客主 24話 ネタバレと感想

24話

ボンサムを心配するケトンにソゲは「お前にボンサムは似合わない」と言いますが、ケトンは「ボンサムの命をまた狙ったら、もうソゲ兄のことは助けない。運命の人なんだ」と宣言します。ソゲは「俺はお前の何なんだ」と聞きますが「兄貴、仲間、同志、味方、家族、それ以上は無理だ」と言われてしまいます。

平康(ピョンガン)から元山(ウォンサン)の間を陸路で品物を運ばれてしまうと、商人たちから船の利用代金を得ている辛家大客主が揺らいでしまうため、シン・ソクチュはボンサムの邪魔をしようとします。

ケトンはボンサムの道中を占いますが、ボンサムは〇ぬと出てしまいます。

ボンサムが紙を受け取りに黄家(ファン家)に到着しますが、ソゲが邪魔をしに来「チョン・ボンサムは救援米の船団長を任されていたが、2千俵も盗まれてしまった」と言うので、黄客主は紙を渡してくれません。

その上、辛家が紙1締め10両で買うと言うので、黄客主は怒って紙を燃やすと言い出します。ボンサムは土下座して黄客主を説得します。

ソゲはボンサムに「邪魔するな」と言いますが、ボンサムとソゲの話を聞いていた黄客主はボンサムがチョン・オスの息子だと知ります。そして「どんな報復をされようと商いの秩序をかき乱す辛家とは取引をしない」と言い、真っ直ぐなボンサムに任せるのでした。

ケトンはボンサムに会いに来「荷運びに行くな」と言い、占いの結果を話します。ボンサムは「自分が前例を作れば多くの行商人の暮らしが楽になる」と言いケトンを帰します。

ソゲは、シン・ソクチュの腹心から奪ったシン・ガプスへの手紙を持ってガプスに会いに行きます。ガプスの正体は峠の山賊の頭(かしら)でした。シン・ソクチュの命により山賊を束ね、商人が陸路を通ることを阻止していたのです。辛家は商人が海路を使うことによって巨利を得ていました。

黄家と取引ができなかったソゲは、ボンサムから雪花紙(ソルファジ)を奪い自分に売ってほしいとガプスに持ち掛けます。

シン・ソクチュは、手紙を奪ったのはソゲだと気づきます。

黄客主は、ボンサム達に売値の5割を与えると言いますが、ボンサムは「それでは多い、物には適切な値がある、儲けすぎると信用を失う」と言います。そして、紙の売上金で商品を買い、それを売って帰ってくるので、最終的な売上金を黄客主と自分で折半しようと申し出ます。

ボンサムは、父・オスを知っているという黄客主に「父の荷にアヘンを入れたのは誰なのか、なぜ父は真犯人を明かさずに死んだのですか」と真相を教えて欲しいと言います。

黄客主は「当時の義州(ウィジュ)の長官だったキム・ヒョンジュンの親族キム・ハクチュンが、チョン・オスを〇してほしいと金を持ってきた」と言いますが、ボンサムは「黒幕がハクチュンなら父が濡れ衣を着せられたまま死ぬわけがない」と言います。

そして、黄客主は「オスが処刑の前に、何としてもソゲに会わせてほしい」と頼んだと思い出します。

感想

黄客主はこの後、ボンサムの良き理解者となり協力者となります。

ソゲの悪事はボンサムにばれてしまうのでしょうか?

海賊の次は山賊と…(^-^;

客主24話のネタバレと感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆

客主 23話 ネタバレと感想

23話

シン・ソクチュは、ボンサムを船団長にした時に交わした「年貢米を1粒でも盗まれれば首を差し出せ」という約束通りボンサムを〇そうとしますが、愛するソリンの涙を見ると「こんな者を船団長にした自分の責任だ」と言って、ボンサムを屋敷からたたき出すだけで済ませます。

辛家の番頭になったソゲは、辛家をクビにされたメン元番頭を自分の書記として辛家に一緒に連れて行き、初仕事として、松坡(ソンパ)馬房の買い手を見つけるように部下に命じます。

チョ・ソンジュンは、傷心したボンサムにソレが持っていた千家客主の扁額を渡します。姉の〇により酒浸りになっていたボンサムは、松坡馬房を取り戻す為、また、父チョン・オスの名に恥じないよう、もう一度頑張ってみると決心します。

