17話
シン・ソクチュは年貢米の運搬船主に任命されます。
ボンサムが辛家に来ていると知ったソリンはボンサムを呼び出し、二人が会っているところをメン番頭に見られてしまいます。
ボヒョンはシン・ソクチュに米の横流しを頼みますが、シン・ソクチュは断りボヒョンと手を切ります。
激怒したボヒョンは巫女を呼びます。その場にいたソゲはケトンの変わりように驚愕します。ケトンはシン・ソクチュを打ち負かすためにソゲを使えとボヒョンに助言します。
メン番頭は船員を募るために松坡(ソンパ)に来ますが、松坡の者に嫌われているメン番頭は置い返されます。
ボヒョンは船に乗せる宣恵庁の監察官としてソクチュにソゲを紹介します。両班の身分を買い官職を得たソゲは、半殺しにされた時にソクチュに投げ渡された2両をソクチュに返し「今の私があるのは全て大客主様のお陰です」と嫌味を言います。
メン番頭が松坡から追い返されるのを見たボンサムは、シン・ソクチュに言われた「私が喜んで金を貸す条件を持ってこい」とはこのことだと、自分が船員を集めるとソクチュに言い、ボンサムも船団長として船に乗ることになります。メンはボンサムが船に乗るのが許せず、自分が乗ると申し出ますが、シン・ソクチュに「お前はソゲがうちに居た頃からソゲに負けていた。お前では到底ソゲに勝てん」と言われシン・ソクチュを恨みます。
ボンサムは松パの荒くれ者を説得するため、その長に会いに行きますが、荒くれ者の長はマンチでした。マンチはボンサムを殺そうとしますが一緒にいたパングムが止めに入ります。パングムは失語症になっていました。マンチは「ボンサムとマンチで勝負をし、ボンサムが勝てば子分を貸す、自分が勝てば、馬房を出て、行商人の身分証を捨てろ、二度と松パと漢陽に近づくな」と言われ、ボンサムはそれを受け入れます。
ソゲはケトンを探し巫女に会いに行きます。ケトンは正体を明かし、ソゲの出世の御礼にボンサムを叩き潰せと言います。
18話
ボンサムは、松パの荒くれ者達の前で、救援米を無事運んだら、行商人の身分証を渡し、馬房の一員として仕事を約束する言い、皆の心を掴みます。
シン・ソクチュはソゲにボンサムを船団長として紹介します。ボンサムを気に入ったシン・ソクチュは、ソリンに「救援米の件が無事終わったら、ボンサムを番頭に迎えたい」と話しますが、その晩ソリンは一人で泣いていました。
シン・ソクチュの屋敷で出航の祭事が行われます。祭事ではケトンは巫女として儀式を取り仕切ります。ケトンはボンサムとソリンの様子から、ボンサムの想い人はソリンだと気づきます。祭事中にソリンが席を立ち、ボンサムも追いかけます。ソリンは寝ずに作ったと言いお守りをボンサムに渡します。ボンサムはソリンを抱きしめてしまいます。ソリンを探し歩いていたシン・ソクチュがその現場を見てしまいます。メン番頭は、シン・ソクチュの不幸を喜びます。
ソゲは、ケトンがボンサムを再起不能にしたい理由は、ボンサムを傍に置きたいからだと気づきます。
シン・ソクチュは西洋医学の医師に会いに行き、自分に子が産めるのか聞きに行きます。「無理です」と言われます(調べることが無理なのか、子どもを持つことが無理なのか、どういう意味かわかりませんでした)。シン・ソクチュが診察室を出ると、部屋からメン番頭の笑い声が聞こえ「あの年で子供は無理だ」と馬鹿にしていました。
客主17話、18話のネタバレでした。最後までお読みいただきありがとうございました☆