王になった男 12話 あらすじ
ヨ・ジング主演『王になった男』12話あらすじ。
朝廷へ復帰したハソンは、民を想う王命と、腐敗官吏の粛清を進行。
「道化」に気づく者、そして、本物の王の悲しい最期、都承旨の忠誠心。
オリジナルは全16話ですが、テレビ版全24話で視聴しています。
以下、ネタバレになります。続きが気になる、見逃してしまった、視聴後の確認用にご活用ください☆
王になった男 12話 ネタバレ
取り戻した温もり
チョ内官はハソンに「昨夜、本物の王と王妃の床入りがあったが、体調の良くない王様が部屋を出てしまい床入りは失敗。王妃様は心を痛めていらっしゃるはず」と報告します。
ハソンは王妃に会いに行き、王妃を抱きしめます。
「昨夜は王妃のことばかり考えていた」
「昨夜とは別人のようです。ですが、嬉しいです」
「その笑顔をもう見られぬかと死ぬほど怖かった」
「王様が会いに来てくださったことを死ぬまで忘れません」
「今後は頻繁に来る、うんざりするほど」
ハソンによる人事と粛清
ウンシムとホゴルは釈放されます。「大同会の仲間に会い、許してもらえるまで謝る、キル師匠の遺志を継ぐ方法を探す」と都承旨は約束します。
大妃の監禁を、晋平君や左議政も知ります。
地方官の任命の日、ハソンは、
司諌院(サガノン)正言(チョンオン、正6品)シン・イギョムの益山(イクサン)郡守任命を取消し、大静(テジョン)県の県監(ヒョンガム、地方長官職)に任命します。
「有能な人材を無駄にできない」という王に、イギョムは「石しかない島です、左遷では?今回は昇進する番です」と聞きます。
「大静県に温泉が出たそうだ。皆も知る通り、私は温泉を好む。自ら地形を調べ、本土ではどこを掘れば出るか教えてくれ」
全州牧使(チョンジュ モクサ)チョン・ヒミョンは貢納の横領で昇進なし
徳山(トクサン)郡守イ・スニル貢納の横領と密通の罪で昇進なし
興徳(フンドク)郡守パク・ギサン横領をもみ消す為賄賂を贈ったとして昇進なし
3人は横領罪で投獄されます。
左議政は、王様が裁可なさった人事なのに投獄など有り得ないと反発します。
「そなたの忠心を信じた私を裏切ったではないか」
稷山(チクサン)県監キム・ジボンは大科を受けず県監に任命されました。王は、県監に適さない者を推薦した左議政の罪を指摘します。
「しかし、左議政は功臣である故、罪には問えぬ。だが、罪が重い故、左議政の職を解く」
キム・ジボンは、その時、王の顔を見ます。王は、いつかの道化に瓜二つでした。
街で出会うダルレとホゴル
ダルレとガプスは、市場でチュ・ホゴルに話しかけます。税収の仕事中だったホゴルを店主と勘違いしたのです。
ダルレが本物の王が落とした短剣を差し出し、どこで作られたものか聞くと、短剣には王の紋章である龍の絵が施されていました。
「こんな貴重なものをどこで?」
ホゴルがそう尋ねると、ダルレは短剣を奪い、走って行ってしまいます。
王の誕生日の宴
明日は王様の誕生日の宴があると都承旨がハソンに伝えると、ハソンは「宴は止めて、食べ物は民に分け与えよう。王の誕生日に民がたらふく食う。いい考えだ」と目を輝かせます。
大妃を心配して訪ねてきた晋平君に、都承旨は「明日の王様のお誕生日を機に幽閉は解かれる」と話します。
その頃、キム・ジボンは、王が道化と瓜二つだと左議政に伝えます。
大同法へ向けて
都承旨は大同会の仲間に会い、キル師匠の『大同之契』を渡します。同行したウンシムは、「都承旨様は、獄にいた師匠の最期を看取りご意思を賜った」と話します。大同法実現に向けて、大同会の仲間は都承旨を許すことにします。
幽閉を解かれた大妃は、王を追放しようとします。
キム尚宮は、王の耳にあった傷が一瞬で消えていることに疑問を抱きます。