コムベら荒くれ者たちはマンチではなくボンサム側につくことにします。

ソゲはボンサムを呼び出し「10日で馬房の働き手を整理して馬房を明け渡せ」と言いますが、ボンサムは1年の猶予を求めます。ソゲは、猶予を認める代わりに、1年で返済できなければ行商人の身分証を捨て商人を辞めるとボンサムに約束させます。

馬房のための借金30万両と利子3割…ボンサムは返せるのでしょうか。

ボンサムは、シン・ソクチュの籠の前に跪き「どうすれば大金を稼ぐことができますか?」と恥を捨て尋ねます。ボンサムは馬房の30万両、救援米の損失50万両を1年で用意しなくてはなりません。

シン・ソクチュはボンサムの懸命さに触れ

「金のにおいを嗅ぎつけること。どこに金が流れるか見抜く目を持て。

金を目の前にしたら迷わず掴み取れ。

金を使って遊ぶ術を覚えろ。金に振り回されては大儲けすることはできない。

人がやらないことをやれ。誰もが敬遠することに命を懸ければ大金を手にすることができる。他の者たちが恐れて手を出せない事を命懸けでやれ」と助言します。

ボンサムは拝礼をして大行首の元を後にします。

そんなボンサムの元に、平康(ピョンガン)から元山(ウォンサン)まで雪花紙(ソルファジ、高級紙)を運ぶ運び手を探しているという情報が入ります。

同じくシン・ソクチュの元にも同じ情報が入り、シン・ソクチュはソゲに雪花紙を全て買い占めろと命令します。

平康から元山までの道は山賊が出るため使えず、行商人たちはこれまで海路で運んでいたとのことです。これが陸路で運べるようになれば、行商人達から船の利用料を得ている辛家大客主が揺らいでしまうため、辛家大客主としては陸路で運ぼうとする者を何としても阻止しなければなりません。

辛家大客主の事情を知らないボンサムは「誰もが手を出さない危険な仕事」はこれだと躍起になります。元山までの取引はシン・ソクチュの甥のシン・ガプスが請け負っています。

ソゲの元に「キム・ボヒョンが宣恵庁(ソネチョン)を追われ地方に左遷される」と情報が入ります。年貢米を奪われたシン・ソクチュがボヒョンに仕返しをしたのでしょう。ボヒョンはソゲに「シン・ソクチュに〇んでもしがみつけ」と命令します。

ボンサムは元山に行っている間の馬房の責任者をマンチに頼みます。

雪花紙を買い占めろと命じられたソゲは1締め当たり40両の大金で買い、シン・ソクチュに「値の交渉ができないのなら出ていけ」と怒られてしまいます。そこへ「松坡馬房が雪花紙の運び手に志願した」と情報が入ります。シン・ソクチュはソゲに「雪花紙を1締め10両で買い、ボンサムの動きを封じよ」と命じます。

感想

ボンサムとシン・ソクチュの間で、もうひと悶着ありそうですね(^-^;

客主23話のネタバレと感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆

客主 21~22話 ネタバレと感想

21話

ボンサムの為に米を用意しようとするキムの側室の姿に、チョ・ソンジュンは女がボンサムの生き別れた姉だと気づきます。

「ソンジュンと会えたか?」と聞くソゲに、ボンサムはソンジュンを守るため「ソンジュンではなかった」と答えます。

米を探すボンサムの元に「米を渡したいので、今夜会いに来い」とチョ・ソンジュンから手紙が届きますが、ソンドルは「米が盗まれた事を役人も知る今となっては海賊から米を受け取るべきではない」とボンサムを止めます。ボンサムは聞きません。

米を受け取りに行くとキムの側室もおり、ボンサムは女を責めます。

見ていられなくなったソンジュンは「この人は米を用意してくれた人で、お前の姉だ」とボンサムに告げます。

それを見ていたソゲは、ボンサム、ソレ、ソンジュン、皆を〇せと部下に命じます。

ソゲと海賊の間で争いになり、ドゥッケが命を落とします。

ボンサムとチェ・ドリは、海賊と内通した罪で捕らわれてしまいます。

しかも、ソゲはボヒョンと協力し米を横領しておきながら「昨夜、海賊から米を返してもらうと見せかけて、その間に大きな船から2000俵盗まれた。海賊と内通して役人の目をそらした」とボンサムに罪を擦り付けます。

