恋人~あの日聞いた花の咲く音~ 24話 あらすじ・ネタバレ・感想

恋人 ~あの日聞いた花の咲く音~

韓国ドラマ『恋人~あの日聞いた花の咲く音~』24話あらすじ。

皇女は捕虜を人質に取り、ジャンヒョンを脅す。ジャンヒョンはやむなくギルチェを朝鮮へ帰すことに。
切ない別れ、そして、朝鮮へ帰国したギルチェを待っていたものとは__。

以下、ネタバレになります。続きが気になる、見逃してしまった、視聴後の確認用にご活用ください☆

オリジナルは全21話ですが、全32話版で視聴しています。

ジャンヒョンはギルチェを抱きしめます。「私と共にいてくれぬか。ここが嫌なら、どこでも、そなたが望むところへ。そなたの夫はそなたのことを捨てた。そなたが藩陽にいると知りながら…。それゆえ、夫への義理立ては不要だ。ゆえに、これからは…」

「夫から直接、どのような事情があったのか話を聞いたのちに…」

「そうであった。そなたには夫がいた。夫も、父上も妹たちもいる」ジャンヒョンは去って行きます。

その夜、ギルチェはジャンヒョンを訪ねます。
「ええ、私には父も夫も妹たちもいますが、命の恩人もいます。
あなたのためなら命を投げ出しても構いません。ですが…」

「だが、私のことは愛せないと?」

「…」

「そなたの死を望んだことは一度もない。私の望みは…」ジャンヒョンはギルチェを見つめ頬に軽く口づけをします。ギルチェはそれを拒みません。

「ジャンヒョン様、私は…」

ジャンヒョンはギルチェの唇に口づけをしようとしますが、ピョ・オンギョムが外からジャンヒョンを呼びます。ホンタイジが死んだとの知らせでした。

ホンタイジの6歳の息子が皇位につき、ドルゴンが摂政王になります。ドルゴンは皇位にはつけません。ホンタイジは皇位につくなりドルゴンの生母を殉葬させたため、ドルゴンも政治的基盤を固めるため手段を選ばないだろうとジャンヒョンは世子に進言します。

清の政治が不安定になり、属国扱いである朝鮮にも緊張が走ります。

ジャンヒョンは「世子から」と言い、イングルダイに仏像を送ります。

「朝鮮では、妻が夫の無事を願い仏像を作ります。
ドルゴンが摂政王になられたのでさぞかしご不安でしょう。しかし、将軍が粛清されるようなことは決してあってはなりません。
朝鮮を得たのは、イングルダイ将軍と摂政王のお陰です。世子様は将軍のことを信じ、支持しておられます。朝鮮の王と世子が生きているのはイングルダイ将軍と摂政王のお陰です。
世子様が王位につかれた暁には、朝鮮で取れる品物は全て将軍と摂政王だけがその利権を持てます。
朝鮮はイングルダイ将軍と共に、イングルダイ将軍は摂政王と共に。摂政王と将軍、そして朝鮮は共に進むのです」

ジャンヒョンの計らいのお陰で、摂政王は世子の朝鮮行きを許します。

しかし、後日、ジャンヒョンはイングルダイからこう言われます。
「皇女はなぜお前を嫌っている?
摂政王は、皇族の女人を統べる皇女を味方につけたいのだ。
だが、皇女は手を組むにあたり、2つの条件を出した。
モンゴルへは嫁がない、捕虜を捕える権限がほしい、と。
皇女は、お前が捕らえた捕虜を売って、代金を私に渡したことを知っている。
摂政王に知られれば私は終わりだ。皇女は誰に指示されたのだ。
私を狙っているのか?財物がほしいだけか。

じきに明は滅びるゆえ、摂政王は朝鮮の捕虜に興味がない。
皇女は捕虜の命を軽んじている。もう朝鮮の捕虜は忘れ去られる」

ジャンヒョンは皇女に聞きます。
「どういうつもりだ。望みは何ですか」

「私がほしいのはお前だ。
だがお前が拒むのなら、お前が面倒をみている朝鮮の捕虜と共に、お前を殺す。
あの女を得るために捕虜を皆殺しにするも良し、それでも構わぬ」

屋敷に戻ったジャンヒョンは、ギルチェを朝鮮に帰すため、彼女に冷たく接します。

「ドルゴンが世子様の朝鮮行きを許しました。夫人もその時に朝鮮に帰りなさい。世子様の一行と帰るのが一番安全です」

「ですが、あなたのお世話がありますので」

「私のことなら心配しなくてもよい。この先、看病は不要です」

「ですが…」

「夫人が言ったのです、二人の間には何も起こらぬ間柄だと。
だから私に借りがあるなどと思わなくていい。私は、夫人にすがってもみたし、夫人のために生死をさまよった。もう心残りはありません。
今はもう、私の心には…何も残っていないゆえ、朝鮮に帰りなさい」

