ドラマ『コッソンビ 二花院（イファウォン）の秘密』基本情報
放送年：2023年
話数：全18話
主演：シン・イェウン、リョウン
演出：キム・ジョンミン
脚本：クォン・ウンミ／キム・ジャヒョン
ジャンル：フュージョン時代劇、ミステリー
視聴方法：U-NEXT Netflix AmazonPrime
作品のテーマ：家族・愛する人・主君・国と民、守りたいもののために命を懸ける若者たち
あらすじ（ネタバレなし）
あらすじ
物語は、政変により廃世孫となり兵に追われるイ・ソルが、父親の葬儀を行っていたユン・タノの屋敷に忍び込むところから始まります。
13年後、タノは、生活のために屋敷でソンビ（科挙の受験生）向けの宿・二花院を営みます。
宿泊者となった3人のソンビ（※１）たちと絆を深めていきますが、ある日、タノはチャン・テファから「亡父が、貧しいソンビを助けるために私から銀100両を借りた、返せなければ二花院を引き渡せ」と言われてしまいます。
一方、王は13年前に取り逃がした廃世孫（現王の甥）を探します。
チャン・テファがイ・ソルを探していると知ったタノは、借金返済の代わりにイ・ソルを探すとチャン・テファに申し出ます…。
二花院で生活する3人のコッソンビ（※２）のうち誰かがイ・ソルなのだと思いますが、どのソンビもそれと思わせるような言動があり、冒頭は「誰がイ・ソルなのか」を探るミステリー調になっています。
その後、タノはチャン・テファに、イ・ソルを守る「番人」を見つけたら借金を帳消しにすると言われますが…。「イ・ソル」と「番人」は誰なのか…。
※１ 「士人（ソンビ）」学識があり、高潔な人
※２ 「コッソンビ」花のように麗しいソンビ
時代背景
『コッソンビ』は、特定の王の時代を描いているドラマではなく、王や王族を含め、全て架空のキャラクターですが、「清国」という言葉がでてくる点を考えると仁祖以降ということになります。
キャストと登場人物
ユン・ダノ（演：シン・イェウン）｜父親を亡くし、家を守るため始めた下宿屋「二花院」の女主人。
カン・サン（演：リョウン）｜科挙武科受験のため二花院に下宿する。
キム・シヨル（演：カン・フン）｜気ままな青年。科挙の勉強をしている雰囲気はないが、二花院に下宿。
カン・フン出演ドラマ：『赤い袖先』ホン・ドンノ
チョン・ユハ（チョン・ゴンジュ）｜優しく真面目な良家の庶子。
見どころ＆名シーン
見どころ① 「イ・ソル」と「番人」は誰か。ミステリー調が面白い
前半は、「イ・ソル」と「番人」を探すミステリー調。ミスリードに何度も騙されました。
見どころ② 最終回も予想しない方向に
最終回がとにかく良いです。ネタバレなしで書きたいので詳しくは書けませんが、予想もしない結末と、それぞれの選択も心が温まるもので、ハッピーエンドです。
名シーン
役目に苦しんでいた「番人」は、役目をやり遂げたあとは、これまでの自分と決別し遠くに行こうと思っていましたが、最終話では、「番人」としてではなく、「友」として、共に戦うことを選びます。
感想
主要キャラクターは、キム・シヨル役のカン・フン以外は、はじめましての俳優さんばかりで、時の流れを感じます（笑）どんどん若い人に入れ替わっていくんだな～って（笑）
青春ドラマのためか、役者さんの演技力の問題か、ドラマ全体の感想としては正直そこまでですが、最終回を見るために見てほしいです。アラフォーのおばさんには青春ドラマは、ハマりませんでしたが、時代劇にはなかなかない「ミステリードラマ」は新鮮で楽しめました。
こんな方におすすめ
- ミステリードラマが好きな方
- 青春・恋愛ドラマが好きな方
コッソンビが好きな方におすすめのドラマ
『暗行御史～朝鮮秘密捜査団～』
ミステリー要素が多め。
『ポッサム～愛と運命を盗んだ男～』
「大切な人を守る」というテーマなので、『コッソンビ』と通じるものがあります。
まとめ
『コッソンビ』は、ミステリー×青春×フュージョン時代劇。
U-NEXT、Netffix、AmazonPrimeで視聴可能です。
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