ボンサムは、自分に米横領の罪を着せたのがソゲだと、さらに、ソゲが、姉のソレだとわかっていてキム・ハクチュンの側室を〇そうとしたのだと気づきます。

ソレは隠し持っていたキム・ボヒョンとシン・ソクチュの税金横領の裏帳簿を、ソンドルに頼みボヒョンに届けさせます。

ボンサムが救援米を盗んだ話はシン・ソクチュの元にも届きます。

シン・ソクチュはソリンがボンサムを心配しているのを見て、邪魔なボンサムを〇そうとします。

22話

ソンドルはキム・ボヒョンの元にソレの手紙を届けます。

ハクチュンの側室であったソレは、自分がボンサムの姉であることを明かし、ボンサムを助けなければ裏帳簿をミン・ギョムホに渡すと手紙に書いていました。そして、ボヒョン名義の100万両の手形を同封していました。

ケトンの元に相談に来たボヒョンに、ケトンは「金の方が大切だ、ボンサムの始末は大行首に任せたらよい」と言います。

どうしてもボンサムを〇したいソゲは、ボンサムに「お前が罪を認めたら、仲間は解放してやる」と言います。

そこへソゲの使いの者が「届け物がある」と言って“ソレの算盤”を持ってきます。

ソレに会いに来たソゲに、ソレは気があるような振りをして近づきます。そして、ソゲをかんざしで刺し〇そうとします。しかし、ソゲを〇すことはできず、逃げたソゲをチョ・ソンジュン達が追いますが逃がしてしまいます。

ボンサム達に絞〇刑が言い渡されそうになったその時、ソンドルがボヒョンからの手紙を持って飛び込んできます。

手紙には「チョン・ボンサムが海賊と内通した証拠はなかった、放免しろ」と言う墨で書かれた内容の他に「チョン・ソレを始末しろ。チョン・ボンサムを放免した後は、生かすも〇すも好きにしろ」と蠟で書かれた隠し文字がありました。

放免されたボンサムはソレに支えられ歩いています。そしてソレは、ボンサムが子どもの頃好きだった飴を渡します。

その後ろからソゲがボンサムとソレに向かって銃を撃ち…ソレはボンサムを庇い全ての銃弾を受け、ボンサムの腕の中で〇んでいきます。

任務を終え船は都に戻ります。姉を守れなかったボンサムは自分を責め、酒に酔いつぶれ、シン・ソクチュの前でも醜態を晒します。

任務の成功にボヒョンは喜び、ソゲに屋敷をプレゼントします。

今後どうしたらシン・ソクチュに勝てるかボヒョンがケトンに相談すると、ケトンは「ソゲをシン家の番頭にしなさい」と助言します。

ボヒョンは今回の件で失敗したシン・ソクチュに「ソゲを番頭として雇うか、ユギジョンを去るかどちらか選べ」と迫ります。

シン・ソクチュは米を奪われた責任を問うためボンサムを捕らえます。ソリンは跪きボンサムの命乞いをし、お腹の子の父親を助けて欲しいと頼みます。

感想

自分大好きソゲくん、自分の悪事がばれることを防ぐため、子どもの頃に結婚まで考えたソレのことも容赦なく〇します。

時代劇あるあるですが、せっかく再会できた姉がすぐに亡くなってしまいボンサムの人生はかなりハードモード…。ソレは、ボンサムを探すこと、キム・ボヒョンに復讐をすること、千家客主を取り戻すことだけに生きてきました。2つは叶って、あとの1つはボンサムが果たしてくれることを願います。

客主21話、22話のネタバレと感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆

客主 19~20話 ネタバレと感想

19話

準備中です。

20話

ついに出航の時です。ソゲが何か企んでいるとチェ・ドリとソンドルは心配します。

2ヶ月後、群山(クンサン)の港に到着します。

宣恵庁の長官として到着を待っていたキム・ボヒョンは、ソゲとボンサムに酒をふるまおうとしますが、ボンサムは「無事任務が終わった時にいただく」と言い、ボヒョンはボンサムの父を思い出します。そして、ソゲにボンサムを〇すよう再度命じます。

