大王世宗 61話・62話 あらすじ・ネタバレ・感想

大王世宗

朝鮮時代最高の君主・世宗の激動の生涯を描いた歴史超大作ドラマ『大王世宗』61話「娘の願い」62話「報復か正義か」あらすじ。

シム・オンの復権を巡り、再び朝廷が揺れる__。マルセンは、シム・オンを死に追いやった悪党なのか、朝鮮に必要な重臣なのか…。

以下、ネタバレになります。続きが気になる、見逃してしまった、視聴後の確認用にご活用ください☆

世宗6年(1424年)、天文簡儀台の建設が進む中、明の勅使がやって来ます。ヨンシルらを疑っているヘ・スは、なんとかして王宮に入り証拠を掴みたいと考えます。

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ジョンソ公主の部屋に見舞いに来た王に、ハン尚宮は、シム・オンと妻の復権と身分回復を願い出ます。

ジョンソを診た医者は心脾血虚(しんびけっきょ。再生不良性貧血)と診断します。

マルセンは、チェ・マルリをはじめ集賢殿の学士たちを取り込もうとしています。

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しかし、勅使は理由も告げずに急に帰国してしまいます。

情報を漏らした者がいるのか、明で重大な何かが起こったのか…。

そんな中、ジョンソは息を引き取ります。父の手に母の手を重ね、「この手を離さないで、母上。父上も泣き虫でとても可哀想だわ。私には家族が皆で集まって楽しく笑った日があったかどうか…思い出せません」

キム・ムンは、集賢殿の仲間に「自分は集賢殿に入った時からマルセンの密偵で、マルセンの不正を隠蔽し、そのお陰でヨンシルは官職に就き、簡儀台の情報を明から守ることもできた」と明かします。マルセンが北三道(プクサムド)に行き、何かやらかすのではないかと心配したためです。

そこにジョンソの死が伝えられます。

チェ・マルリ「今こそ、シム・オン様の復権と責任者の処罰を提起しよう。マルセンが王様に不当な裁可を迫った」

キム・ムン「収賄罪もです。シム様を陥れ権力を握ったのは、隠し財産を守るためです」

「ユ・ジョンヒョン、ホ・ジョ、ピョン・ゲリャンもだ」

しかし、チョン・インジは復権に反対します。
「マルセンらが朝廷に必要な人材だから、王様はシム様を逆徒にした。臣下でも罰しないのだ」

マルリとシン・ジャンは、司諫院、司憲府にシム・オンの復権を望むと上奏を書かせます。
ファン・ヒはそれを止めますが、ピョン・ゲリャンは「やり通せ」と言います。

「彼らが必要だから我慢してきたわけではない。反旗を翻せばどうなるか、余に制圧する力があるのか、それを恐れて避けてきた。余はもう目を背けぬ」

問題になっている当人に重役を任せるわけにはいきません。
人事を任されているユ・ジョンヒョンは、明に派遣する者を、ホ・ジョ、ピョン・ゲリャンから、ファン・ヒとユン・フェに変更。マルセンは、全軍の指揮権をチェ・ユンドクに譲り、彼を大将とした中央軍を北三道に送ることを決定(この問題がなければマルセンが派遣される予定でした)。
王の側近が朝廷から遠くに送られることになります。

マルセンらを捨てることが国のためになるのか王は悩みます。そんな王の姿を見た王后はユ・ジョンヒョンを呼び出します。

「王様は矢を放つでしょう。私は止めないつもりです。よく考えなさい。どう答えるかで、そなた一人くらい守ることはできます。私の父は、そなたにとって今でも逆徒ですか」

「この書状を集賢殿、司諫院、司憲府にも送りました。全ての者に従うよう申しつけます。
逆徒の家族の苦痛がどれほどのものか分かっています。私もまた犠牲者だからです。そなたとそなたの家族は私が守ります。だから、そなたはその手で選んだ賢者に、王様に仕えることだけを考えてください」

“朝鮮の国母である后の意見を述べる。
父であり前領議政であったシム・オンの復権は望まぬ。当時の責任者への処罰も道理に合わぬと考える。
速やかにすべての論争を止めよ。国母の願いである。臣下たちはこれを軽んじてはならぬ”

ユ・ジョンヒョンは集賢殿に行き、当時、義禁府の提調だったとして、自分の辞職を持ってこの問題を収束しようとします。
「使える人材を朝廷から排除することは、亡きシム・オンも望まないだろう。シム・オンの奥方様の復権は私が命に代えて王様に上奏する。
シム・オンは逆徒ではない。彼に反逆心はなかったと私は判断している。
それでも私はこの問題にこの辺で終止符を打ちたい。
完璧な提案とは言えない。だが現実を見据えた最善策だとは思う。我らの世代の過ちをくり返さぬことを課題に残させてほしい。ここを密室政治の場にしてはならぬ」

ユ・ジョンヒョンは集賢殿の若者たちに深く頭を下げます。

王后は王に寄り添います。
「泣きたい時は中宮殿にお越しください。ずっと独りでお辛かったでしょう。王様は国母が一番に心を寄せる民なのに、長い間あなたを独りにしてしまいました。あなたの苦しみや痛みを分かち合うこと、それを私の役目として受け止めます」

“アン氏(シム・オンの妻)は、ジョンソ王女の没後2年に復権した。さらに世宗は1431年に拷問や自白強要による冤罪を防ぐために証拠主義を導入した。しかし、シム・オンの復権は世宗の没後1年のこととなる”

61話でヨンシルの父親について明かされました。
ヨ・ジンは「天文儀器の技術を教えるから取引に応じよ。そなたの父は明国で大商人になった。明はそなたの父の国で、それなら、そなたの国でもある。だから、そなたもこの国の役に立つべきだ」とヨンシルに取引を持ち掛けていました。
ヨンシルがヨ・ジンとどんな取引をしたかは明かされていませんが、父親が明で大商人になったのなら、朝鮮で奴婢なんてしなくて良かったのに、明に行ったらよかったのに…と思いますよね(^-^; 
ダヨンがいること以外、朝鮮に残る理由はないのに…。父親が明にいるなら、ダヨンが明の貢女になった時に明に行けばよかったのに、と。
父親のエピソードは後付けした感じが否めないですね(^-^;

Wikipediaには、ヨンシルの両親について次のように記載されていました。

蔣英実の父親は、中国からの移民の八世孫であり、高麗王朝の頃は高官の地位にあった[2]。高麗から朝鮮へと王朝が交代すると、朝鮮王朝の太祖李成桂は高麗の王室とこれに仕えていた者たちの迫害を始めた。蔣英実の一家も罪を責められて賤民(奴婢)の身分に落とされ、蔣英実の母親は妓生とされる辱めを受けた[3][4]

Wikipediaより引用

ヨンシルの父は、高麗時代は役人だったのですね。高麗滅亡後、父親は明に渡ったかどうかは記されていませんでした。

「英実」という名前は確かに両班が使う感じで、元から奴婢だったわけではなさそうです。

そういえば、ダヨンの父も高麗の高官で、王朝が変わってからは目立たないように暮らしていたものの、身分は保持していましたね。
ダヨンの父とヨンシルの父の運命をわけたものは何なのでしょうか??

そして、62話。王后様が本物の賢者!!
「過去より未来を」とは言いますが、父親の名誉回復よりも、国と王のために臣下を失わないように、という選択はなかなかできるものではありません。父の名誉回復を望まないはずはないですから。
世宗は朝鮮時代最高の君主と評価されていますが、王后がこの方でなければ、偉業を果たせなかったかもしれませんね。

大王世宗61話・62話のあらすじ・ネタバレ・感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆

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