ポッサム~愛と運命を盗んだ男~ 23話 あらすじ
韓国ドラマ『ポッサム~愛と運命を盗んだ男~』23話あらすじ。
翁主の居場所が露見し、ついに左議政が翁主と直接対峙__。嫁の身分を知ったバウの母は、翁主を受け入れるのか。翁主のバウへの想い…。
以下、ネタバレになります。続きが気になる、見逃してしまった、そんな時にご活用ください☆
ポッサム~愛と運命を盗んだ男~ 23話 ネタバレ
バウは母に嫁の身分を明かす
「チュンベの話は事実です。母上が心配なさると思い黙っていました」
「過ぎたことは許してあげなさい。チャドルの母親を…」
「嫌です。あの女が息子に会いたくて来たと思いますか?あの女は息子など眼中にない」
「そうかもしれない。だけど以前とは状況が違うわ。身分が回復して官職にも就いた。チャドルのためよ。嫁が卑しい身分でなければチャドルの産みの母はすぐにでも追い出していた。チャドルのためにも両班の母親がいる。嫁が母親になればチャドルは仕官できなくなる」
「両班です。いいえ、王族です、翁主です」
「誰が?」「嫁が?」
「はい」
「翁主をポッサムしたの?」「嫁を…翁主を今すぐに追い出しなさい、左議政は翁主を探しているはず、私たちまで危うくなる」「我が一族が誰のせいで滅びることになったか忘れたの?今すぐチャドルの母親も翁主も追い出しなさい。翁主と縁を切らない限り左議政を避けられない」
「それは翁主を死地に送るのと同じです」
「気の毒だが一緒に死ぬことはできない」
「すみません」
「なぜ謝るの?一緒に死ぬつもり?私たちが死のうと翁主はそばに置くの?」
「翁主を恋い慕っています。心からあの人を恋い慕っています」
バウの母は、チュンベから翁主は婚礼前に許婚が亡くなってしまったカマク寡婦だと聞きます。
翁主のことを知っているチャドルの実母を追い出すこともできず、やむなく蔵の中に閉じ込めます。
久しぶりに父親に会ったチャドルは「両班より昔の生活の方が良かった、お父さんといつも一緒だった、今は家が広くても独りだし、お父さんも忙しそう」と寂しそうです。
バウの別れた妻が戻って来たと聞いたデヨプは、翁主に会いに来ます。
出先から戻ったチュンベは、屋敷からデヨプが出てくるのを見て、チョ尚宮に怒りをぶつけます。「敵の息子を屋敷に入れるとは!小間物売りも左議政の手先かもしれない。翁主の存命を左議政が知るかもしれない」
「若様は翁主様のために父親を裏切ろうとした、若様に罪はない」
チャドルの実母が左議政に密告
その後、住職がバウの屋敷にやって来ます。
住職は「チャドルの実母を私が預かり教え導こう」とバウの母に提案。
住職とバウの母の会話を聞いていたチャドルの実母は、土地の権利書と金目の物を盗み、バウの屋敷を逃げ出し、左議政の屋敷に行き「翁主が生きている、キム・デソクの屋敷にいる」と伝えます。チャドルの実母はその場で始末されてしまいます。
翁主に危機が迫っていると悟ったデヨプは翁主の元に行こうとしますが、テチュルが気絶させます。
左議政は長男を使い内禁衛将(ネグミジャン)ソッケを呼び出し、その様子をキム尚宮の女官に見られてしまいます。
左議政、翁主と直接対峙
左議政がバウの屋敷にやって来ました。翁主が自ら門を開け左議政を出迎えます。「お元気でしたか、左議政様」
「今、左議政様と言ったか?」
「それ以外に何とお呼びすればよいのですか?嫁のファイン翁主は死に、葬儀も行いました。それでも舅とかしずかれたいのですか?」
テチュルが刀を抜き…。バウが走って来て翁主を守ります。チュンベもチョ尚宮も翁主を守ります。
村人がバウの屋敷に近づいてきます。「このお屋敷で米を貰えると聞きました」
翁主「キム宣伝官(ソンジョングァン)が褒美として賜った米です。これも左議政様のお陰です。思いがけず民を助けることになりましたね」
ウォンヨプ「民を追い払い、この女を捕らえよ」左議政の手下が刀を抜きます。