チョ・ソンジュンと部下のワンバルは生きていて、海賊の頭(かしら)になっていました。ソレの手下だったドゥッケも一緒です。

マンチの子分で船に乗っていたコムベはボンサムを〇そうとしますが、ちょうどその時、海賊が船を襲い、それどころではなくなります。

つい先ほどまで酒盛りをしていた船員たちは、海賊相手には使い物になりません。

ソゲは水軍を率いて海賊を追いかけますが、海賊の中にチョ・ソンジュンがいるのを見つけ追うのを止めてしまい、結局200俵の米が奪われます。ソゲはボンサムにソンジュンに会いに行くよう伝えます。

シン・ソクチュの屋敷にケトンが来ています。

ソリンが吐き気をもよおし、ケトンは「お喜び申し上げます」とシン・ソクチュに言いますが、ソリンもソクチュも動揺しています。

ソリンは屋敷を出て行こうと荷物をまとめます。

ケトンはメン番頭に会いに行きます。話せなくなったメン番頭は「ソリンのお腹の子はボンサムの子」だと紙に書きます。

ボンサムがチョ・ソンジュンを訪ねる道中、ソレが川で洗濯をしていました。ボンサムはソレと気づかずに道を聞きます。

ボンサムはチョ・ソンジュンとワンバルに再会し、2人が生きていたことを喜びますが、チョ・ソンジュンは年貢米を返さないと言います。

ソリンは屋敷から出て行こうとしますが、すぐにシン・ソクチュに見つかります。ソクチュはお腹の子は自分の子であり、自分の子として育てると言います。

ボンサムは〇したはずのキム・ハクチュンの側室がチョ・ソンジュンと一緒に居ることを知り、女を罵ります。

感想

さすが朝鮮一の大商人、シン・ソクチュは懐が深いです。お腹の子の父親を知りながら、ソリンに体を労われと言いました(そこまでして子どもがほしいからなのか…体面のためなのか…)

チョ・ソンジュンはやはり生きていましたね!(ソレも)

客主19話、20話のネタバレと感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆

客主 17~18話 ネタバレと感想

17話

シン・ソクチュは年貢米の運搬船主に任命されます。

ボンサムが辛家に来ていると知ったソリンがボンサムを呼び出したため、二人が会っているところをメン番頭に見られてしまいます。

ボヒョンはシン・ソクチュに米の横流し(横領)を頼みますが、シン・ソクチュは断り、ボヒョンと手を切ります。

激怒したボヒョンは巫女を呼びます。その場にいたソゲは、巫女がケトンに激似なので驚きます。ケトンはシン・ソクチュを打ち負かすためにソゲを使えとボヒョンに助言します。

メン番頭は船員を募るために松坡(ソンパ)に来ますが、松坡の者に嫌われているため追い返されてしまいます。

ボヒョンは船に乗せる宣恵庁(ソネチョン)の監察官としてソクチュにソゲを紹介します。

両班の身分を買い官職を得たソゲは、屋敷を追い出され半〇しにされた時にソクチュに投げ渡された2両をソクチュに返し「今の私があるのは全て大行首様のお陰です」と嫌味を言います。

メン番頭が松坡から追い返されるのを見たボンサムは、シン・ソクチュが言っていた「私が喜んで金を貸す条件を持ってこい」とは正にこのことだと、自分が船員を集めるとソクチュに申し出、ボンサムも船団長として船に乗ることになります。

メンはボンサムが船に乗ることを許せず、自分が乗ると言いますが、シン・ソクチュに「お前はソゲがうちに居た頃からソゲに負けていた。お前では到底ソゲに勝てん」と言われ、シン・ソクチュを恨みます。

ボンサムは松坡の荒くれ者を説得するため、その頭(かしら)に会いに行きますが、荒くれ者の頭はマンチでした。マンチはボンサムを〇そうとしますが、一緒にいたパングムが止めに入ります。パングムは失語症になっていました。

マンチは「自分とボンサムとで勝負をし、ボンサムが勝てば子分を貸す、自分が勝てば、馬房を出て行商人の身分証を捨てろ、二度と松坡と漢陽(ハニャン)に近づくな」と言い、ボンサムはそれを受け入れます。

