赤い袖先 6話・7話 あらすじ・ネタバレ・感想

赤い袖先

時代劇ロマンス『赤い袖先』6話・7話あらすじ。

少しずつ絆を深めるドギムと世孫。ホン・ドンノの冷酷な本性が明らかに…。6話・7話も陰謀に翻弄される__。

以下、ネタバレになります。続きが気になる、見逃してしまった、そんな時にご活用ください☆

ドギムは尚宮から世孫の側使いに命じられてしまいます。世孫は完璧主義で細かなことで宮女を罰するので、嫌われていました。

ドギムは「所属を変え、二度と現れない」と世孫に申し出ますが、世孫はそれを認めません。

夜になり、東宮から宮女の居所へ戻るドギム。雨が降っていました。

通りかかったホン・ドンノがドギムに傘を差します。「私が兼司書だと言えず申し訳ない」「宮女殿から名前を教えてくれるのを待っていた、ソン宮女殿。しかし、そなたとはあまり会わぬ方が良い」ホン・ドンノはドギムに傘を渡し去って行きます。

ドギムは、その後、門から出てきた下働きのサモルに傘を渡し、宮女の居所の戻りますが、「兼司書様と相傘をしていた宮女がいた」と噂を聞きつけたキム・ボギョンらが、帰宅する宮女を待ち伏せしていました。「しかもその傘を頂いたそうよ。兼司書様はいつも親切だけど、誰にでも傘を渡す方ではない」「その女が惑わしたに違いないわ」

ドギムは傘をさしていなかったため、その場を乗り切りましたが、サモルが心配です。

両親を亡くしたドギムは、恵嬪の使用人の養女になり宮女になったようです。笄礼(ケレ。正式な内人になる式)の前に、ドギムは恵嬪に挨拶に行きます。

恵嬪は「世孫の身に起こる全てを報告するよう」命じます。「お前たち兄妹は逆賊の子(ドギムの父は亡き世子に仕えていたようです)、私のお陰で生き延びた」

たとえ世孫の母に対してでも宮中での出来事を口外することは禁じられていましたが、ドギムは従うしかありません。

宮中に戻ったドギムは、「衣が王様の御道に触れた、御道を犯した」として和緩(ファワン)翁主に杖刑100回を命じられます。

しかし、通りかかった世孫がそれを止めます。「その宮女を処罰できるのは、叔母上ではなく、東宮の主である私です」「来るのだ」

「東宮の宮女をそなただけが処罰できるとでも?とんでもない。内命婦の宮女を総べるお方がいらっしゃいます」

翁主と世孫はドギムを王妃の元に連れて行きます。王妃は「杖刑100回は重すぎる、半年分の減俸にしよう」と言いますが、翁主は聞き入れません。

そこに王がやって来て、王妃が自ら作った餅を振る舞います。しかし、翁主は「それは毒です。以前、王様は餅を喉に詰まらせて3日間寝込まれました。餅は王様のお体にとって毒です、食べないでください」と訴えます。

困った王は世孫に意見を求めます。

世孫「餅を食べなければ王妃様がお心を痛めるので食べるべきです」

しかし、ドギムが必死に首を振るので、「ですが、王様のお体が一番大切、食べないでください」と世孫は続けます。

王はドギムに気づき、王妃はドギムがここへ来た経緯を王に話します。

王「宮女1人の処罰にいちいち悩んでられぬ、東宮の宮女ゆえ世孫に決めさせれば良い」

翁主は王と止めようとしますが、「配下の者を庇うのか、誰が見ても公平な裁きを下すのか、見ていればよい」と世孫に全てを任せます。

「御道を手入れするのも宮女の大切な仕事、御道を犯したことは取るに足らぬことです。しかし、叔母上の気に障ったのなら処罰しましょう。半年分の減俸とします」

王は世孫の裁きに満足したので、翁主もそれを受け入れます。

王妃の元を後にしたドギムは世孫に御礼を伝えますが、世孫も「お前の助けがなければ、私は王様のお心が読めず、餅を勧めていた。危うかった。そなたは誠に気が利くな」とドギムに感謝を伝えます。

恵嬪に世孫の行動を探るよう命じられたドギムは、妓楼に入る世孫を尾行します。尾行者に気づいたホン・ドンノは、ドギムと気づきながらも殺そうとします。しかし、世孫はそれを止め、ドギムは世孫に事情を伝えます。

世孫は、主の自分ではなく、母親の命令を聞くドギムに失望しながらも、ドギムを使いとして「同徳会(トンドクフェ)」に迎え入れます。

「名はソン・ドギム。父親はホン一族の使用人ソン・ユナン。師は東宮のソ尚宮」世孫はドギムの素性を皆に話します。

翌日、ドギムは他の宮女たちの前でホン・ドンノに呼び出されます。ドンノはドギムに謝り、その後「世孫様は宮女殿をどう思っておられる?」と聞きます。

「私に聞かれてもわかりません。世孫様に尋ねるべきです」「私の気持ちは聞かぬのですか」

「宮女の気持ちなど聞いてどうする、宮女の心など誰も気にせぬ」

素敵だと思っていたホン・ドンノは、野心家で、冷酷な人でした。ドギムは傷つきます。

持ち場に戻ったドギムは、兼司書との関係を問い詰められますが、「書物を探すよう言われただけ」と答え、友人らは納得します。

郡主(下の妹)の夫は、ホン・ドンノに「お前が左議政の屋敷から出るのを見た者がいる」と言いますが、ホン・ドンノは動じません。

王は世孫に代理聴政(テリチョンジョン)を任せようとします。「まさか譲位では?」サド世子を死に追い詰めた者たちは震えあがります。

笄礼(ケレ)の衣装をするドギムを見、王様の寵愛を受けたのでは?!と焦る世孫。世孫の心の中でドギムの存在が大きくなっているようです。

いよいよ笄礼の当日。ドギムは朝寝坊します。

6話では、世孫が、翁主の理不尽な言いがかりからドギムを守り、二人の距離が少しずつ縮まっていきます。その後も、ドギムの婚礼衣装を見てショックを受けたりと、世孫は確実にドギムを意識していますね。

衝撃だったのは、ホン・ドンノの本性!これまで宮女に優しい笑顔を見せてきましたが、尾行者が顔見知りのドギムなのに、あっさり〇そうとしたり、「宮女の気持ちなど、どうでもいい」と女性や地位の低い者を軽視する面が見られました。野心家で策略家のホン・ドンノは、心の底では世孫のこともドギムのことも見下しているのでしょうね(>_<)

赤い袖先 6話・7話のあらすじ・ネタバレ・感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆

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