恋人~あの日聞いた花の咲く音~ 12話 あらすじ
韓国ドラマ『恋人~あの日聞いた花の咲く音~』12話あらすじ。
ジャンヒョンが亡くなったと彼の遺品が朝鮮に届く、ようやく自分の気持ちに気づくギルチェ…。そんな中、生活苦に陥り、ギルチェは家族を支えるため奮闘する__。
以下、ネタバレになります。続きが気になる、見逃してしまった、そんな時にご活用ください☆
オリジナルは全21話ですが、全32話版で視聴しています。
恋人~あの日聞いた花の咲く音~ 12話 ネタバレ
チョン・ミョンス
世子と一緒に清国へ渡った役人が「朝鮮が清国へ送った献上品を通訳官のチョン・ミョンスが着服している。皇帝に報告すべき」と世子に進言しますが、ジャンヒョンは、「チョン・ミョンスの背後にいる人は誰か?知らないふりをすべき」と助言します。チョン・ミョンスはイングルダイのお気に入りのため、好き放題していました。
ヨンジュンは、王の機嫌を損ねる
朝鮮の朝廷にて。王は「大臣たちが病を理由に官職を辞職している。清国に頭を下げた王には仕えることができないのか?」と怒りを募らせます。
誰も何も答えない中、ヨンジュンは「世子様が人質となり、民は嘆き悲しんでおります。万民が世子様のお戻りと国の安泰を願っております。
しかし、王様は苦言を呈せば難色を示されます。己の欲を満たすことを捨てられず、人に勝つことばかりをお考えです。これでは大事を成せません。
大臣たちの行いを疑うより、己を顧みて正しい道をお進みください。王は民を慈しみ、臣下は王を諫め、王は臣下の言葉に耳を傾ける、さすれば清国を教え導くことができ、世子様が戻って来られます」と進言します。
王の怒りを買ったヨンジュンは清国の使臣に命じられますが、断ったため投獄され、ウネや一緒に暮らしていたギルチェも財産を没収され、あばら家に住まいを移します。所持品の中から売れそうな物は売らないと生活できなくなります。
ジャンヒョンの遺品
そんな中、藩陽に行った人々が帰ってくると情報が入ります。
ギルチェは、ジャンヒョンが帰ってくると期待しますが、ジャンヒョンの姿はありません。
藩陽から戻った大臣が「イ・ジャンヒョンはチョン・ネギョンと共に〇んだかもしれない。藩陽で亡くなった者の遺品が役所にある」と言うので、ギルチェは役所で遺品を確認します。
すると、あろうことか、ギルチェの髪飾りとジャンヒョンがいつも持っていた扇子を遺品の中から見つけます。
ギルチェはジャンヒョンが亡くなったと思い、戦中にジャンヒョンがギルチェに掛けてくれた彼の上着を抱きしめ涙を流します。
疲れて眠りにつくと、夢の中の男性の顔が初めて見えます。それはジャンヒョンでした。夢の中でジャンヒョンに抱きつきギルチェ泣きます。
翌日、ジャンヒョンの上着を持って崖に向かい、彼の上着を振りジャンヒョンの名前を呼びます。
「ジャンヒョン様、戻ってきてください!戻ってきたら二度と冷たく突き放したりしません。ジャンヒョン様、戻ってきてください。まだ伝えていないことが…。だから戻ってきてください、ジャンヒョン様!」
投獄されたジャンヒョン
その頃、ジャンヒョンは清国で濡れ衣を着せられ投獄されていました。
リャンウムは皇宮の前で歌を歌い、リャンウムの歌につられて皇帝が姿を現します。
リャンウムの計らいでジャンヒョンが皇帝の前へ連れて来られます。
「清軍の中に天然痘が蔓延したと噂を流した者がいる。噂を流したのはお前か?」
ジャンヒョン「その件は、イングルダイ将軍に説明しました」
皇帝「イングルダイ、こやつは朝鮮の間者なのか?あるいは戦で行き場を失った民か?」
イングルダイ「陛下、奴は間者ではありません。間者なら私が気づきます」
「有能な間者は重宝する。明国の袁崇煥(エンスウカン)を始末できたのは、明国の間者を利用したお陰だ」
イングルダイがジャンヒョンは間者ではないと発言したため、ジャンヒョンは放免されます。間者だと言えば、軍にいた時に見抜けなかったイングルダイの責任になるため、イングルダイは「間者ではない」と言う他なかったのです。
ジャンヒョンは、朝鮮の逃げた捕虜を捕らえ、間者ではないと証明するよう、イングルダイに命じられます。
ジャンヒョンは、生きるために朝鮮人を敵に突き出す自分を情けなく思いますが、選択肢はありません。
イングルダイは、ジャンヒョンが捕らえた捕虜のかかとを切ります。
ギルチェとウネは生活苦に陥る
ギルチェとウネは食べるのも困るようになり、衣服を売ります。
衣服を売る帰り道、ギルチェは、江華島(クァンファド)で助けてくれたク・ウォンムに会います。ウォンムはギルチェたちの状況を察し、食事を出してくれます。
ク・ウォンムは代々武官なので、鍛冶場を営み武器を作っていましたが、清国に武器作りを禁止されたため、ウォンムの家で雇っている職人たちは仕事を無くし困っていました。
ギルチェは「戦で窯や器を盗まれた者も多い、武器以外の物を作っては?」「私が鍛冶仕事を手伝ってもいいですか」と言いますが、「気の荒い職人たちを相手にできますか」と笑われてしまいます。それでも、ギルチェは「できます」と答えます。
銅銭の価値が下がったのを知ったギルチェは、ク・ウォンムに貰った綿布を大量の銅銭に変え、職人たちに真鍮の器を作らせ、自らも作業を手伝います。
真鍮の器を戦で奪われ、祭祀に使う器がないので、祭祀を重んじる両班の女人たちは装身具を売ってでも器を買うはずだとギルチェは考えたのです。
ギルチェは「落ちぶれた両班が偉そうにしている」と言われても言い返さずに仕事をし、ギルチェの苦労を知ったウネも手伝います。
恋人~あの日聞いた花の咲く音~ 12話 感想
ヨンジュンは本当に世間知らずなのですね。新人官吏のくせに、王にあんなことを言うなんて無謀すぎます。
戦が終わるなり「夢に出てくる若様」に夢中になるギルチェに、のんきなものだと思っていましたが、ギルチェの父は精神を病み、ウネの父は亡くなり、ウネの夫のヨンジュンは牢に入れられ、ついにギルチェたちも生活が苦しくなりました。しかし、状況が良くなるのを泣きながら待つギルチェではありません。落ちぶれた両班と言われても、自分の家族のために行動します。ギルチェには元々、人になんと言われようと自分の目的のために突き進む強さ(図々しさ)があり、それが今回は良い方向に働いたようです。ヨンジュンよりもよっぽど世の中が見えていますし、頼りになる(笑)ウネもギルチェも、ヨンジュンのどこがいいの?と思いますよね(笑)
恋人~あの日聞いた花の咲く音~ 12話のあらすじ・ネタバレ・感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆
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