ポッサム~愛と運命を盗んだ男~ 27話 あらすじ・ネタバレ・感想

ポッサム ~愛と運命を盗んだ男~

韓国ドラマ『ポッサム~愛と運命を盗んだ男~』27話あらすじ。

デヨプは実父の死の真相を知り…。再び左議政に捕らわれた翁主をバウ&デヨプが救う。左議政と直接対峙するデヨプ__。

以下、ネタバレになります。続きが気になる、見逃してしまった、そんな時にご活用ください☆

翁主は母に会っていました。「父上のお陰でまた母上にも会えました。父上を恨んでいません」と翁主は言います。

「旦那様は優しい?」「はい、母上」昭儀(ソウィ)はバウを気に入っているようで、笑顔です。

「婚礼の準備をしてあげたかった」と言う母に、翁主は「旦那様が花を摘んで世界に一つだけの、どんな冠より美しい冠を作ってくれた」と満足そうです。

バウは、デヨプに「西人派の謀反」について伝えます。

そして、姿勢を正しデヨプに頭を下げます。「助けてくれ。俺だけでは左議政を止められない。翁主を救いたい」

その後、デヨプは「王になるつもりはない」とへインダンに伝えます。「私が王座を拒めば母上を使って脅すでしょう」

「心配はいらぬ。最悪の事態に備えた切り札がある」「お父上の手ぬぐいよ。誰に殺されたか書いてある。毒を飲まされ、吐血した。その血で誰の仕業か伝えようとしたが、最後まで書けずに力尽きた」「毒を飲ませただけでなく刺客まで送った」「手ぬぐいを届け、伝えてくれたのはテチュルよ」

手ぬぐいには「イ・イチョム」と書いてありました。

「伯父は、次期王が誰になるか情勢を見ていた。今の王が優勢になると、父上と私を引き離そうとした。私との関係が明るみに出るのを恐れ謀反人に仕立てた。でも、今の王は兄である父上を殺そうとはしなかった。だから殺したの」

へインダンは手ぬぐいを持って兄に会いに行こうとしますが、話を聞いていたテチュルが二人を左議政から守ろうとします。

「沈黙こそが生き延びる唯一の道です」「母上を守りたければ処分してください」デヨプはそれに従います。

バウとデヨプは、左議政の謀反を阻むため、左議政の武器庫を襲います。大量の火縄銃と手りゅう弾がありました。バウは、武器庫を爆破させます。デヨプは時間を稼ぐためわざと左議政に捕まります。

「なにゆえかように無謀なことを?」

「殺してください。父上の恨みは晴らせねど、敵と志を共にする気はない」「伯父上が父上にしたことです」

「その手の流言は敵の多い私を陥れるための計略です」左議政はしらを切ります。

左議政はデヨプを従わせようと、翁主の引き渡しを王に求めます。

王は「考えさせてくれ」と答えますが、キム尚宮が勝手に翁主を引き渡します。「すべて王様のためです」

左議政「誠に王様がご存じないとお思いで?キム尚宮が寵愛を受けるのは、王様の心の内を言われずとも動くからです」「お逃げになれば、王様や昭儀様にどんな災いが降りかかるか」

王はキム尚宮に激怒します。

「すべては王様のためにしたこと。時間を稼がねばなりません。これが過ちでしたら命をお取りください」

王は刀を握りますが、キム尚宮を殺すことはできません。

昭儀が王殿にやって来ます。「よくもこのような真似を!人として恥を知るべきです」

「翁主様の件は私がしたこと、王様と国のために…」

昭儀は、キム尚宮を平手打ちします。「王様だの国だのお前ごときが口にするな」

「誠にその気がなかったのなら、なぜこの者を生かしておくのです。王様に止める気はなかったのですよね。王座が大切で、それ以外は何も見えぬのですか。娘を売ってでも守りたいのですか?この者の言うとおり国を守るために?こたびもまた娘を守るために仕方なかったと?なぜ父親が娘を死地へ追いやれるのですか。ファインは王様に殺されるのです。

王様はもう夫でも父親でもありません。あの世へ行っても、その残忍な顔は見たくありません。私を探さないでください。お好きな権力を千年万年ご享受ください。娘と引き換えに得た権力です。末永く楽しんでください。ですが、もう誰もいません。王様を心から案じる人を天は与えてくれぬはず」