「ジャンヒョン様…ホンタイジが死に色々大変なのですね。それゆえ…」

「それから、毎回私を拒む夫人に嫌気が差した。ええ…もう愛想が尽きたのです。だから…朝鮮に帰りなさい」

驚くギルチェ。「拒んだら…!私が帰りたくないと言えば…!」

「夫がいる身なのでは!恥を知りなさい!」

長い沈黙のあと、ギルチェは部屋から出て行きます。そして、ギルチェは、自分が朝鮮に帰ることをジャンヒョンが望んでいると気づき、帰国を決心します。

翌日、ギルチェは、帰国することをジャンヒョンに伝えます。扉を開けず、壁越しに会話する二人。

「忙しいゆえ、見送りはできません」

「私みたいな女は誠に嫌気が差しますよね。いつもあなたに迷惑ばかりかけて、恥ずかしくて、情けないです」

「私は一度もそのように思ったことはない。だから朝鮮に帰ったら、藩陽での苦労は全て忘れ去り、幸せになりなさい。騒々しく、華やかに、ギルチェらしく」

「はい。必ず幸せになります。目標ができました。二度とジャンヒョン様にご迷惑をかけません。朝鮮に帰ったら、胸を張って、たくましく、幸せに暮らします」
ギルチェは壁越しに深く頭を下げ、感謝を伝えます。「ありがとうございました。それから誠に申し訳ありませんでした」

扉を開けようとして、しかし、ギルチェの顔を見るのを諦めるジャンヒョン。

帰国の日、ジャンヒョンはギルチェに気づかれないように見送ります。
「どうか気をつけて。
帰ったら、幸せに暮らしなさい。私が望むのはひとえにそれだけです」

皇女「私を〇したいであろう」

ジャンヒョン「はい、それが叶うならば」

「朝鮮の捕虜を忘れたのは朝鮮の民だ。それゆえ、捕虜に何か起きても誰も気に留めたりしない。
そばに置きたかったあの女を諦め、なぜ取るに足らぬ捕虜たちを助けた?
イ・ジャンヒョンは憐れな者たちを決して見て見ぬふりができない、実に愚かだ。
間違いなく、その下らない同情心がいずれお前の弱みになる」

「どうでしょう、他人事には関心がありません」

皇女は橋の上から身を投げようとします。ジャンヒョンは彼女の手を掴みます。

「何の真似ですか」

「なぜ…私を助けた。私が死ねば好都合であろう。そうともお前は苦境に立つ者を助ける男。ならば、イ・ジャンヒョン、私も助けてくれるか?恐ろしい、私は一度も父親がいない世を生きたことがない。私が憎いであろう、それでもしばらく側にいてくれ、お願いだ」

ホンタイジは、世子を人質にして数年経ってから朝鮮行きを許したのに、ドルゴンは摂政王になりすぐに世子の朝鮮行きを許したことで、朝鮮王は、ドルゴンが世子を重んじている=世子が王位につくと妄想し、世子を避けるようになります。
帰国した世子夫妻に会わず、世子嬪が母に会うことも、父の葬儀に参列することも禁止します。

ギルチェが帰国します。ウネは「従事官様は、あなたを連れ戻しに藩陽へ行ったけど、お金を盗まれた。また行く準備をしていたところよ」と言います。

妹は、清で何かされなかった?と聞きますが、ギルチェは何も答えません。

翌日、ウォンムの本家の屋敷に行くと、ウォンムには別の妻がおり、彼女は妊娠までしていました…。

今回も切なすぎる😢皇女、憎いですね。そんなことをしてもジャンヒョンの心は離れる一方とわかっているはずなのに、そういうやり方でしかジャンヒョンを繋ぎ留められないなんて愚かですよね。

「しかも、父親がいない世を生きたことがない」って、それは誰でも同じ。ある日、そんな日が訪れて、寂しくて、絶望して…でもそれは、誰しも通る道ですよね。
皇女の場合は、父が皇帝だったので、一般人とは少し状況が違うでしょうけれど、甘えるなって感じです。今まで、皇帝の娘として好き勝手やってきたのだから、自分の思い通りにいかない世の中を生きてみたらいいですよね(笑)

ウォンムは予想通りです(>_<)

恋人~あの日聞いた花の咲く音~24話のあらすじ・ネタバレ・感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆

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mana

韓ドラ歴5年、30代後半のアラフォー独身一人暮らし。

韓ドラとの出逢いは、20代前半の時に観た『チャングムの誓い』。ほぼ徹夜で3日間で完走するほどハマりました。

それからしばらく韓ドラに触れることはなく、人生2本目の韓ドラはチャングムから10年程経った頃に観た『帝王の娘~スベクヒャン~』でした。スベクヒャンで完全に韓ドラに沼り、それから5年程は時間があればとにかく韓ドラです。

韓ドラの感情表現が豊かなところやどろどろの人間関係が時代劇なら見れるのですが現代劇はなぜか苦手で、視聴は時代劇のみです。

1番好きな韓ドラ→『恋人~あの日聞いた花の咲く音~』『シンイ-信義-』(一つに絞れませんでした)

好きな韓ドラ俳優→イ・ミンホ♡

好きな日本のドラマ→『相棒』特に亀山さん・神戸さんの時代の作品が1番好き。

好きな映画→『君に読む物語』『ニュー・シネマ・パラダイス』

韓ドラ以外の趣味→スイーツ、コスメ、温泉、語学(フランス語、韓国語)

歴史が好きなのでYouTubeは歴史解説系をよく見ます(歴史好きなので時代劇が好きなのかもです)

MBTI→INFJ

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