27話
シン・ソクチュとソゲは、行商人たちが商売にしそうな品物を一切買わせるな、仕事ができないようにしろと大商人たちに命じます。
峠を越えたボンサムは行商人達に称えられます。千家客主から山賊になっていたウットルの仲間の一人が、罪滅ぼしのため、峠を越える行商人の為に宿屋を始めます。そこにソゲが来て、ソゲはボンサムに対する尊大な態度を責められます。ソゲはユギジョンの海産物客主を断ったボンサムに「後悔するぞ」と言いますが、ボンサムは「商道と信用を大切にすれば金はついてくる。父さんの教えを信じて生きていきたい」と答えます。
シン・ソクチュはキム・ボヒョンの元に行き、一旦争いは止め、ボンサムを倒すために力を合わせようと申し出ます。
「ユギジョンの命令で、元山の27の客主が行商人に品物を売らない」と結束したことをボンサム達は知ります。ボンサムの通知文を見て峠を越えてきた行商人達が、品物を買えないのはボンサムのせいだと押しかけてきます。それを見たソゲは「後先考えないからだ」「品物は絶対に渡さない」とボンサムに言います。
妊娠中毒に苦しむソリンにシン・ソクチュはケトンを呼びます。ソリンと二人きりになったケトンは「ソリンの想いがボンサムも私も大行首もお腹の子も皆を傷つける」とソリンに罵声を浴びせます。
追い詰められたコムべ達は客主を襲って品物を盗む、通知文を見て来てくれた行商人達の為だ、ボンサムには迷惑を掛けないと言い出します。それを聞いたボンサムは、自分が品物を仕入れてくるから心配するなと言います。ボンサムはソゲのところへ行き頭を下げますが、それで親切にしてくれるソゲではありません。ボンサムとソゲの話を聞いていた辛家の使いが密かにボンサムに手紙を渡します。そこには“桑村”とだけありました。ボンサム、チェ・ドリ、ソンドル達は桑の村に行きます。村人は「コオロギが生糸を食べてしまい品物はない」と言いますが、ボンサムは闇取引を強いられているのだと気づきます。そして「生糸を売ってほしい、これから先ずっと買う、他の行商人達にもこの村で買うように勧める、そうすれば適正な値で生糸が売れる」と説得します。
客主27話のネタバレでした。最後までお読みいただきありがとうございました☆