昭儀は出て行きます。

夜、王は昭儀の言葉を思い出し、独り泣いていました。

「私の忠誠心の証です。あれほど望んでいた翁主様を心ゆくまで抱いてください」

左議政はデヨプに翁主を差し出しますが、翁主とデヨプは左議政に激怒。翁主は左議政の屋敷に監禁されます。

テチュルはデヨプからの伝言をバウに伝えます。

大妃のもとに行くバウ。「王と大北派を排除するため、どうかお力添えを」翁主を救うためには、謀反を起こすしかありません。

「反正を許す」との大妃の親書を持ち、キム・ジャジョムのもとに行くバウ。「条件があります。昭儀様と翁主様、王様の御命は奪わぬようこの場で確言を」

バウは左議政の謀反決行日を伝え、その前に西人派の謀反を行なうべきだと助言します。

デヨプは、へインダンに朝鮮を離れるよう言います。共に発とうと言うへインダンにデヨプは「すべきことがあり、終わり次第追う。何があろうとおそばへ行き母上をお守りします。どうか親不孝者が罪滅ぼしする機会をください」と伝えます。

「約束しておくれ。決して死なぬと、何があろうと生き延びて母に会いに来ると」

「はい、母上」

「ご意向に従います」「その代わり翁主様と共に父の墓に参拝をさせてください」デヨプは左議政に従ったふりをします。

左議政はデヨプが従うはずがないと見抜いています。「裏切らせるために聞き入れた。翁主を救いに必ずキム・デソクが現れる。やつらを捕えるのだ」

寺へ向かう道中、テチュルはウォンヨプに嘘の情報を伝え、ウォンヨプは左議政一行を見失います。

休憩しようとデヨプが声をかけ、左議政一行が足を止めると、バウ、ジュンヨン、チュンベたちが襲いかかります。「イ・イチョムを捕えよ!」

テチュルは「翁主を守る」と左議政に言います。

バウとデヨプは敵であるかのように演技し戦います。

戦いに気を取られていた左議政がしばらくして輿の中を見ると、翁主はすでに逃げていました。「テチュル、ネイニョーーーーン!」

翁主はバウと再会します。

チュンベとジュンヨン、バウと翁主とテチュルそしてデヨプの二組に分かれ逃げようとしますが、デヨプは「片をつける」「今しかない」と残ると言います。

「お供する」と言うテチュルにへインダンを守るよう頼み、デヨプは独りで残ります。

バウ「何をするにしても気をつけろ」

翁主「どこであれ、お元気でいらしてください」

「生きたくば逃げよ」デヨプは左議政の護衛を遠ざけます。

デヨプは左議政の首に刀を掲げます。「私の父の敵はあなたです」

「デヨプ」

「私の名を呼ぶな。その資格はない。あなたを殺して父の無念と母の恨みを晴らします」

刀を振りますが、デヨプには左議政を殺すことはできませんでした。「名も家門も血筋も、あなたがくださったものは全て捨てます。あなたも謀反など忘れ息を潜めて生きるのです。さもなくばあなたを許しません」

デヨプは去って行きますが…左議政は落ちた刀を拾い、背中からデヨプを突き刺します。

「そなたが自ら招いたことだ、私を恨むでない」

足取りもおぼつかず、立ち去ろうとする左議政。

「父上…一度でも、たった一度でも私を息子だと思ったことがおありですか?」

左議政は答えず去って行きます。

「答えてから去ってください!」最期の力を振り絞ったデヨプの叫びは届きませんでした。

デヨプの最期があまりにも可哀想すぎます。韓ドラでは三角関係の失恋者が亡くなるのは定番中の定番ですが、父親と思っていた人に、実父を殺され、利用され、自身も殺され、デヨプの心には何度左議政の刀が刺さったことでしょう。

間接的ではありますが、翁主もまた父に見捨てられ…。昭儀の言う通り、キム尚宮を殺さなかったということは、心の中で翁主を見捨てよう見捨てたいと思っていたということですよね。

登場から頼りなさそうな昭儀でしたが、娘を捨てた王に怒りをぶつけるシーンはかっこよかったです。

そして、この後、昭儀の言うとおり、王を想い守ろうとしてくれる人が誰一人いなくなります。王は自分しか考えてこなかったので仕方ありません。

テチュルは、ずっとへインダンに恋心を寄せていたのでしょうね。

いよいよ次回は最終話です!

ポッサム~愛と運命を盗んだ男~ 27話のあらすじ・ネタバレ・感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆

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