オリジナルは全21話ですが、全32話版で視聴しています。
10話
三跪九叩頭の礼(さんききゅうこうとうの礼)
「後金は、王様が臣下になったことを誇示するために城から出したいだけです。北方に連れて行かれることはありません」
「命を奪われなかったとしても、敵に頭を下げた王は〇んだも同然。そんな王に誰が仕えるであろうか。誰が王とみなすであろうか」
「民が王様のことを誤解しようとも、王様はこの国のために屈辱に耐えていると、わたくしは存じております。ただただ勇気ある者だけが屈辱に耐え、生き長らえることができます」
世子の必死の訴えにより、王は城を出て清国の前で9回頭を下げます。戦は終わりました。
戦が終わり、村に帰る
ギルチェ、ウネたちも村に帰ります。パンドゥネの夫、ギルチェの妹と弟は無事でしたが、ギルチェの父は精神を病んでしまい、ギルチェに会っても自分の娘とわからなくなっていました。ウネの父が囮になりギルチェの家族を守って〇にました。自分たちの代わりにウネの父が…責任を感じ、ギルチェの父は病んでしまったのです。
ヨンジュンは敵陣を突破して南漢山城(ナマンサン城)に入り王に仕えた功績を称えられ、弘文館(ホンムングァン)の修撰(スチャン)に任命され漢陽で働くことになります。ウネの父の訃報を知らないヨンジュンは「屋敷を賜ったので、ウネ殿とウネ殿の父を漢陽にお招きしたい」とウネの父に手紙を書きます。
ウネは手紙を受け取り、別れを告げるギルチェに、一緒に行こうと言います。
スニャクが亡くなったことにギルチェは悲しみます。
ジャンヒョンは辛うじて生きており、ジャンヒョンを助けに江華島(クァンファド)に来たリャンウムとクジャムに看病されます。夢の中でギルチェに会い、ジャンヒョンは奇跡的に回復します。
ギルチェもジャンヒョンの安否を心配していました。
ジャンヒョンは、ピョ・オンギョムに「清国の藩陽(シンヨウ)に行く世子様に同行してほしい」と頼まれます。
ジャンヒョンとギルチェが再会
ギルチェが漢陽にいると知ったジャンヒョンは、漢陽のウネの屋敷に行きますが、ウネとパンドゥネから「江華島で苦労した」と聞くと、ギルチェへの贈り物をウネに預け、ギルチェには会わずに帰宅しようとします。
その後、ジャンヒョンを見つけたギルチェは、ジャンヒョンに「江華島で大変な目に遭った」と恨み言を言います。
ジャンヒョンもギルチェも自分の気持ちに素直になれません。
ギルチェはジャンヒョンに「島にいましたか?」と聞きますが、ジャンヒョンは「いなかった」と嘘をつきます。
「南漢山城から突然、姿を消したと聞きましたが逃げたのですか?ご無事で何より」とギルチェは嫌味を言います。
ジャンヒョンがウシム亭という妓楼にいると聞いて、ヨンジュン、ウネ、ギルチェは、ジャンヒョンに会いに行きます。
ジャンヒョンは戦の時のヨンジュンの忠誠心を褒め、ヨンジュンはジャンヒョンに助けてもらった御礼を言います。
妓楼からの帰り道、ヨンジュンはギルチェに「近々ウネ殿に求婚するつもりだ」「スニャクが生きていれば一緒に婚礼を挙げたかったのだが」と話します。
「二人きりで話すのはこれが最後です」と帰ろうとするギルチェをヨンジュンが呼びとめます。
「スニャクが〇ぬ前、妙なことを言いました。『そなた、ギルチェ殿が好きだろう』と。あの時、違うとは言えませんでした。なぜでしょう」
「ヨンジュン様の真のお答えは?」
「酔って戯言を言いました」
「お答えを教えてください」
「ギルチェ殿、あなたの私への想いは、幼子が欲しい玩具を手に入れられなかった時の想いと同じだと私は知っています。手に入れれば、すぐに冷めるはずです」
「私の想いがすぐに冷めると思ってウネと婚姻を?侮らないでください。私の想いは誰よりも真剣です」「ウネを娶ってもいいです。ですが最後に一度だけ正直にお答えください。少しでも私に心を寄せていたことはおありですか」
「この先、かような話は二度とするつもりはありません」
2人の会話を聞いていたジャンヒョンは「女人を弄ぶ」「ウネの許嫁でなければ首を折ってしまいたい」とヨンジュンを責めます。
ジャンヒョンは清国に行く決心をする
ジャンヒョンは藩陽に行くと決心します。「死と隣合わせなら、雑念は消えます」とピョ・オンギョムに言います。
ギルチェに出発を伝えるジャンヒョン。「そなたはいつになったら目が養われるのか。私が戻ってくる頃か?」ギルチェはジャンヒョンが何処へ行こうと寂しくないと強がりますが、清国に行くと聞いてジャンヒョンを心配します。
ジャンヒョン「運よく生き延びて再び会えたら、その時は真剣に話しましょう。私は非婚を貫くと決心しましたが、しかし、ある女人を手に入れるには婚姻するしかないのなら…その…婚姻も辞さぬつもりだ」
ギルチェ「今のは求婚しているつもりですか」
ジャンヒョン「急ぎません。私はいつまでも待てます。そなたに分別がつくまで」
感想
ジャンヒョン様、ギルチェを助けに島に行ったと言えばいいのに!〇にかけてまでギルチェを救ったのに報われませんね。2人とも素直になれなくて、一言多くなってしまうのですよね(^-^; この2人が無事結ばれるといいのですが(>_<)
ヨンジュンも思わせぶりな態度はやめてほしいです。「かような話は二度とするつもりはありません」って、諦めると決めたギルチェに自分からこの話をしたんじゃないですか。〇んだスニャクの気持ちも踏みにじって!
戦が長引くと思っていましたが、あっさりと終わりましたね。人質になった世子は確か8年ほど清国に行っていたはずですが、ジャンヒョンもそんなに長い間帰って来られないのでしょうか。
恋人~あの日聞いた花の咲く音~ 10話のネタバレと感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