赤い袖先 10話 あらすじ・ネタバレ・感想

赤い袖先

物語が大きく進展する10話は必見!

世孫の湯あみのお世話をすることになったドギムは、湯を足そうとして浴槽に落ちてしまい…それからというもの、世孫はドギムを意識してしまう…。

さらに、提調尚宮に「世孫の側室になってほしい」と言われるドギム…。

離れて暮らしていた兄にも再会し…。先輩宮女・ウォレの裏の顔も少しずつ明らかに…。

以下、ネタバレになります。続きが気になる、見逃してしまった、そんな時にご活用ください☆

先輩宮女たちはドギムに世孫の湯あみのお世話を押し付け、ドギムはお風呂場で世孫と二人きりになってしまいます。

世孫は、昨夜ドギムが兼司書と親しげに話していたことを責めますが、ドギムに「見ていたなら、宮女を弄ぶ兼司書をその場で咎めるべきだった。宮女は弄ばれ、情報を探られています。それなのに有能な側近を叱らず、非力な宮女をお咎めになるなんて」と言い返されてしまいます。

「他の宮女のことなど知らぬ。私が気にするのは…ただ…大切な人だけだ」

「もしや私を案じておられるのですか」

「そうだ」

「…ご心配をおかけしました」

ドギムは、浴槽にお湯を足そうとし、世孫がそれを手伝おうとします。世孫の湯着が開け(はだけ)鍛えられた肉体がチラ見え…目を奪われたドギムは世孫に抱きつくような形で浴槽に落ちてしまいます。

担当の尚宮に代わり、東宮のソ尚宮がやって来ます。ドギムは急いで濡れた服を着替えますが、待たされる尚宮は、世孫が気になり障子に穴を空けて中を覗きます。すると、裸のドギムが服を着ています。

ドギムの着替えが気になる世孫…。鏡に映ったドギムの背中には「明」と入れ墨がありました。

ドギムがお風呂場から出てきます。

ソ尚宮「何事もなかったわね」

「はい」

翌日、世孫はドギムのことが気になり、講義に集中できません。

講義が終わっても世孫はドギムのことを考えています。

宮女の声が聞こえてきます。

キム・ボギョン「さっき兼司書様を見た。素敵だったわ」

ヨンヒ「私は文官より武官が良い」

ギョンヒ「私も武官が良い。逞しい人であってこそ、男の役目も果たせる」

ボギョン「何を言ってるの!兼司書様は床上手よ!」

「ドギムはどっちが良いの?」

ドギム「私のお慕いする方は文官でも武官でもない」

ボギョン「誰かお慕いする方がいるの?」

ドギム「うん。秘密にしてね。私は世孫様をお慕いしている」

それを聞いた世孫は満足し、庭へ駆け出し、1人、声を上げ笑います。

宮女たちの話は盛り上がります。

中宮殿の使いが終わり、ドギムは東宮に戻ります。

ソ尚宮は戻ってきたドギムを王宮の外れに連れて行きます。そこには世孫もいました。

世孫は犬小屋を見ながら、亡き父との思い出を話して聞かせます。「皆がどのように記憶しようと、確かに一時は優しい方だった」

さらに世孫はドギムの手を引き、花の咲いている場所に案内します。「父上が亡くなってから初めて花が咲いた。これには何か意味があるのだろうか。お前に見せたくて呼んだ」

王は政務中に昼寝をしてしまったり、認知症の症状が進行します。

ドギムは、先輩のウォレと夜市に出かけます。ウォレはドギムに「提調尚宮の姪」だと明かします。

間者に付けられていると気がついたウォレは、ドギムをおいて脇道へ。

「どちら様で?」

「私の兄を毒殺しておいて、とぼけるのか」

「お兄様は世孫様に仕えるイグィサの兵ですね」

「黒幕を明らかにしてみせる」

男たちはウォレを始末しようとしましたが、ウォレは手元に隠し持っていた短刀で3~4人の男を瞬時に刺し〇します。

それを見ていた小間物売りの男は、ウォレと一緒にいたドギムを捕盗庁に連れて行こうとしますが、若い男性がドギムを救います。

男性は去ろうとしますが、ドギムはその男性が生き別れた兄だと気づきます。

兄は宮中暮らしのドギムを心配しますが、ドギムは「宮中暮らしを気に入っている。母親のようなソ尚宮様や、家族のような友がいる」と答え、武科試験を受けるよう勧めます。

「父上はイグィサの兵ゆえ殺された。世子様が亡くなったその日に逆賊にされた。禄を食むとはそういうことだ、それでも武官になってほしいか?」

「一生身を隠して志を遂げることもなく死にたいの?朝鮮一の武官になるのが夢だったでしょう。その夢を必ず成し遂げて」

翌日、ドギムはチョ提調尚宮に呼ばれ、「お前を世孫様の側室にしたい」と声をかけられます。チョ提調尚宮は、ドギムが王の話し相手になれるよう、筆写を口実に書を学ばせていたのです。

しかし、ドギムは「世孫様の側室にはなりません。一生宮女として生きたい」と頭を下げます。

「無理強いはしない、お前の意思を尊重する。だが人の心は変わるもの」

ドギムの人生が大きく動こうとしています。

湯あみの場面は、うまく演技ができなかったのか、ドギムが世孫に抱きついた形になっていて、演技がわざとらしく狙っている感じがして、一気につまらなくなりました(>_<)

それからというもの世孫はドギムを意識していますが、ドギムは提調尚宮に側室入りを打診されても拒否。「世孫様をお慕いしている」と言っていたのは、「恋心」としてではなく、お仕えする「主」としてなのでしょうか。

強すぎるウォレさんだけでなく、背中に入れ墨のあるドギムにも、まだ秘密がありそう。

兄との再会を果たし、ドギムを取り巻く人間関係も変化していきそうですね。

赤い袖先 10話のあらすじ・ネタバレ・感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆

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