ソゲはケトンを探し巫女に会いに行きます。ケトンは正体を明かし、ボンサムを叩き潰せと言います。

18話

ボンサムは松坡の荒くれ者達の前で「救援米を無事運んだら、行商人の身分証を渡し馬房の一員として仕事を約束する」言い、皆の心を掴みます。

シン・ソクチュはボンサムを船団長としてソゲに紹介します。

ボンサムを気に入ったシン・ソクチュは、ソリンに「救援米の件が無事終わったら、ボンサムを番頭に迎えたい」と話しますが、その晩、ソリンは運命の無常さを嘆き一人で泣いていました。

シン・ソクチュの屋敷で出航の祭事が行われます。

祭事ではケトンが巫女として儀式を取り行います。ケトンはボンサムとソリンの様子から、ボンサムの想い人はソリンだと気づきます。

祭事中にソリンが席を立ち、ボンサムも追いかけます。ソリンは寝ずに作ったと言いお守りをボンサムに渡し、ボンサムはソリンを抱きしめてしまいます。ソリンを探し歩いていたシン・ソクチュがその現場を見てしまい…。メン番頭はシン・ソクチュの不幸を喜びます。

ソゲは、ケトンがボンサムを再起不能にしたい理由は、ボンサムを傍に置きたいからだと気づきます。

シン・ソクチュは西洋医学の医師に診察を受け、自分に子が産めるのか聞きますが「無理です」と言われます(調べることが無理なのか、子どもを持つことが無理なのか、どういう意味かわかりませんでした)。

シン・ソクチュが診察室を出、忘れ物をしたため診察室に戻ろうとすると、部屋からメン番頭の笑い声が聞こえ「あの年で子供は無理だ」と馬鹿にしていました。

感想

それぞれの思惑が絡み合っていきます。

ボンサムもソリンも誰かに見られるリスクを考えましょうね(^-^; 関係者が集まっているのに…

客主17話、18話のネタバレと感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆

客主 15~16話 ネタバレと感想

15話

ソレに命を狙われたことを恨んだソゲは、キムの側室の正体をまだ知らないボンサムを使いソレに復讐をします。

ソンジュンを〇したのもキムを〇したのも全て側室の企てだとソゲから聞いたボンサムは、行商人の掟に従い、ソレを箱に入れソンジュンが落ちた河に捨てます。

ボンサムは馬房へ、ソゲはケトンを探しに別れます。

ソリンはソクチュの妻として屋敷に到着します。

ボンサムが馬房に戻ると取り立てに来た取引先の者であふれていました。

そこへ若い女性が来て皆を鎮めます。誰かと思い近づくとケトンでした。ケトンは命を救った恩返しとしてボンサムに結婚を申し込みますが、ボンサムは心に決めた人がいると断ります。

キム・ボヒョンは松坡馬房の権利書を持ってシン・ソクチュの元にやってきます。

ケトンは約束を破ったボンサムを〇そうとします。

16話

ケトンはボンサムを〇せませんでした。外で泣き崩れていると雷に打たれ倒れてしまいます。

馬房は辛家大客主に差し押さえられます。ソンドルは「シンに頭を下げて金を借りるべきだ」と助言しますがボンサムは承諾しません。そんなある日、ボンサムの夢に父親が出てきて「馬房の為にできることをしろ」とボンサムを叱り、ボンサムはシン・ソクチュに会いに行く決心をします。

ソゲはシン・ソクチュへの復讐のためソレに貰った金塊を手にボヒョンに会いに行きます。

1日中シン・ソクチュの面談を待っても会って貰えなかったボンサムは、シン・ソクチュに屋敷に強引に乗り込み借金を申し込みますが、当然取り合って貰えません。

倒れたケトンはなぜかお堂に居ました。ケトンはボンサムを得るために巫女になる決心をします。

辛家大客主に王宮からの使者が向かっていると聞きボンサムは辛家に急ぎます。門が開いている今、辛家に乗り込むつもりです。

感想

客主の感想をネットで検索したところ「ケトンが約束を守ってもらえなくて可哀想」というのがあったのですが、いくら何でも聞く約束だったしても、男性だと思っていたケトンに「実は女でした。結婚してください」と言われても、それは無理があると私は思います(^-^; (それぞれの感じ方があるので、その方のご感想を否定するつもりはありません。あくまでも私自身の感想です)