バウ「罪なき民だ、直ちに下がれ」
翁主「私を殺すなりここを去るなりしてください。二度と来ないでください。さすれば左議政様の罪は忘れます」
民の前で惨殺行為をするわけにはいかず左議政は引き上げて行きます。
翁主を受け入れるバウの母
左議政が去ったので、バウ、翁主、チュンベ、チョ尚宮は民に米を配ります。そこにバウの母がやって来て、翁主の手を取ります。「大丈夫か?」
「はい、ご心配をおかけしました」
「そなたは悪くない、イ・イチョムはもともと我が家を狙っていた」
「感謝します」
「水くさい。嫁と思ってくれと言ったのは嘘か?人でなしを相手にして疲れただろう。ここは私に任せて休みなさい」
「大丈夫です。私に任せてください」
「嫁姑の仲がよろしいこと。ここは私に任せてお二方とも休んでください」嫁姑の微笑ましいやり取りをチョ尚宮がからかいます。
夜襲を仕掛ける左議政
左議政は、王が機会を伺い翁主の件で自分を失脚させようとしていたと気づきます。自分の罪を消すために、左議政は再び翁主を殺すようテチュルに命じます。そんな折、左議政は王に呼ばれますが、具合が悪いと断ります。
夜、左議政はテチュルと刺客をバウの屋敷に送ります。刺客の中にはデヨプの姿も…。バウ、翁主、チュンベ、チョ尚宮は逃げますが、多勢に無勢…逃げ切れません。テチュルが斬られそうになり、デヨプはテチュルを庇います。その時、王がやってきて争いをやめさせます。
翁主の想い
王は翁主に、自分に左議政を倒す力がないことを詫びます。
翁主「一つお願いがございます。キム・デソクに嫁がせてください。私は一人の男の妻として生きたいのです」
「ならぬ、住まいを用意するゆえ荷物をまとめよ」
「私は生きる屍のように生きるのではなく人らしく生きたいのです。何の罪もないのに一生追われ続けた末に死ぬより、一日でもよいので堂々と生きて死にたいのです」
「あやつが私の命に逆らい、そなたを娶りたいと?」
「いいえ、私の望みです。あの人は拒まなかっただけ」
「黙れ!」
「あの人をお慕いしています。心からお慕いしています」
屋敷に戻ったテチュルはデヨプに「へインダン様のために命を大切にしてほしい」と言います。
王は左議政の屋敷に出向きます。
ポッサム~愛と運命を盗んだ男~ 23話 感想
息子と家族の安全のために翁主を追い出そうとしたバウの母が、翁主が左議政と対峙する様子を見て、彼女を受け入れます。守られるだけの存在ではなく、翁主もバウやチャドル、家族を守ろうとするその強さを見て、彼女を受け入れたのでしょう。賤民と思い込み、意地悪な態度を取ることもありましたが、この母親は根が意地悪なのではなくて、バウと跡取りのチャドルのことを最優先に考える一般的な両班の奥方なのですよね。以後、嫁として受け入れた翁主に優しくする姿が見られ、ただの息子想いのお母さんなのです。
チャドルの実母が〇される直接的な描写はありませんでしたが、「始末しろ」と言われ、その後、最終話まで出てこなかったので、〇されたのでしょう(>_<)翁主とは対照的に、左議政に翁主の居場所を伝えれば、実子のチャドルにも危険が及ぶにも関わらず、目先の小銭のために翁主を売るような女性でした。
ラストは、翁主がバウへの想いを王に告白しますが、王は受け入れません。娘の再婚を受け入れないのか、バウの家門がだめなのか、そのどちらもか…。翁主は婚礼の前に婚約者が亡くなり、顔も見ていない夫(になるはずだった人)のために生涯寡婦として生きていかなければならず、相当女性蔑視の制度ですよね(そういう方のためにポッサムの風習がありました)。
ポッサム~愛と運命を盗んだ男~ 23話のあらすじ・ネタバレ・感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆
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