本物の王は、洞窟で目を覚まします。道化の首を持って来なかったチャン武官を、王命に逆らったとして殺そうとしますが、そこに都承旨がやって来て、「お誕生日のめでたい日に殺生はいけない」と止めます。
王妃と側室からのお祝い
王妃は、王の誕生日祝いに自ら作った食事を届け、贈り物を渡そうとしますが、そこに側室たちもやって来たため、渡せません。
宣化堂は、王様の健康とご長寿を祝って特別に作らせたという金の亀を贈ります。
「これを見るとあの歌を思い出す。亀さん、亀さん、頭を出して。頭を出さないと焼いて食うぞ。本物なら食べられたが、こては使い道がない。本物の亀なら良かった」
「そうだ、これを売って救援米にする」
他の側室が、王妃様はどんな贈り物をされたのかと聞くと、王妃は「用意できなかった」と答えます。
「そんな事もある。大丈夫だ。民は贈り物をしないそうだ。見習おう」
「今日は書庫へ行くつもりだ。申(サル)の刻(午後4時頃)に書庫で書物を読むつもりだ。邪魔するでないぞ」
本物の王の最期
本物の王は、自分の誕生と共に母が死んだことを思い出します。
「親を死なせたという理由で私には乳母もいなかった。お乳の代わりにわかめ汁を飲んで育ったそうだ。『父上』と呼びたかった…。だが先王はそれを決して許さなかった」
「王妃はどうした?毒薬を与えたか?」
「王様、料理が冷めてしまいます」
「別にいい。王宮に戻ってから与えても遅くはない」
王は麻薬で手が震えて、箸も持てないほどでした。
「王宮に戻ったら、私に逆らったやつらを殺してやる!」
「王様、お戻りになる前に、昔よく行かれた海に寄って行きませんか?そこでお誕生日を祝い、一献差し上げます」
海を前に王は、明よりも倭国よりも強い国を作ると誓います。酒を貰い「そなたが父だったら良かった」と王は言います。
王宮に戻ろうとすると、王は倒れます。「あの道化が生きているのだな。こうなることを恐れていただからそなたを必死に引き止めたのに。なぜ私に背を向ける。どうして私を見捨てる!」王は涙を流します。
「見捨てたのではなく、この国と民と新しい世界を選んだのです」
「私がこのまま死ぬとでも?死ぬものか!王宮に戻り次第、あの道化と王妃、チャン武官を全員引っ捕らえ、体を引き裂いて燃やしてやる!死よりもひどい目に遭わせてやる」
「ユルも苦しんだか?そなたがユルを殺した時、やっと味方を見つけたと思った。私のためなら、死をも辞さぬと言ったはず」
「王様のためなら死ねます。偽りではありません」
「死にたくない…」
「王様の望む強い国を一日でも早く築くためにはこの方法しかなかったのです」
「私なしでできると思うか?」
「ご心配なく。私の命を懸けて必ずや実現してみせます」
「怖くてたまらぬ。あの世では王だったことなど無意味なのだろう」
「最期までお側にいます」
王の亡骸に都承旨は泣きながら拝礼をします。
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王になった男 12話 感想
都承旨はそこまでするのかと衝撃の展開でしたね!ハソンとなら、民を守る大同法が実現できると、国を想ってしたことですが、本物の王への安楽死とも捉えられるのではないでしょうか?幻覚に苦しみ治療法はなし。王への最後の忠誠心だったのかもしれません(当時の儒教的価値観とは違いますので、あくまで私なりの解釈です)。
そして、ついに、王(ハソン)が偽物である決定的な証拠に気づく者が…!続きがきになります!
王になった男12話のあらすじ・ネタバレ・感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆



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