ポッサム~愛と運命を盗んだ男~ 20話・21話 あらすじ・ネタバレ・感想

ポッサム ~愛と運命を盗んだ男~

韓国ドラマ『ポッサム~愛と運命を盗んだ男~』20話・21話あらすじ。

北方行きを命じられたバウは、明国兵に捕まってしまう。バウの不在時に「チャドルの実母」が現れ、翁主にも危機が…。

以下、ネタバレになります。続きが気になる、見逃してしまった、そんな時にご活用ください☆

王が突然倒れ気を失ったため、王宮の門は閉まり、劇団員は左議政の命で拘束されます。劇団員が一人いないことに気づかれてしまい、絶体絶命と思われましたが、翁主はキム尚宮の助けで王宮を脱出します。

王が長い間常用している丸薬を疑ったキム尚宮は、左議政に御医を変えるよう訴えますが、左議政は「王様が決めた御医で、王后様と世子様も信頼している御医だ」と拒否。キム尚宮はジュンヨンに御医を〇すよう命じます。

王が目を覚まさないため、世子が代理を務めます。

左議政は「明が兵糧と軍資金を要求してきた。倭国が攻めてきた時に明に助けられた恩返しに、明の要求を聞き入れるべき」と進言。

キム・ジャジョム「明の要求を聞き入れることはできない。兵糧を差し出せば来年の救援米が不足しますし、兵糧と軍資金を差し出せば、後金は朝鮮を敵と見なし攻め込んでくるでしょう。王様は戦を望んでいません」

世子「直ちに決められぬことゆえ父上が回復されるのを待とう」

世子「刑曹判書(ヒョンジョパンソ)と捕盗大将(ポドテジャン)の座が空いているが、国が危機的状況ゆえ前任者を復職させよ」

左議政は世子を丸め込み、息子の復職に成功します。

バウの殺害を目論む左議政は、バウを北方の国境地域に派遣し、目的を隠すために息子のデヨプも派遣します。

デヨプには、毛文龍(もうぶんりゅう)への文も持たせます。「そなたに与える最後の機会だ」「必ず一人で帰還するのだ」

文には「キム・デソクを殺し、失踪したことにしてくれれば、要求通り兵糧と軍資金を差し出す」とありました。

左議政の罠だと知りながら、バウは北方に行くことに。

「必ず生きてお戻りください」翁主は泣いています。

「そなたを一人残したまま絶対に死なない。待っていてくれ」

左議政を怪しみ、キム・ジャジョムも同行することにします。

落ち込む翁主を励ますため、チョ尚宮は、鶏を揚げた「ポゲ」を作りますが、「息子が遠地に行ったのに、高価な油で揚げた鶏肉を食べるなんて!」とバウの母親に叱られてしまいます。

義母の嫌味に負けず、翁主はチャドルに勉強を教え、義母を気遣います。

バウらが北方に行くと、毛の部下が村人から略奪をしていました。バウは村人を守ります。

科挙の際、バウを撃った若者がウォンヨプに命じられて、またもバウを狙いますが、明の兵士を撃ってしまいます。

その頃、朝鮮では、王が目を覚まします。

キム尚宮は、刑曹判書と捕盗大将が復職したこと、丸薬に基準以上のケシが含まれていたため、御医を始末したことを報告します。

バウとデソクは、毛の兵士に暴行を働いたとして捕まってしまいます。

バウが不在の中、バウが両班に戻ったと聞いたチャドルの実母がバウの屋敷にやって来ます。

チャドルの実母はバウの母に取り入り、翁主は騙していたことを責められます。

チュンベが「この女は赤子を置いて駆け落ちした」と明かしますが、チャドルの実母が父親の号牌(ホベ。身分証)を見せ「父親は両班だった」と言うので、この問題はバウが帰宅してから決着をつけることに。