ケトンはボンサムのどんなところに運命を感じたのか描写がなくて、運命や恋愛は理屈ではないのでしょうが、なぜそこまで猛進できるのか私は少し引いてしまって…

ボンサムを得るために巫女になるという決意も、どうしてそういう思考になるのかわからなかったです。

客主15話、16話のネタバレと感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆

客主 13~14話 ネタバレと感想

13話

ボンサムはソンドルを救い、ソリンはシン・ソクチュに嫁ぎます。

ソゲは両班のふりをしてキム・ハクチュンの誕生日にハクチュンの屋敷に乗り込み、キム・ボヒョンとシン・ソクチュの裏帳簿を渡します(帳簿はソゲがシン・ソクチュの元で働いていた時に入手したのではないかと思われます)。

他にも帳簿があると、ハクチュンを外に連れ出す口実を口にしますが、そこでチョ・ソンジュンが乗り込んできます。

ハクチュンが背中を見せた隙にソゲはハクチュンを背後から殴り、混乱に乗じてハクチュンを担ぎ外に連れ出しますが、ソレの手下・ドゥッケに石を投げられソゲはハクチュンを落としてしまい、ハクチュンの拉致は失敗に終わりました。

ケトンはシン・ソクチュの屋敷へ向かうソリンを見かけます。

心の優しいソリンはケトンに行動を共にするよう言います。

ケトンが巫女だと気づいたシン・ソクチュはケトンを呼び「跡継ぎは生まれるか」と聞き、ケトンは「息子が生まれる」と答えます。

ボンサムはカンギョンに急ぎます。

キム・ハクチュンが危篤と聞いて、チョ・ソンジュンとソゲは義兄弟の証として着物を交換し逃げます。

しかし、チョ・ソンジュンは〇人未遂として人相書きを貼られてしまい簡単には逃亡できそうもありません。

一方のソゲは、先程交換したチョ・ソンジュンの着物にソンジュンの名前が書いてあるのを見つけ馬房の権利書を自分の物にすることを企みます。

キム・ハクチュンの屋敷に戻ったソゲは、山の中で手形を奪った者と、ハクチュンの屋敷から逃げた時に自分に石を投げた者が同一人物と知り、手形の件は側室とドゥッケが図ったことだと気づきます。

弱ったハクチュンにソレは自分の正体を明かし、かんざしでハクチュンを刺します。

ソレはハクチュンが〇ぬ前に父を陥れた人物をハクチュンから聞き出し、ハクチュンは「ソゲがチョン・オスの荷物にアヘンを入れた」と打ち明け亡くなります。

側室の部屋で手形を探していたソゲは、昔ソレに買った算盤と、千家客主の扁額を見つけ、側室の正体がソレだと悟ります。

14話

ボンサムはチョ・ソンジュンがお尋ね者になっている事を知ります。

ハクチュンが〇にソレが自室に戻ると部屋が荒らされ、そこには昼間ハクチュンを襲った男がいました。

ソゲはソレに正体を明かし、ソレに一緒に逃げようと言いますが、ソレはソゲに今までの恨みをぶつけ手切れ金を渡します。

朝になりハクチュンが亡くなっているのを使用人が見つけます。

遺体の側には、ソゲが置いて行ったチョ・ソンジュンの着物がありました。

着物を見つけたソレが側に置いたのでしょう。

ソンジュンは〇人罪で指名手配されてしまいます。

宿屋の女主人は客の中にチョ・ソンジュンと一緒に居た者を見つけ、そこにボンサムもやって来ます。

ソンジュンに罪を擦り付けた者だと怪しんだボンサムは身分証の提示を求め、その男がソゲだと知ります。

ボンサムは自分と姉を置いて行ったソゲを許そうとします。

ソレはソゲを殺すようドゥッケに命じます。

役人に見つかったチョ・ソンジュンは銃で撃たれ崖から落ちてしまいます。

ソンジュンを助けようとしたボンサムは牢に入れられてしまいます。

ソンドルは牢にいるボンサムに会いに行き「ソンジュンが〇んだ今はお前が馬房の主なのだから助かる道を考えろ」と言い、キム・ハクチュンの側室に賄賂を渡したと言います。

ハクチュンの葬式に現れたキム・ボヒョン(ハクチュンの異母弟で嫡子。ハクチュンは庶子)は、ハクチュンの財産を全て奪いソレを追い出そうとします。

役人に伴われキムの屋敷に来たボンサムは「チョ・ソンジュンはキム・ハクチュンを〇していない」と言いますが、ボヒョンは「カンギョンにいるだけで同罪だ」と言い渡します。

