41話
開港
開港により商人たちは日本人に対して品物を売るようになり、朝鮮には品物が無くなり物価が高騰します。
ボンサムと契約していた元山(ウォンサン)の客主は、日本人に売りたいがためボンサムに商品を回してくれません。
ボンサムのところへ辛家(シン家)のノ書記がやって来「奥様を〇したのは大行首ではない」「大行首様が会いたがっている」と言うので、ボンサムはソクチュに会いに行きます。
ソクチュは「金も権力も失ってもユギジョンだけは守らなければならない。お前がユギジョンの大行首になれ」「ユギジョンを守れば朝鮮の民も守れる」と言います。
その後、ボンサムはケトンのお堂に行き食事をします。「ソリンを〇したのは大行首じゃない」「大行首は俺みたいな悲しげな目をしていた」ボンサムが急にそう言い出すので、ケトンは動揺します。
大行首はミン・ギョムホに会いに行き、500両渡します。2万両の儲けが500両だけだとミンは怒り、ソクチュに硯を投げつけます。
「開港に伴い今までのように暴利を貪ることができなくなった」と言い、ソクチュは先に席を立ちますが、ミンは「入用な金が20万両になった。7日後までに持ってこい」と言いつけます。
ソクチュの終活
ソクチュはソリンが亡くなった事ですっかり気を落としています。
ソクチュがソリンの墓参りに行くとそこにはケトンがいました。「ソリンを〇したのはお前だろう」と言いますが、ケトンは「大行首の噂は宮廷にまで届いています。お子様のことで恥をかいてから妄想が激しいようですね」と言い返します。それでもソクチュには確信があるようです。
ケトンはソゲに「ソクチュが財産を密かに処分した。ミン氏に命じて権力でシン・ソクチュを押さえつけろ」と言います。
ソクチュはウォルを呼び、ユスに全財産を譲ると言います。
ソクチュの金を狙っているミン氏、ソゲ、キム・ボヒョンはソクチュを呼び出します。
ソクチュは「今は5両しかない、全て使ってしまった。これは私の葬式代です」と力なく言います。
ミン氏は「お前が財産を築けたのは私のような高官のお陰だ。勝手に財産を処分することは許さぬ」と憤ります。
追われるウォル
ミン氏によってウォルは指名手配されます。
ウォルは託された物をボンサムに渡す為一人歩き続けます。
元山に来ているボンサムもウォルが追われていることを知ります。
8日経ってもウォルを捕まえることができず、ミン氏はまずソクチュを捕らえ財産を没収しようとします。
王妃とミン・ギョムホ、王妃の甥達が話をしているところにケトンが来ます。
感想
王妃の甥、ミン・ヨンイク都承旨(トスンジ)が「このような者を傍に置くから批判されるのです」と王妃に言ってくれてほんの少しすかっとしました。なぜほんの少しなのかというと、ケトンがこの後、都承旨に「都承旨様は不慮の死を遂げるでしょう」「巫女は占いを外すことはあっても、嘘をつくことはありません」と脅すのです。「外すことはあっても、噓をつくことはない」なんて、何でも言いたい放題言えますよね。
今作の王妃は悪役メイクではなく、涼しい顔をして清廉潔白そうしていますが、民から大変嫌われ最期は民に惨〇された欲深く性格の悪い皇后ミン妃がモデルなので、相当の悪者です。
客主41話のネタバレと感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