王になった男 11話 あらすじ
ヨ・ジング主演『王になった男』11話あらすじ。
王宮に戻った「本物の王」は、「偽物」への怒りから、ハソンが行なった決定を覆していく…。
弱き民を守るため、都承旨は禁断の決断を__!ハソンの決意も重なり、物語は新たな局面へ。
オリジナルは全16話ですが、テレビ版全24話で視聴しています。
以下、ネタバレになります。続きが気になる、見逃してしまった、視聴後の確認用にご活用ください☆
王になった男 11話 ネタバレ
本物の王の暴走と、白紙にされる大同法
住職は妓楼のウンシムに「ダルレがいなくなった」と報告します。
ホゴルもやって来ます。
住職は「『自分が戻らなければ、逃げろ』と都承旨に言われた」と二人に伝えます。
ウンシム「また誰かが大同会を陥れようとしているの?」
ホゴルは逃げようと言いますが、ウンシムは都承旨を待つと動きません。
シン・チスは「都承旨が生きている」と情報を得ます。
王妃の元には、床入りの知らせが届きます。
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本物の王「刺客を送り、夜食に毒を盛ったのは誰だ?」
都承旨「大妃と晋平君の仕業だという心証はありますが、確証がありません」
「心証だけで十分だ」
王は大妃殿に行き「また私を殺そうとしたら、手順など無視して離宮へ追いやります」「大妃様は私の母ではない」「親不孝や不忠という言葉で私を脅しても無駄だ」と釘を刺します。
「大妃様に無礼だ」という晋平君に「父親や兄のように謀反の罪で殺されたいか?」と言い、王は出て行きます。
「不機嫌な王のためにお寺で供養する」大妃も王の態度に激怒しています。
「策もなく圧力をかけると状況が悪くなるだけだ」と進言する都承旨に、王は「そうなれば、大妃を廃位し、晋平君を始末する」と答えます。
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シン・チスが参内しないので、王はシン・チスの屋敷に行きます。
「朝廷にお呼びということは、再び私に朝廷をお任せくださるという意味ですか?」
「朝廷に戻った際には、前回、戸曹(ホジョ。国の財政を司る部署)が反対した観察使(クァンチャルサ)と地方役人の人事を断行します。よろしいですか」
都承旨は「一度朝廷で退けられた事案だ」と反対しますが、王は「シン・チスに任せる」と言います。
「では、戸曹で検討中の大同法の施行を中止してもいいですか?」
「もちろんだ。そなたに任せた政務はそなたが決めよ」
王宮に戻った王と都承旨。
「朝廷で決めた事案を勝手に覆すことは、朝廷の決定に不服な者に口実を与えることになります」
「そういう者を始末するためだ」
「では左議政を呼び戻しても、地方官の人事断行の件はお取消しください。貢納を横領した者らの罪を問わず赴任させれば、王様と朝廷への信頼は崩れ民の怒りが高まります」
「その通りだ。朝廷の決定は正しい。だがその決定は偽物の意思によるものだ。どんなに正しくても受け入れられぬ」
「それならば、辞職いたします」都承旨は出て行きます。
都承旨の反発を抑えるため、王はホゴルとウンシムを捕らえ、明日打ち首にすると王命を出します。
都承旨は王に跪き、許しを請います。
「私に背けば、そなたが命より大切にする者たちの息の根を止めてやる。命がけで果たそうとする任務を全部ぶち壊してやる」「この通りにせよ」王は書状を投げ捨て、出て行きます。
愛するウンシムと弟分のホゴルの命が懸かっているので、都承旨は従うしかありません。
王はチャン武官に「道化の首を持ってこい」と命じます。
戸惑う王妃
王妃の部屋に行った王は「以前は冷たかったのに、今は温かく優しい言葉をかけている。喜ぶべきか悲しむべきかわからない」と王妃に話しかけます。
「今まで愛想がよくなかったのは承知しています。これからは喜んで王妃の務めを果たします。王様に受け入れていただけるなら、この上ない幸せにございます」
王は王妃を押し倒し言います。
「余はまだ何も与えていない。与えた覚えのない喜びや幸せは今すぐ忘れろ」「王妃が誰の女なのか、しかと教えてやる」
