大王世宗 35話 あらすじ・ネタバレ・感想

大王世宗

朝鮮時代最高の君主・世宗の激動の生涯を描いた歴史超大作ドラマ『大王世宗(テワンセジョン)』35話「忠臣たちの決断」あらすじ。

王不在の朝廷で、世子の独断出兵が波紋を呼ぶ。ユン・フェの必死の説得により、忠寧大君は民のためもう一度立ち上がる__。

以下、ネタバレになります。続きが気になる、見逃してしまった、視聴後の確認用にご活用ください☆

王が不在の中、世子は北方に向かい出発します。

キム・ハルロは、世子は狩に行ったと言いますが、重臣たちは世子が朝廷を空けたことに不満です。

鏡城(キョンソン)では、ユン・フェが忠寧大君に「世子には希望が持てない。鏡城に兵を送り、罪なき民の命が奪われた。都に戻ってください」と言いますが、忠寧大君は戻る気がありません。

自分のせいで、忠寧大君が傷つき心を閉ざしたと思ったユン・フェは、以前、忠寧大君から貰った筆を返します。

「私にはもう使う資格がありません」「王子様を失望させた罪を一生胸に抱いて生きていきます」

イ・スクボンとク・ジョンムは、世子が軍を動かし、数千の兵を率いて北方討伐に行ったことをファン・ヒに打ち明けます。

オリもまた、そのことをシム・オンに話します。シム・オンは、オリが誰かの指示で動いている、世子を愛していれば打ち明けるはずがない、と気づきます。

シム・オンは、進軍について、温行中の王に伝えに行きます。

「では、領議政と忠寧が反対すれば、二人を〇すつもりなのか?」

ファン・ヒは北方の世子に会いに行き、跪きます。

「世子様は間違っています。臣下の言葉を聞きもせずに独断する。
側近にはとにかく肩入れする。無謀な制圧論で王様の意に背き、むやみに軍を動かした。
民がどうなろうと気にも留めない。全て間違いです。
だから私はあなたを到底許せません。王材として認められない。
それでも私は世子様のことを諦められないのです。あなたを見捨てられないのです。
跪く私を見て思い出してください。世子様は私に跪き、朝鮮の真の主になると仰いました。
私は、あの日に感じた希望を持ち続けたいのです」

世子に引き返す気はありません。

「たとえ死んでも、国の自尊心を守った王子として残るでしょう」
「お帰りください。これからは、そなたの信じるままにすればよい。私はそなたを恨みません」
「嬉しかったです。止めに来たと分かっていても、工判殿の姿を見た瞬間嬉しくなりました。これまでの好意、私を信じてくれた忠心を忘れません」世子は頭を下げ、出て行きます。

ファン・ヒは、世子を諦めきれず、世子と行動を共にすることにします。

忠寧大君は、領議政に筆を渡し、「ユン応教(ウンギョ)に渡してください。彼をよろしくお願いします。優れた洞察力を持つ者で、外交文書に詳しいだけでなく、ソ・ヒにも劣らぬ策略家です。
もう一度彼に前を向かせてください。どれほど苦しくてもあの能力を自ら捨てないように導いてください。
そしていつか時がきたら伝えてください。私がここに残るのはユン応教のせいではないと。私自身に勇気も責任感もないからだと」

「怖いのか?」と聞かれた忠寧大君は「自信がない」と答えます。

廊下を通ったユン・フェは二人の会話を聞いていました。

キム・ハルロ、イ・スクボンは捕らえられます。

スクボンは王に呼ばれ「世子を連れ戻してほしい」と頼まれますが、「一度王様を裏切った自分にはその資格がない」と断り、拝礼をして出て行きます。
イ・バンウォンが王位に就く前から志を共にしてきた二人は、互いに友情の終わりを悲しみます。

世子の率いる中央軍が向かってきていると気づいたユン・フェは、領議政を都に返します。

イ・チョンは「次期国王の世子に背けば、逆徒となる」と言いますが、チェ・ユンドクは「たとえ逆徒となっても民の命を守ることの方が大切だ。民を危険に晒す者は、誰であれ軍人の敵だ」と言います。

ユン・フェは忠寧大君を説得します。
「安全な場所があっても避難しないつもりですね。疑惑、誤解、悔しさ、死の恐怖、それらが自分に向けられたものなら、王子様は耐えて行くでしょう。そういう方だと知っています。
しかし、これはどうでしょう。イ・チョンの軍服を領議政様から預かりました。軍に復帰する時期の判断は、彼の能力を見抜いた王子様に任せると仰せでした。
しかし、彼にはその機会は二度と来ないでしょう。彼が仕えようとしている上官があまりにも危険な人物だからです。
チェ・ユンドクは民のために逆徒の道を選ぶでしょう。
チェ・へサンたちは民を狙う武器を作り始めるかもしれません。
彼らは朝鮮という国と民に、澄んだ瞳の民たちに夢を抱いていました。
王子様が大切に想う彼らが夢を失い倒れるのです。
それに耐える自信がありますか」

イ・チョンは、チェ・ユンドクに同行することにします。

忠寧大君は立ち上がります。家を出ると、子どもたちが「本を読んで」とせがみます。
この子たちのために、立ち上がらなければならない!忠寧大君は決心します。

「ユン応教、前軍器監正のイ・チョンを呼んでください」

忠寧大君、チェ・ユンドク、イ・チョン、カン・サンイン、チェ・へサン、ヨンシルら鏡城に派遣された全員で、世子の前に立ちはだかります。

「撤収してください。さもなくば世子の地位を奪うかもしれません」

忠寧大君が再び前を向きましたね!自分よりも周りの人や民を想う人に王になってほしいです!世子交代までわずかですね!

大王世宗35話のあらすじ・ネタバレ・感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆

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mana

韓ドラ歴5年、30代後半のアラフォー独身一人暮らし。

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それからしばらく韓ドラに触れることはなく、人生2本目の韓ドラはチャングムから10年程経った頃に観た『帝王の娘~スベクヒャン~』でした。スベクヒャンで完全に韓ドラに沼り、それから5年程は時間があればとにかく韓ドラです。

韓ドラの感情表現が豊かなところやどろどろの人間関係が時代劇なら見れるのですが現代劇はなぜか苦手で、視聴は時代劇のみです。

1番好きな韓ドラ→『恋人~あの日聞いた花の咲く音~』『シンイ-信義-』(一つに絞れませんでした)

好きな韓ドラ俳優→イ・ミンホ♡

好きな日本のドラマ→『相棒』特に亀山さん・神戸さんの時代の作品が1番好き。

好きな映画→『君に読む物語』『ニュー・シネマ・パラダイス』

韓ドラ以外の趣味→スイーツ、コスメ、温泉、語学(フランス語、韓国語)

歴史が好きなのでYouTubeは歴史解説系をよく見ます(歴史好きなので時代劇が好きなのかもです)

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