大王世宗 75話・76話・77話 あらすじ
朝鮮時代最高の君主・世宗の激動の生涯を描いた歴史超大作ドラマ『大王世宗(テワンセジョン)』75話「新たなる決意」76話「政治とは」77話「世子の四輔星」あらすじ。
文字が読めない貧しい民の現実を知った世宗は、民のための文字作りを決意!世宗の新たな戦いが始まる。
以下、ネタバレになります。続きが気になる、見逃してしまった、視聴後の確認用にご活用ください☆
大王世宗 75話「新たなる決意」
文字を読めない貧しい民の現実
お忍びの視察に出かけた世宗は、チョンドゥンという奴婢に刃を突きつけられます。
男は、若旦那が父親を殺したところを見たと役所に告発しますが、使用人が主人を告発することは法で許されておらず、役所の長官は彼を無視。それどころか主人殺しの犯人として捕まってしまいます。
王は儒生を装って長官に会いに行き「殺人と謀反の告発は使用人にも許されている」と訴えますが、チョンドゥンの手押が推された「パク進士(チンサ)を殺せば100両を払う」という書面を見せられてしまいます。
文字の読めないチョンドゥンは「若旦那様から『いい話だから押せ』と言われたから押した」と動揺しています。
ユン・フェが近隣を調査すると「チョンドゥンは虫も殺せないような弱気な男だ」と村人は口を揃えて言い、父親を殺された若旦那には悲しんでいる様子はありませんでした。
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世子は酔いつぶれ歩いているところを王に見られ、𠮟られてしまいます。
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晋陽はチョンドゥンの件で検死を提案し、王は長官に検死を求めに行きますが、儒生を装っているため相手にされません。
「王様を動かして王命を持ってこい」
王は王命を発動し、長官を朝廷に呼び出し、正体を明かします。
「王よりも一介の民を大切にしてほしかった。最下層の者であっても管轄の民を大切にしてこそ、真の役人だ」
検死の結果、犯人は左利き、つまりチョンドゥンが犯人と思われましたが、刺し傷は全て亡くなってからつけたもので、実は毒殺ということがわかりました。
さらに、パク・キョム(若旦那)が毒を購入したと証言する薬屋を見つけ、チョンドゥンに罪を擦り付けようとした計画的な犯行ということが発覚します。
パクは賭博にのめり込んでおり、借金を隠すために犯行に及んだようです。
放免されたチョンドゥンには子どもが生まれます。
「良かったな」と王は声をかけますが、「低い身分に生まれたので、娘も同じような目に遭うかもしれない」と率直な気持ちを吐露します。
王は、民が読める朝鮮独自の文字が必要だと考えるようになります。
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そんな中、明皇帝が崩御し、9歳の新皇帝が誕生します。明では新皇帝を巡る権力闘争が激化するでしょう。
ユン・フェは体の痛みを酒で誤魔化し、集賢殿に酒を隠し持っています。
大王世宗 76話「政治とは」
民のための法と文字
朝鮮独自の文字を作ろうと王が決意し、資料を集めた矢先、二日酔いによりユン・フェが遅刻(書庫で寝ていました)。王はユン・フェに酒を控えるようきつく叱ります。
王宮では王后の誕生日祝いが開かれますが、家族のほとんどが嬪宮の不貞を知っているので、お祝いの席なのに、ぎこちなく不穏な空気が流れます。
王は、ついに集賢殿の仲間に「法典の翻訳」と「新しい文字の開発」について話しますが、民に法を教えることにも、新しい文字にも賛同を得られません。両班は民が知識を持つことを嫌い、それは集賢殿の役人も同じでした。
外交問題
キム・ジョンソは、女真族のオドリ族を制圧し、威吉道(ハムギルド)会寧(フェリョン)の地を取り戻し、豆満(トゥマン)の防衛線構築に励みます。
そんな中、蒙古族から密使がやって来ます。
王は、明に「朝鮮が蒙古や日本と密かに接触している」と情報を流します。
プンゲはファン・チャンに接触。
「ワン・ジンを先に討ちましょうか」
「そなたはワン・ジンの手の者では?」
「皇帝の臣下とお呼びください」
王と同じ夢を
日本に密かに接触しているのは、シン・ジャンの息子のシン・ソクチュでした。ソクチュは、義祖父のユン・フェや父が体調を崩すほど働かされるので、王に不満を持ち、優秀でありながらも仕官せずにいました。
王から文字創製について聞かされた領議政ファン・ヒは「文字とは権力そのもの」と王の危険な考えを止めますが、民を想う王の姿を見て、初心を思い出し、王の文字創製を支える決心をします。
「政治とは権力者のためにあるのではありません。私にとって政治とは…いえ、政治とは本来、弱者を保護するためのものです」「未熟者ですが王様と同じ夢を持たせてください」