王は王妃の衣を脱がせ、口づけしようとしますが、王妃は拒否します。
その頃、チャン武官はハソンを山の中の穴から出し「王がお前の首をご所望だ。今すぐ遠くへ逃げろ」と言いますが、ハソンは「王宮へ戻る」「命より大切なものが王宮にある」と答えます。
都承旨は王から受け取った書状を読んでいました。「不義により、王妃を廃位し、賜薬の準備をせよ」
都承旨の決断
王妃の部屋で突然激しい頭痛を感じた王は大殿に戻り、意識を失って倒れます。
寝ている王に都承旨が話しかけます。
「命がけでお守りすると誓ってから長い時間が経ちました。
これまで王様への道理を果たし、忠誠の誓いを守るために全力を尽くしました。
決断すべき時も躊躇いました。そのせいで、私に与えられた最後の機会を失ってしまいました。
やっと地獄に行く決心がつきました」
都承旨は、涙を流しながら、王妃の廃位について書かれた書状を燃やします。
御医を呼んで来ようと言うチョ内官を都承旨は止めます。
「御医に見せれば、薬に侵されたことが知られ、噂が立てば政局は困難に陥る。大妃がまた朝廷を牛耳ろうとするだろう」
都承旨は玉璽を使い、勝手に王命を書き、大妃殿の出入り口の封鎖、王族と臣下が使う宮門の警備強化を密かに進めるよう命じます。
部下を使い、チョンセンを呼び出します。
「本物の王」としての覚悟
チャン武官が王宮に戻ります。
都承旨「王様を秘密裏に王宮の外に連れ出し治療する」
チャン武官は「ハソンは生きている」と伝えます。
ハソンの無事を知り、チョ内官は涙を流し喜びます。
「なぜ私をお呼びに?」
「お前こそ殺されると知りながらなぜ戻った」
「私を殺すよう命じられた時、都承旨様が躊躇されるのを見たからです。
わからないでしょうね、信じていた人に見捨てられたあの絶望感を。
寒さと空腹は慣れっこですが、この数日は本当に死ぬほどつらかったです。
真っ暗な穴の中で飢えた狼の鳴き声を聞きながら、身を切るような寒さに震えながら、決心しました。『死にたくない』『悔しすぎて死ねない』」
「私も祈った。生きて戻ってくれと。死地へ追いやった私を信じられぬだろう。謝罪を望めば謝罪をし、命乞いをすれば逃がしてやる。どうしてほしいか言ってみろ」
「力が欲しいです。命よりも大切な者を守れる力が欲しい。本物の王になりたいです」
「王の座は、力を誇示する座ではない。人を殺す冷酷非情な座。義理と道理を断つ獣の座だ。国を守ることだけに、己の命をも差し出さなければならぬ残酷な座だ。それでもやるか?」
「今この瞬間を胸に刻め。どんな危険が迫ろうと、もうお前の側を離れぬ。私がお前を守る」
都承旨はチョンセンに本物の王の治療を頼み、チャン武官はそれに同行します。
都承旨はシン・チスの屋敷での出来事をハソンに報告します。
「王の言葉を取り消すことができない。明日予定通りに任命式が行われる」
翌日に役職を取り戻すことになる地方官は、シン・チスに私有地を献上します。
「ご子息は益山(イクサン)郡守に内定されましたね。おめでとうございます」
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王になった男 11話 感想
穏やかであった最近の王が、また残虐に…。シン・チスや王妃は、王の変化に気づきましたね…。王(ハソン)に心を開いていた王妃は、傷ついたでしょうね(>_<)
都承旨は、ついに、本物の王ではなくハソンを選ぶ決心をします。弱き民のため、大同法のため…。
ハソンが戻った時は、タイミングよく本物の王が気を失っていましたが、王と鉢合わせになった場合はどうするつもりだったのでしょう?(笑)
次回12話のネタバレになってしまいますが、12話は、すかっとする展開になるので、ここまで視聴した方は12話もぜひ見てくださいね。
王になった男11話のあらすじ・ネタバレ・感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆



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