身分証を見ると「チョン・ボンサム」とあり、ソレは動揺しながらもボンサムを救うため「その者は旦那様を〇した者の仲間ではない」と弁護します。

ドゥッケはソゲを殺そうとしますが「お前が手形を奪ったときに〇そうとした者が、ソレの弟のボンサムだ」とソゲが言うとドゥッケは動揺しソゲを逃がしてしまいます。

釈放されたボンサムはチョ・ソンジュンが落ちた崖に行き、馬房の後継者として馬房の者たちを守るとチョ・ソンジュンに誓います。

感想

14話で、ソレとソゲ、ボンサムとソゲの再会が見られましたが、ボンサムをやっと見つけたソレはボンサムに名乗ることができず、もどかしかったです。

自分の目的のためなら手段を選ばないソゲ、仲間想いのボンサム、対象的な二人ですね。

主人公が投獄されるのはあるあるだと思いますが、ボンサムはあと何度投獄されるのでしょうか(^-^;

崖落ちは4回目です(笑)

客主13話、14話のネタバレと感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆

客主 11~12話 ネタバレと感想

11話

ソゲは、倒れているマンチから、マンチがハクチュンから旅費として貰った300両を奪います。

ソリンの実家・趙家客主に麻布売買禁止令の取り締まりを装ったシン・ソクチュが現れます。

ソクチュの本当の目的はソリンで「娘を正室に迎える」と突然宣言し皆を驚かせます。

ボンサムとチョ馬房の一行は、キム・ハクチュンのところへ行く途中、山の中で盗賊を装ったソレの手下に襲われ手形を奪われます。

揉みあううちにボンサムは崖から落ちてしまい、崖から落ちたボンサムは通りかかったケトンとソゲに助けられます。

ボンサムに気づいたソゲは縁の深さに驚きます。

ソゲはキム・ハクチュンのいるカンギョンへ向かい、一方、ボンサムが運命の人だと感じたケトンはボンサムの元に残ります。

ケトンは両班の娘でしたが、未来を予知する能力があるため一族から不気味がられ実家を去り、身分を隠し行商人のふりをしていたようです(巫女は卑しい身分の人がする仕事で、未来を予知する巫女のような娘が一族にいることは家門の恥でした)。

キム・ハクチュンの屋敷に到着したソンジュンはハクチュンに切りかかろうとしますが、手下を使って権利書を取り返した事がばれそうになり、ソレがチョ・ソンジュンを逃がします。

その頃ソゲもハクチュンの屋敷に着きます。

目を覚ましたボンサムは、刺客が「カンギョン(キム・ハクチュンの屋敷のある街)に帰る」と言い残したことを聞き、チョ・ソンジュンをハクチュンの元に呼び寄せる罠だと気づきます。

