赤い袖先 1話・2話・3話 あらすじ
時代劇ロマンス『赤い袖先』見習い宮女と孤独を抱える世孫イ・サン、身分の違う二人の出逢い。世孫を巡る陰謀や誤解の中で育まれる二人の絆。笑いと緊張が交錯する1~3話あらすじ。
以下、ネタバレになります。続きが気になる、見逃してしまった、そんな時にご活用ください☆
赤い袖先 1話 ネタバレ
ドギムと世孫の出逢い
見習い宮女のソン・ドギムは、本を読み聞かせる伝奇叟(チョンギス。本を朗読し代価を受け取る者)遊びでお小遣い稼ぎをしています。
ある日、伝奇叟遊びが尚宮に見つかってしまい、ドギムは罰として亡くなった暎嬪(ヨンビン。英祖の側室)の弔問に行かされることになります。
実の祖母・暎嬪が亡くなったことを知った世孫イ・サンも東宮殿を抜け出し暎嬪の元へ。こうして二人が出逢います。
王との初対面、暎嬪の書を賜る
王が暎嬪の弔問にやって来たので、世孫は急いで隠れます。
ドギムは王に初めて謁見し、弔問の褒美に暎嬪が記した『女範』を賜ります。
「東宮殿の宮女だったな。もしかすると、お前も将来、この書の主と同じ道を歩むやもしれぬ」
王の側室の最期
ドギムに暎嬪の弔問を命じたチョ提調尚宮は「お前に王の側室の最期を見せたかった」「王の寵愛を受ける側室になれ」と持ち場に帰ってきたドギムに言います。
王宮を去る暎嬪の葬列を王宮に仕える者たち皆で見送ります。
赤い袖先 2話 ネタバレ
ドギム、世孫を守るために動く
チョ提調尚宮は禁書となっている『史記』を読まないよう、見習い宮女たちに言いつけます。
王は、実母を「身分の低いムスリ」と記した『史記』を禁書にしました。
先輩の宮女が「『世孫が史記を読んだ』と王様の御耳に入れて、世孫を廃する機会を作れば、淑儀様のご息女を重臣の息子に嫁がせるとあの方が仰った」と淑儀に話しているのを偶然耳にしたドギムは、主人である世孫を守ろうと(ドギムは東宮殿の宮女)書庫に急ぎます。
世孫の行動が王の耳に入り、王は激怒。
尚膳が『史記』を探しに東宮の書庫にやって来ます。書庫にいたドギムは屏風の後ろに隠れますが、尚膳が出て行く気配がないため困ってしまいます。
ドギムは、『史記』から王の母について書かれている箇所を破り、屏風の前の方に『史記』をそっと投げ出します。
尚膳はそれを見つけ王の元に。
王が書を確認すると例の箇所が破られています。「サン、読むなと言う命を守るためにお前が破いたのか?」
天の救いに、世孫は自分が破いたと言います。「禁じられた一節が読まれるのを恐れて、破いておきました」
王は機嫌を直し、世孫を抱きしめます。
世孫はホン・ドンノが機転を効かせてくれたと思い込み、世孫に聞かれたドンノも自分が破ったと言います。
ドギムの不注意で世孫を池に突き落としてしまう
世孫は暎嬪の弔問時に会った宮女を探しますが、会えぬまま年月が流れます。
ある日、急いでいたドギムは、前を見ず走っていたため、池の前にいた世孫にぶつかり、世孫と池に落ちてしまいます。ドギムは反省文を書くよう命じられます。
その夜、東宮殿に矢文が届きます。“罪人の子は王になれず”
誤解だらけの再会
翌日、東宮の書庫の番をしていたドギムは、そこで世孫に会います。世孫の衣を纏っていなかったため、ドギムはその人が世孫だと気が付きません。
「近頃、辺りに怪しい者はいなかったか?」書庫に入ってくるなり質問する男をドギムは警戒します。ドギムが何も答えないので、世孫は小銭を渡し情報を得ようとしますが、逆にドギムの怒りを買います。
「はした金で買収を?見下さないでください。見習いとはいえ、世孫様の宮女を買収するなんて」ドギムは小銭を世孫に投げつけます。
「宮女のくせに信義に厚い」世孫は呆れた様子です。
赤い袖先 3話 ネタバレ
提調尚宮に気に入られるドギム
ドギムは世孫を書庫から追い出します。落ちていた5両を「私は返した。落し物だから拾った」とちゃっかり自分の物にします。
提調尚宮(チェジョサングン)に筆写を頼まれたドギムは「私には難しすぎる」と断りますが、逆にそういうところが気に入ったと提調尚宮は帯飾りを差し出し、ドギムに筆写を引き受けるよう強制します。
世孫は「侍講官(シガングァン)兼司書(キョムサソ)」と名乗る
後日、世孫は、先日の宮女が間者だと誤解し、書庫に来てドギムを取り押さえますが、その後、誤解が解けます。
ドギムも世孫を侍講官(シガングァン)の者だと勘違いし、世孫はそれに乗り「侍講官(シガングァン)兼司書(キョムサソ)のホン・ドンノ」と名乗ります。
兼司書は都で一番の美男と聞いていたドギムは、それを聞いて失望。世孫が書庫から出て行ったので、ドギムは扉に塩をかけます。
夜、ドギムは宮女たちに小説の読み聞かせをします。
偶然通りかかり物語を耳にした世孫は、父王に愛されず、息子のサンに辛く当たる父(サド世子)を思い出します。
本物の兼司書との出逢い
ドギムは、ある日、王宮で本物のホン・ドンノに出逢い、名前も知らないその役人の優しさにほれぼれします。「あの方が兼司書様なら噂が理解できる…」
反省文の書き直し地獄
ドギムは世孫に反省文を提出します。筆跡から書庫で会う生意気な宮女だと気づいた世孫は、反省文の書き直しを命じます。
何も知らないドギムは、書庫に行き、兼司書(実は世孫)に「どこが誤りなのか教えてほしい」と頭を下げます。満足した世孫は「教える代わりに書庫内の虎に関する書を探し出せ」と命じます。
世孫はその後もドギムに何度も反省文の書き直しを要求し、漢字の間違いを100回書いてくるよう命じます。
ドギムは書庫で「宮女を見下している」「あれでは聖君になれない」と世孫への不満を漏らします。
その後、獣の生息地や罠の位置を記した虎退治に必要な重要な地図を発見。世孫はそれを元に虎胎児に出かけようとします。
赤い袖先 1話・2話・3話 感想
「東宮の宮女」として世孫を守ろうとするドギム。勇気のある行動ですが、実は、尚宮に「世孫様に何かあれば、宮中から追い出され居場所がなくなる。世孫様を命懸けでお守りしなければならない」と教え込まれており、洗脳によるものや保身のための行動でもありました。それでも、行動力は素晴らしいです。
王はヒステリックで感情の起伏が激しく、好きになれません。
世孫も、プライドが高く、目下の者を見下す嫌な性格(^-^;
ホン・ドンノは、ホン・グギョンですね。
主人公が走っているうちに、大人の姿に変わる演出は見飽きましたね…(^-^;
2話・3話はコミカルなトーンです。
『赤い袖先』1話・2話・3話のあらすじ・ネタバレ・感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆
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