赤い袖先 21話・22話 あらすじ・ネタバレ・感想

赤い袖先

時代劇ロマンス『赤い袖先』21話・22話あらすじ。

中宮殿の宮女が次々と行方不明に…。ホン・ドンノは、王妃に元嬪殺害の罪を着せようとしていた…!権力を振りかざすホン・ドンノはついに職を辞することになり__。

以下、ネタバレになります。続きが気になる、見逃してしまった、そんな時にご活用ください☆

ある日、ギョンヒが行方不明になります。数日前から王妃の宮女6人と、王妃の医女も行方不明になっているようです。消えた宮女は化け物に捕まったという妙な噂まで…。

池に浮いている匂い袋がギョンヒの物だと勘違いしたドギムは、池に飛び込み、それを偶然目撃した王は自害を図ったと誤解し、激怒。

王はソ尚宮に、ドギムを見張り、どこで誰と会っていたか調べるよう命じます。見張られていると知れば傷つく、理由を聞かせてほしいというソ尚宮に、王は「無事ならば心が傷つこうとも構わぬ」と言います。

また、チョ提調尚宮の勢力の残党がおり、今はホン・ドンノがその長となり、情報・資金・人脈を握っている、金を受け取り官職を売っている、通訳官や商団からも賄賂を受け取っていると噂を耳にした王。

王は以前、ホン・ドンノにチョ提調尚宮が組織の集会場として使っていた隠し部屋を燃やすよう命じていましたが、ホン・ドンノが自分の命に従ったかどうか確かめに行きます。

すると、そこには行方不明になった宮女たちとホン・ドンノがいました。

王は、何も知らぬふりをしホン・ドンノを呼び、奴婢解放についての意見を求めます。ホン・ドンノは「力のなく役に立たない奴婢に心を砕くべきではない、力を持つ者に心を砕くべき、王の役に立つ者だ」と意見します。

「ならば宮女はどうだ?宮女の大部分は奴婢の出だ。身分が卑しい宮女は役立たずか?」

「王様にお仕えするゆえ役には立ちますが、代わりの者はいくらでもおります」

王は大妃の兄キム・ギジュを近々呼び戻す代わりに、次の側室は自分で選びたい、大妃の推す老論派から側室を選べば兄に賜薬を与えると大妃を脅します。

下働きのサモルは自殺を図ろうとしますが、ドギムたちに見つかり未遂に終わります。

理由を聞くと「中宮殿に毒薬を隠せと命じられた、王妃様が元嬪を殺めた証拠を作れとホン・ドンノに言われた」と泣きます。

ドギムはそれを聞き、ホン・ドンノが宮女を連れ去り、チョ提調尚宮の隠し部屋を利用していると推測。

ドギムは、1人でギョンヒを探しに行くので、自分が戻らなければ大妃に謁見し、文を渡してほしいと友人に頼みます。

「あなたは大殿の宮女だから王に話すべき。大妃様を巻き込めば王の逆鱗に触れる」と心配する友人に、ドギムは「王は信用できない、常に計算なさっている、宮女の命ではなくホン・ドンノの命を選ぶかもしれない」と言います。

隠し部屋に行ったドギムは、ホン・ドンノが宮女を拷問し、「王妃が元嬪を折檻し、毒殺し、医官を抱き込みマラリアと誤診させた」と偽の告発文を書かせようとしているのを見てしまいます。

現れたドギムに告発文を書かせようとホン・ドンノが強要しているところに王が入って来、ホン・ドンノは連行されます。王は、ドギムが大妃に用意した文を読み、ここへ来たようです。

ドギムを監視していたので文を読んだのでしょう。

王は、自分の過ちにさえ気づかないホン・ドンノを死罪にしようとしますが、心の底で王がホン・ドンノを救いたいと思っていると察したカン武官は、ホン・ドンノの助命を願い出、結局、ホン・ドンノの辞職と言う形に落ち着きます。

王に呼ばれたドギムは、大妃を巻き込もうとしたことを責められますが、ドギムは「計算高い王様のせいで友が死ぬところだった、人生を王室に捧げてきた宮女の命を軽んじている」と言い返します。

「余の意に反してはならぬ」

「(王がギョンヒを探すと約束してくれたことに対し)王様は私を欺きました。宮女を軽んじているからでしょう」

「宮女ごときが!実に傲慢だ。生意気だ」

「私をお罰しに。取るに足らぬ宮女などいくらでも〇せるでしょう」

「お前に心を寄せ、家族になりたいと言った。これまでそう請うた相手はお前だけだ。恋い慕った女人はお前だけだ」

「私は王様に心を寄せたことはありません。この先もお慕いすることはないでしょう」

そう言い出て行こうとするドギムを引き留め、王は無理やりキスします…。

「夜が明ける前に王宮を去れ。消え失せろ、そして二度と現れるな」

ソ尚宮が王に許しを請うよう説得してもドギムは許しは請わないと譲らず、暎嬪の遺品をソ尚宮に託し、友に挨拶もせず出て行きます。

朝になりドギムを尋ねてくる王。

ソ尚宮「王命に従い、王宮を去りました」

ドギムの部屋で、暎嬪の遺品と、その中に隠された『史書』の破られた頁を見つける王。

少論派で領議政の姪のユン氏が側室に迎えられることになります。

ホン・ドンノが恩彦君(ウノングン)と密会していると知る王。

チョンヨン郡主の屋敷に立ち寄った王は、今は郡主の屋敷で働くドギムに再会します。

「二度と現れるなと命じたはずだ」

「次からは私のことを見ぬふりをしてください。見知らぬ者として接してください」と願い出るドギムに「以前にも増して一層傲慢で横暴になった」と責める王。

「ならば罰をお与えください」

「ならば手つきにしてやる。一度手つきになれば、ただの宮女ではなくなる。だがその後、側室の称号を授からねば、部屋に引きこもり無為な歳月を。他の宮女に蔑まされる穀潰しだ。死より恐ろしい罰だろう。怖くなったか?」ドギムの上着の結び紐に手をかけ、そう言う王。

ドギムは震えます。

そして、怒った王は王宮に戻ってしまいます。

王宮への帰宅途中、側室になる予定のユン氏が王を待っていましたが、王は、ユン氏を屋敷へ送るようカン武官に命じます。

翌日、ソ尚宮は「お前は王宮に戻れる!」と喜びドギムを迎えに来ます。

やはり私は、恋愛ドラマより、政争が見たい(笑)ホン・ドンノ、大妃、王のやり取りに引き込まれる21話でした(笑)

ドギムが手に入らず思い通りにならない王は「宮女ごときが!」とまたもひどい言葉を放ってしまいます。時代背景的に、王に言い返すドギムの言動は絶対に許されないことですが、王も傲慢、自己中心的で嫌な性格(^-^; 「王様に心を寄せたことはない」という言葉も出てしまいますよね(>_<) 実際のところは、王を慕っているのかどうなのかわからないですが、私は、この王様を素敵だと思う場面は1話から今までで一切なかったです(^-^; 

王宮を追い出されたホン・ドンノが街で見かけたドギムに「自分は罰を受けると思っていなかったのだろう。許していただけると思っていたのだろう」と話しかけるシーンがありました。ホン・ドンノを嫌うドギムは無視しようとするのですが、許されると思っていなければ、王に向かって言い返したりはしませんよね。王様の寵愛を笠に着るホン・ドンノとドギムは、案外、似た者同士なのかもしれません。

あと数話で終わりなのですが、不完全燃焼で終わりそうな予感です(>_<)

赤い袖先 21話・22話のあらすじ・ネタバレ・感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆

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