赤い袖先 11話 あらすじ・ネタバレ・感想

赤い袖先

時代劇ロマンス『赤い袖先』11話あらすじ。

世孫の突然の告白にドギムはどう答える!?ドギムが兄と会っているのを目撃した世孫は嫉妬し、ドギムに酷い言葉を言ってしまう…。思悼世子の保姆尚宮、再び側室の打診、暎嬪の遺品を持っていたドギムは盗みを疑われ…。11話も波乱の展開です!

以下、ネタバレになります。続きが気になる、見逃してしまった、視聴後の確認用にご活用ください☆

書を書く世孫の手伝いをするドギムは、時には好きなことをし息抜きをするよう世孫に声をかけます。

「私は今好きなことをしておる。最も好きな場所で、好きな人と…」

世孫の突然の告白に気まずくなる二人…。

世孫は貴重なミカンをドギムに贈ります(ソ尚宮から「ドギムは風邪をひいて当番を変わった」と聞いていたからでしょうか?それともミカンがとってもとっても貴重なのか)。

“想いを確信する時が訪れた。できれば避けたかったこの時が…。目の前の方が私に想いを寄せている。一国の王になられるこの方が…”

しかし、ドギムはそれを受け取りません。「王様への献上品でしょう。畏れ多くて受け取れません」

「貴重とはいえ、たかが果物を遠慮するのか?」

「すみません」

世孫はドギムの手を取り、無理やりミカンを握らせます。「素直に受け取って喜べばいい」

ドギムはミカンを机に置きます。「私には分不相応ゆえ遠慮いたします。望まぬものなのです。宮女には断る自由すらないのですか?どうか遠慮することをお許しください」

「私たちは今、ミカンの話をしておるのか?」

「…」

世孫は怒って立ち去ります。

世孫は側に控えるカン武官に先日のドギムの会話について尋ねます。「先日のソン内人の言葉が気になっておる」

「お慕いしていると言ったことですか?」

「そなたも聞いたであろう?」

「はい、世孫様」

“聞き違いではなかった” 世孫は満足そうです。

「そのことですが、誤解なさっていないか案じておりました。あの日、世孫様が去られた後、『私だけじゃない。東宮の宮女は皆、世孫様をお慕いするべきよ。世孫様が王になられたら、宮女は皆お慕いしないとね』と話していました。

恋慕ではなく、ひとえに誠実で忠義に厚い臣下として世孫様をお慕いしているのです。宮女が媚を売って側室になろうとするのはお嫌いでしょう。ソン内人は決してそんな真似はせぬはずです。私はソン内人の忠心に感銘を受け、イグィサの一員にしたいと思ったほどです」

カン武官は笑顔で話しますが、世孫の顔は怖いです。

左議政はチョ提調尚宮に「王が認知症かも」と相談します。

それを聞いた提調尚宮は、夜に王の元を訪れ様子を探ります。「キム尚宮に代わり、書を読みに参りました」

「疎遠になっていたが、そなたを頻繁に呼んで気遣うべきだった。そなたは長い間、この年寄りの話し相手になってくれた友だ」

「畏れ多いお言葉です」「どこから読みましょうか」

しかし、王は思い出せない様子。「数日前、その書のせいで腹が立ったので、全て処分してしまえ」と言い誤魔化しますが、提調尚宮の目は誤魔化せません。

提調尚宮は書を燃やすよう部下に命じます。

翌朝、ドギムの友人のヨンヒは「郡主たちと書いた書が燃やされる」と泣いています。

通りかかった兼司書は「処分するなら、望む者に与えてもいいはず」と言い、兼司書に憧れているギョンヒはヨンヒに書を渡します。

ドギム「王室の物を勝手に宮女にお与えになっては罪に問われます」

「それなら、なぜ止めなかった。卑怯だな。難しく考えるな。燃やすよりは誰かを喜ばせた方がいい。礼は要らぬ」

「つまり私に貸しを1つ作ったわけですね」

「そういうことにしよう。では貸しを返してくれ」

ドギムは匂い袋を渡します。「友人を助けてくれた恩返しに妹君に差し上げます。これで借りをお返ししました」

王は池に世孫を呼びます。

「サン、死ぬ前に話しておきたいことがある」

「でしたら一生聞きません。王様がご健勝であられることが私の望みです」

「では、別の話をする。…王位に就く者には、胸の内を話せる女人が必要だ。臣下は己の信条と党派のために王と対立することもある。ゆえに、王になった暁には、寄り添ってくれる女人を見つけ、愛おしみながら生きねばな。余が暎嬪と出逢ったように」

