝嬪を呼び出し「放火の黒幕をご存じですか?孝嬪様と私、王室の全員です。民の事情も考えず贅沢三昧、王室の傲慢さが民に放火までさせたのです。責任を取る方法を考えねば。
焼け出せれた民のために王室も力を貸したい」と言い、かんざし抜き、民を救うための資金にする姿を見せ、協力を求めます。

チョン・インジら集賢殿の学士が「放火は北三道の民ではない」と証拠を見つけます。

火災発生現場で発見された木材には、燃えやすいよう椿油が塗られていました。
椿油は高価な上、北方では入手困難です。
さらに、放火に使われた竹には硝石(しょうせき)が塗られていました。硝石は一般には流通していない火薬原料です。
黒幕は都の金持ちで、軍部関係者ということになります。

王宮に北三道の民のリーダー的女性が乗り込みます。王に近づきますが、捕らえられ…。

「やはり忘れていたのですね、大君様。私は、両親を女真族に殺され、鏡城(キョンソン)でいつも大君様の後ろをついて回っていたタミです」

「文字を学ぶ暇も、本を読む暇もなかった。暗いうちに起きて星が出るまで働いても年貢どころか食べることさえままならない。民と同じ暮らしをしても不満に思わない大君様が王様になったと聞いて私たちは喜びました。
なのになぜ忘れたのですか?国民の痛みを忘れ、敵を招き入れるのが国王ですか?
私のお父さんとお母さんがなぜ死んだか知っていながら、どうして奴らを朝鮮の民にするのです?」

「余にその事情を知らせる方法はなかったのか?」

「読み書きもできない私たちにどうしろと?」

「それで都で騒ぎを起こし、火まで放ったのか?」

「違います、火はつけていません。私たちが選んだ方法は他にあります」

タミは北三道の状況を伝えるために絵を描いてきていました。
敵に足を斬られた者、指を斬られた者、飢えで餓死した者…。
その絵を見て、王は涙を流します。

マルセンは北三道から来た者たちの野営地に派兵しようとします。派兵を知ったタミの仲間たちは王宮に押し寄せ「王を出せ」と暴動を起こします。

軍が鎮圧しようとしますが、王は護衛を下がらせ、北三道の民の前に進み、重臣たち、王族、軍部が状況を見守る中…土下座します。

「余はなんと罪深き王か。民を天と崇めると口では言いながら、そなたたちの苦しみを察してやれなかった。
いや、共に苦しまなかった余を決して許すな。
敵の刃からそなたたちを守れず、家族の命を守ってやれなかった。その悲しみを分かち合わなかった余を許すな。
不徳な国王をそなたたちの手で罰してくれ」
そう言って涙を流します。

「大君様だ。俺たちが慕っていた大君様だ」

タミの無事も確認でき、北三道の民たちは跪き、王に頭を下げます。

「我々を守ってくれますか」

「余をもう一度信じてくれるか」

「王様、信じます。我々をお守りください」

マルセン「逆徒に謝罪などあり得ぬことです。今からでも鎮圧のご命令を」

ホ・ジョ「身分の秩序を正し、女真族の帰化を全面撤回なさるべきです」

王「身分を理由に登用しないことも、帰化を望み、命懸けで来た者を追い返すことも、民を愛すという原則に反することだ」

王は「証拠がなく捕えることはできない」と捕らえられた北三道の民を釈放し、孝寧大君のいる寺に彼らの保護を求めます。

しかし、怒った都の民が北三道の民に報復をしに来ます。

民心を落ち着かせるには、放火の真犯人を捕えなくてはなりません。

王は「北三道の民の暮らしを安定させるため、屯田(兵糧米を調達するための土地)を廃止し、北方で開拓した屯田は農地のない貧しい民に支給する」と発表します。

「北三道の民は年貢と屯田開拓の二重苦にあえいでいる」
「軍備には別の財源を充てる。余は現行の租税制度を大幅に見直す」

ユン・フェが王に代わり発表します。
「肥沃度と豊凶で等級をつけ取り立てる税額を決める。税額の決定は不正防止のため、敬差官(キョンチャグァン)を派遣して行う。私田を持つ地主には田制詳定所に個人の私有地を申告させます」

強引な取り立てを防ぐために、両班が集める小作料も申告させ、一部は国税として納めさせるということです。

「この教示を本日正午より都を始め朝鮮全土に布告する」

「両班たちを説得するのはそなたたちの仕事だ。この国は両班たちの国でもある」

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両班たちは当然反対し、上奏を書きます。

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王は、孝寧大君、敬寧君を呼び「王室に贈与された土地を50結ずつ回収したい。王室が模範を示し、両班たちを諫めたい」と協力を求めます。

マルセンは集賢殿にいるチェ・マルリに「他民族の血が入ることは朝鮮のためにならない」と言い聞かせます。

「新たな王を立て新時代を開こう」
マルセンは地方にいる兵を集めようとします。

その後マルセンは、帰宅中に覆面の集団に襲われ、部下は皆倒されてしまいます。

あっさりと亡くなってしまったダヨン。彼女が明へ行ってから、かなりの歳月が経っているはずですが、ずっと想い続けていたダヨンとヨンシルが尊いです。

敬寧君は忠寧大君を信頼し尊敬していましたので、マルセンの策には乗らないと思っていましたが、王位に対する欲はあったのですね。王位、絶対的な権力、目の前にあれば欲が出るものなのでしょうか。

大王世宗63話・64話・65話のあらすじ・ネタバレ・感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆

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