チャドルの実母は、翁主の部屋を奪い、屋敷に居座ります。

翁主は住職に文を書き、チュンベがそれを届けます。

チャドルが書院から帰ってきたので、実母がチャドルを呼びますが、チャドルは翁主を「母さん」と呼び、実母には全く懐きません。チャドルは、実母が自分を置いて駆け落ちしたことを知っていました。

夜になり、実母と眠るチャドル。しかし、チャドルは布団を出て翁主の元に行ってしまいます。「母さんだとは思えない。知らない人みたいで怖い」「母さん(翁主のこと)は違った、初めて会った時から今と変わらず大好きだった」「あっちの母さんも僕が嫌いみたい」

毛文龍(もうぶんりゅう)は「兵糧と軍資金を送ってくれれば、イ・デヨプとキム・デソクを解放する」と言いますが、朝鮮が明と組んだと誤解して後金が攻めてくるのを避けたい王は、バウを諦めることにします。

牢の中にいるバウとデヨプ。

「父親が毛に宛てた書状があるんだろ?『俺を殺せ』と。それを使って生き延びろ、お前だけでも生きろ」

「なぜ命乞いしない?」

「お前には借りを作りたくない」

明の兵に襲われているところをバウに助けられた村人が、牢にいるバウに握り飯を差し入れします。

握り飯には「寺院の印」がつけられており、住職からのメッセージだと気づいたバウは、兵士に見られる前にそれを口に含みます。

住職は握り飯に鍵を忍ばせていました。

夜になり手錠を外しているとキム・ジャジョムが走ってきます。

「王様はそなたを毛に渡すそうだ。毛に殺されないように用心しろ、手だてを見つける」

すぐに毛の兵士が牢に入って来ますが、手錠を外していたバウは兵士を気絶させ、兵士の服を奪い、デヨプと共に逃亡。

逃げる二人を住職が助けます。「翁主様に頼まれた、義州へ行け!」

科挙の時にバウを襲った者が、逃げるバウをまたも襲います。

それに気づいたデヨプがバウを庇い、デヨプは肩を撃たれてしまいます。

バウは銃を持った男を追いかけます。「黒幕は誰だ」「左議政様です。命だけは…」銃を持った男は後金の兵に背中を射られ死んでしまいます。

王は左議政に「キム・デソクが逃亡した」と伝えますが、どこか嬉しそうです。

「王命に背いた罪人です。捕らえて毛に返さなければ」

「しかし、そなたの息子も共に逃げた。二人で逃げた以上二人とも罰せねばならぬ。特別扱いはできぬゆえ残念だ」

「両者とも職務を忘れ、私的な感情に走り、国の重大事を損ねました。重罰を与えるべきです。息子も厳罰に処してください」

「さすが左議政だ。しかし西人派は、二人を宣伝官(ソンジョングァン)にしたそなたにも、責任を取れと言うやもしれぬ。それが心配だ」

テチュルが左議政に「キム・デソクの屋敷には、妹の他に若い女人が住んでいると情報を得た」と報告します。

左議政はバウの屋敷に小間物売りを送ります。兵士が止めますが、チャドルの実母が小間物売りを屋敷に入れてしまいます。

「キム・デソクの妻でした。最近よりを戻したようです」

「だが王様が奴の妻をあの屋敷に隠すわけがない。屋敷の住人を詳しく調べろ」

20話・21話も政争メインで、恋愛描写は少なめです。

バウは命懸けで北方へ行くことに。政敵(バウ)を陥れるためなら、実子までも駒のように扱う左議政の冷酷さが際立ちました。

バウの屋敷ではチャドルの実母が現れ、翁主は使用人部屋で過ごすことに。バウがおそらく後金兵に捕まるであろうシーンで終わってしまったので、バウの家庭問題もしばらく長引きそうです。実母が小間物売りを屋敷に入れてしまったり、安全面にも不安があり、もう一波乱ありそうですね。

ポッサム~愛と運命を盗んだ男~ 20話・21話のあらすじ・ネタバレ・感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆

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