これを聞いた世孫は、暎嬪の息子を〇した王に憎しみを強めます。

“最も慈しむ女人の息子を〇し、その女人を生きる屍にした、それが情愛なのか。お祖父様、私はあなたとは違います。私は必ず大切な人を守ります。決してあなたのような愛し方はしません”

“お前の心に私がいなくても構わぬ。お前はいつも私と同じ場所にいる”

世孫はドギムが兄と会っているところを見てしまいます。ドギムの兄のことを知らない世孫は、ドギムの「想い人」と思い、側近も近づけずどこかに行ってしまったので、内官たちが世孫を探します。

ドギムが書庫に行くと世孫がいました。

「私に会いに来たのか?」

「いいえ、お使いでここに参りました。まさかここにおいでとは」「今。何をお考えで?」

「お前のことを…」

ドギムに近づく世孫。「お前は私の味方か?」

「もちろんです。一生お守りすると誓いました」

「お前の全ては私のものか?お前の考え、お前の意思、お前の心は皆、私のものか?答えよ」

「いいえ。宮女にも意思があり心があります。私の全てが世孫様のものではありません」

「呆れたものだ」世孫はドギムの頬を触り、首を掴みます。

「お前の全ては私が決める。お前の全ては私のものだ。私の意思によってのみ生も死も決まる。決して忘れるな」

世孫は書庫を後にします。

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世孫を探すカン武官は、兼司書が御医と密会しているのを見てしまいます。世孫は以前から「御医を抱き込むな」と繰り返し話していました。

翌日、ヨンヒの師匠のパク尚宮が世孫に何かを渡そうとします。高齢で足が不自由でしたが、尚宮は自ら渡すと言うので、ドギムは尚宮を支え、共に東宮に行くことにします。道中、尚宮は「思悼世子様の保姆尚宮だった」と明かします。

そこにチョ提調尚宮が現れ、パク尚宮の荷を奪い、ドギムには戻るよう言います。ドギムは尚宮を案じながらも、従うしかありません。

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夜、ホン・ドンノは同徳会(トンドクフェ)に御史を同行させ、王が認知症を患っていると世孫に伝えます。

同じ頃、提調尚宮に呼ばれたドギムは「世孫様を見守らなければ。世孫様が思悼世子様のようにならぬよう、側室となって、私の目と耳になって700人の宮女を守ってほしい」と頼まれます。

「謀は無用です。世孫様を信じましょう。立派な聖君になられます。決して思悼世子様のようにはなられません」

提調尚宮の部屋に監禁されていたパク尚宮が声を上げたため、提調尚宮はドギムを下がらせます。パク尚宮は酷い拷問を受けたようです。

さらに翌日、監察尚宮(カムチャルサングン)による抜き打ちの持ち物検査があり、暎嬪の書を持っていたドギムは盗みを疑われ、王妃の元に連れて行かれます。

王室の物を盗んだ罪は打ち首の刑になります。

ボギョンたちは兼司書を通し世孫に助けを求めます。

さすが思悼世子の息子と思ってしまう、世孫の冷酷で独占欲の強い性格が…。もう少し視聴を続けますが、世孫のどこが良いのか全くわかりません(>_<)

ドギムの告白(※10話参照)の意味は、やはりそういうことか!という感じでしたね(笑)

いつも側にいるカン武官は空気を読めないところがあり、緊張の多いこのドラマを和ませてくれます。

王とチョ提調尚宮の会話は、昔と深い仲にあったのでは?と思わせる会話でしたね。

書を勝手にヨンヒに与えた兼司書の真意は何なのか?後で大問題になりそうですが、頭の良い兼司書がそのことに気づかないはずがありません。

パク尚宮様の身が心配です(>_<)

赤い袖先 11話のあらすじ・ネタバレ・感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆

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