ポッサム~愛と運命を盗んだ男~ 1話・2話 あらすじ・ネタバレ・感想

ポッサム ~愛と運命を盗んだ男~

韓国ドラマ『ポッサム~愛と運命を盗んだ男~』1話・2話あらすじ。

寡婦をさらうポッサムの取り違えによる最悪の出逢い、翁主の運命が大きく変わる…。時代劇ロマンスの序章です。

以下、ネタバレになります。続きが気になる、見逃してしまった、そんな時にご活用ください☆

バウとチュンベは「ポッサム」で生活費を稼いでいます。ポッサムとは、再婚が法で禁じられていた朝鮮時代に、寡婦を布に包み(包む=ポッサム)、誘拐を装う形で依頼主の元に届け、再婚を実現させた風習です。

ある夜、バウは、妓楼で起きた大北派(テブク派、光海君の支持勢力)の儒生たちの揉め事を両班に扮して仲裁します。

その場にいたイ・デヨプと話し、バウは「天安(チョナン)のキム・デソク」と名乗ります。

バウは、幼い男の子チャドルを男手ひとつで育てています。

イ・デヨプは左議政イ・イチョムの息子でした。

デヨプは民にとって良い法だと宣恵法に賛成ですが、父は、両班にとって不利になるため反対しています。

デヨプは、ファイン翁主に想いを寄せているようです。

チョン大監(テガム)の孫娘の婿候補として、デヨプは、チョン大監に呼ばれます。

デヨプの兄・ホンヨプに嫁いだ光海君の娘、火仁翁主(ファインオンジュ。オンジュは、王の側室から生まれた王女)・スギョンは、婚礼の前に許嫁が亡くなってしまい、婚家で寂しい生活を送っていました。

乳母から聞いた「ポッサム」に、淡い憧れを抱いています。

イ家に同居するへインダン・イ氏(臨海君の妻)は、そんなファイン翁主を気遣います。

夫の法要のため、外出したファイン翁主は、市場で喧嘩するバウを見かけます。

ファイン翁主が法要をしていると、バウも祖父の命日のため、寺に来ていました。

お寺の住職は、離れて暮らすバウの母と妹の面倒を看てくれているようです。

チャドルはお寺で翁主を見かけます。

翁主は空高く飛ぶ鳥に想いを馳せます。

翁主はお寺からの帰り道、バウを見かけます。バウは、市場で見かけた時と違い、寂しそうでした。

その夜、バウとチュンベはポッサムをします。チュンベが道に迷いますが、庭に寡婦がいる屋敷があったため、「ここで間違いない」と、その寡婦をさらいます。依頼主の屋敷に行くと、急病人が出て医者が来ているようで、入れません。止む無く、バウの家に女性を隠すことにします。

朝が明け、事情を調べていたチュンベが戻ります。「依頼主の男が急死した」

チャドルは、ポッサムの袋を見て、自分のお母さんができたと喜び、バウが外出中、「絶対に触るな」と言われたにも関わらず、ポッサムの中に入っている女性に食事を与えようと袋を開けてしまいます。

猿ぐつわに苦しむ翁主は、チャドルに「猿ぐつわを取っても逃げない?」「僕の母さんになってくれる?」言われ、首を縦に振ってしまいます。

バウが家に戻ります。「父さんにはあきれるよ。欲を張りすぎだ。王女様と釣り合うとでも?」「この人は翁主様だよ。お寺で見たと言ったでしょ」

バウは、翁主を袋に戻します。

チャドル「父さんのせいで心労で老けるよ」

左議政の屋敷。翁主の乳母は「王様に報告すべき」と言いますが、左議政は「国中に知れ渡り、翁主の不貞を噂されてしまう恐れがある、翁主に恥をかかせるわけにいかぬ。私が探し出す」と断ります。

自分に罪を着せようと政敵が連れ去ったと考える左議政は、屋敷に私兵を呼びます。

翁主を元の場所に戻そうと屋敷を偵察に行ったバウとチュンベは私兵を見て、「自分たちを捕らえるために兵が?」と驚きます。

そんな中、左議政は王に呼ばれ王宮に行きます。

王は「西宮の幽閉を解けと上奏が届いた」と言いますが、左議政は「西宮を廃するべき、このままでは、王様と敵対する者と手を組み、災いをもたらす」と反対するため、光海君は激怒します。しばらくし、我を取り戻した王は、冷静になります。「言葉が過ぎた」「ファインは元気か?」

「王様のご高配のお陰でつつがなくお過ごしです」

「明日、ファインを王宮に来させよ」「なぜ驚くのだ。何か問題でも?」

「いいえ」

「婿の命日に何もできず、母親も嘆いておる」「ファインの顔が見たい」

大変なことになりました…。

キム尚宮を見かけた左議政は「王様が出し抜けにファイン翁主に会いたいと仰った。何かあったのではないか?」

「ただ我が子に会いたいだけでは?ただ会わせればよいものを、何故躊躇なさるのです?もしや翁主様の身に何かあったのですか?」

「あるはずがなかろう。王様が突然翁主を呼び出したため、何かあったのかと思い訪ねただけだ」

チャドルは、自分の食事を翁主に分けます。「美味だ」と褒められたチャドルは、気を良くして「この山菜は全部僕が採って乾かして、豆もやしは僕が育てました」と笑顔で話します。

「幼いのに殊勝だな」「そなたの名は?」

「バウ(岩)の息子だからチャドル(小石)です。父さんの名はバウ…。父さんが秘密にしろと…」

「大丈夫だ。口外せぬと約束しよう」「その…母親はいないのか?」

「はい。父さんの友と駆け落ちしたそうです。これも秘密にしてください。父さんは、僕が知らないと思っています」

「わかった。約束しよう」

「あの…僕が縄を解いても逃げませんよね?逃げないと約束してくれたら解きます。ご飯を食べるのに不便でしょう」

バウはチュンベに、女性は翁主だったと打ち明けます。

「〇すか?」「俺たちの命が危ないぞ」二人が話している間も兵がうろついています。

左議政の護衛は「近頃、ポッサムが横行していると情報を得た」と報告します。「金銭を受け取り、ポッサムを行なうやつの仕業では?」先の戦により寡婦が増えたため、ポッサムの取引が増加しているようです。

何としても明日までに翁主を探し出さねばなりません。

縄を解いてもらった翁主は、逃げようとしますが、縫い物をするチャドルを手伝います。

帰宅したバウは、話し声に気づき、障子に穴を空け二人の様子を伺います。

「いずれここを出て行くんですか?母親になってくれる約束は?父さんは口汚いけど、いい人なんです。頑固だけど、性根は優しい。母さんのせいで美しい人は…」

バウは部屋に入りチャドルを叱ります。

「私が縄を解かせた。チャドルを責めるな」

「名まで知っているのか」

「俺たちのことを口外したら、お前は俺の情婦だと噂を…」「とにかく頼んだぞ」バウは、翁主に袋を掛けます。

夜、翁主を元の家に戻そうと連れ出しますが、翁主の屋敷では葬式が行われていました。

バウが生計のために行っていたポッサムで、偶然にも翁主をさらってしまうという衝撃的な幕開け。最悪の出逢いが今度どのように展開されるのでしょうか。

小学生くらいの子どもが「父さんのせいで心労で老けるよ」は面白過ぎました(笑)

ポッサム~愛と運命を盗んだ男~ 1話・2話のあらすじ・ネタバレ・感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆

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