ファン・ヒは、多数の外国語に詳しいシン・ソクチュを説得し仕官させることに成功します。
王は文字創製の時間を確保するために、世子への政務代行を決意、軍事権と人事権を除く全ての決裁権を世子に譲渡することにします。
嬪宮の決断
世子は嬪宮を許しません。嬪宮は同性愛を行なっていた女官に大量の装飾品を与え、王宮から出て行ってほしいと頼みます。
「嬪宮として、一人の男の妻として、できるなら国母として生きたい」
しかし、嬪宮の勝手な態度に激怒したソサンは「このことを国中に広める」と言い、出て行きます。
困り果てた嬪宮は、世子を守るために、王に全てを打ち明け、自分を廃妃にしてほしいと申し出ます。
大王世宗 77話「世子の四輔星」
シン・ソクチュの決意
シン・ソクチュはユン・フェの体を心配し、断酒するように言います。
「私を誘っておいて、いなくなるのはなしですよ」
「私も大切な王様やお前のような立派な孫婿と一緒に働きたい。お前が私の希望なのだ」
「仕事熱心になりすぎて体を壊し早死しただけだ」と父を評価するシン・ソクチュに、ユン・フェとファン・ヒは、シン・ジャンがやり遂げ国に遺していった資料や仕事を見せます。そこに父の姿を感じたソクチュは集賢殿に入り国に尽くす決心をします。
幼い頃から神童と言われ語学に堪能なシン・ソクチュは、科挙を受けたことがありませんでした。ソクチュの登用に政務代行…集賢殿の役人たちは王が本気で文字創製を考えていると気づきます。
世子に寄り添う父
そんな中、嬪宮と関係していた女官がチェ・マルリの屋敷へやって来、嬪宮との不貞を暴露します。チェ・マルリは女官を捕え、王に文字創製を止めさせる切り札として使おうとします。
王は酒と食事を用意し、世子の部屋に行きます。
「何が忙しくて息子と飲む時間もなかったのだろうか」
しかし、世子は「晋陽に世子の仕事をさせてください。賢くしっかりした弟です。立派に役目を果たすでしょう。私は病弱のため役目を果たすことができません。妻を連れて都を離れます。そうすれば嬪宮は自ら進んで地位を捨て病弱な夫に尽くす良妻と呼ばれるでしょう。それが王室の名誉を守る唯一の…」
「父は王室の名誉よりもお前の方が大切だ。独りで苦しませてすまなかった。心を打ち明ける相手になってやれなかった。すまぬ、ヒャン」
「お許しください、父上。父上の期待に応えたかったのに、どうしても嬪宮を抱けませんでした」
「お前は悪くない、お前のせいではない」
各国の文字に関する情報を集める
蒙古族は朝鮮の新兵器を欲しています。政務代行の前に解決しなくてはならない問題です。
ユン・フェは、王との節酒の約束を守っていますが、痛みから仕事中に倒れることが増えました。
シン・ソクチュは、事情を話して辞職させてもらおうと言いますが、ユン・フェは「迷惑はかけられない」と隠し通すつもりです。
王もユン・フェの顔色が良くないことを心配していますが、ユン・フェは体に鞭を討ち、蒙古の件は自分が解決すると王に申し出ます。
ユン・フェは、蒙古に水車の設計図を渡し、その見返りに『蒙古字韻』手に入れます。蒙古からの帰路ファン・チャンやワン・ジンに襲われたユン・フェは「文化交流」と言い張ります。
ファン・チャンはこの機会を逃さず「偽情報で明と朝鮮の間に軍事危機を作ったワン・ジンの責任を問う」と言います。
シン・ソクチュも日本や天竺(てんじく。インド)から各国の独自の文字についての資料を持ち帰ります。
嬪宮の件で世子を脅すチェ・マルリ
チェ・マルリは、世子のもとへ行き、嬪宮の不貞について知っていると打ち明けます。
「王が文字創製を行おうとしている。そのための政務代行だ。嬪宮の不貞について隠蔽してほしければ、王様の暴挙を止めるために政務代行を断ってください」
世子は文字創製について王に問います。
王「文字創製をやめる考えはない。今日で全ての政務はお前に移る、チェ・マルリの件は自分で決めるのだ」
翌朝、世子は「政務代行を拒む考えはない」とチェ・マルリに伝えます。
大王世宗 75話・76話・77話 感想
76話のファン・ヒが「王様と同じ夢を見させてください」と話すシーンは名シーンなので、必見です。
世宗の策士・師匠的ポジションで若き王をサポートしてきたファン・ヒが、「臣下として仕えたい」と心を新たにするシーンです。
ユン・フェの体調も心配ですね。早くに父親を過労死で亡くしたシン・ソクチュの側にもう少しいてほしいですし、世宗の友・師匠としてまだまだ彼を導いてほしいです。
大王世宗75話・76話・77話のあらすじ・ネタバレ・感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆




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