ボンサムと結ばれたいケトンは、回復したボンサムに報恩(ポウン)についたら恩返しに願いを聞いてくれるよう約束させます。

12話

宿屋に居たソゲは、ボンサムからチョ・ソンジュンに宛てた手紙を奪います。

罠だと気づいたボンサムはソンジュンに「俺が着くまで何もせず誰の言葉も信じず待っていて」と書きましたが、その言葉はソンジュンにが届きませんでした。

ソゲはソンジュンに近づき「キム・ハクチュンの誕生日の宴の日にハクチュンを襲おう」と提案します。

麻布売買が禁止されたためソンドルが捕まり、ボンサムはカンギョンに行くよりソンドルの救出を優先します。

ケトンが身なりを整え約束の場所に行くと、ボンサムはいません。

近くの者に「恩返しをしてほしければ松坡馬房まで来い」と言い残したと言います。

ソンドルの捕らわれている趙家客主の娘がシン・ソクチュの元に嫁ぐと噂を聞いたボンサムは、ソンドル救出のために娘を拉致することを思いつきます。

ソリンは喪中に再婚するくらいなら尼になるか〇を選ぶと父に言いますが、父親の両親が貧しさで飢え〇にした話を父から聞かされ、泣く泣く結婚を承諾します。

ボンサムは誘拐した娘がソリンだと知ります。

ソリンもまたボンサムに惹かれており「崖から落ちた時に、ついて来いと言われればどこまででもついて行くつもりだった」と言います。

ボンサムは、ソンドルを救い、カンギョンに行った後迎えに行くと言いますが、ソリンは父を守るためにボンサムとは別の道を進むと言います。

ボンサムはソリンの父に直接交渉し、ソンドルを返してもらいます。

感想

また崖から落ちて、しかも無事なんですね(^-^; カウントしようかな、今回で3回目ですね(1回目→ボンサムの父、2回目→ソリン、3回目→ボンサム)

ネタバレになってしまいますが、これ以降も何度か崖から落ちて、しかも無事というシーンがあります(笑)生命力強すぎです(笑)

客主11話、12話のネタバレと感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆

客主 9~10話 ネタバレと感想

9話

ボンサムがお堂に戻ると、薬屋のおじさんがボンサムの姉を見たと言います。

「両班の奥方のような籠に乗っていた」という情報を頼りにそれらしい籠を追いますが、籠はボンサムの目の前で崖から水中へ落ちてしまいます。

ボンサムは崖から飛び降り籠の中の人を救いますが、中にいたのはソレではなく、チョ・ソリンという娘でした。

ソリンは麻布の客主の娘で寡婦でした。

絶世の美女に育った娘を、父親は義州(ウィジュ)の張家客主の息子の妻にと売りましたが、夏に夫が亡くなったため、娘の父親は娘を実家に連れ戻し、15万両でまたも大商人に売るつもりでいます。

ボンサムは籠に乗っていた人物がソレでなかったことに落胆しながらも、美しいソリンに心を奪われ目が離せません。

一方のソリンも「行商人になりたいから、さらって欲しい」とボンサムに言います。

父親の言いなりになって嫁ぐのが嫌なのでしょう。

ところが、まもなく父親がやってきて連れ戻されてしまいます。

シン・ソクチュは、チョ・ソリンの似顔絵を一度見てからというもの肌身離さず持っていました。

辛家大客主の番頭・メン氏は、シン・ソクチュが妻を娶り子どもが生まれては自分が跡取りになれないと気を揉みます。

マンチはキム・ハクチュンの元に到着します。

ハクチュンは「盗んだ権利書は買えない」と言いますが、ソレが「昔柵門で踏み倒された金と利子だと思えばいい」とハクチュンを説得し、時価20万両の馬房を2万両で買い取ることになります。

ソレは、チョ・ソンジュンがキム・ハクチュンを殺すことを期待し権利書を買わせたのです。マンチとパングムの行動をチョ・ソンジュンに流し、そして、キム・ハクチュンがマンチに権利書の代金として渡した手形を、ハクチュンが奪い返したと見えるように工作するよう手下に命令します。

ボンサムはどういうわけか趙客主一行に居たソンドルと行動を共にしています。

チョ・ソンジュンの元にマンチの消息が届きます。

10話

ソゲは山の中でマンチに偶然出逢います。

マンチの元に人探しが来て、マンチとパングムは自分たちが追われていることを知ります。

マンチ達と同じ宿で休むことになったソゲは、マンチが寝ている間に手形を奪おうとしますが、失敗に終わります。

ソリンに会いに行こうとしていたボンサムも、同じ頃、マンチが権利書を奪い、ソンジュンがマンチを探していることを知り馬房に戻ります。

馬房には馬房が潰れると心配した取引先が大勢取り立てに押しかけていました。

山に行ったボンサムはマンチを見つけますが、子どものころ、痘瘡にかかり〇にかけてお堂に一人取り残されていたところを救ってくれたマンチをチョ・ソンジュンに差し出すことはできず逃がそうとします。

結局、チョ・ソンジュンに見つかってしまい、連れて行かれます。

パングムは不倫の罪でかかとを斬られます。

ボンサムは「原則よりも人情が大切だ」とマンチを許すように説得しますが、チョ・ソンジュンは「原則を守るからこそ信用される商人となる」と譲りません。

そして「身内に罰を与えるのは自分の手足を斬るよりも辛い」と言い、自分の手を斬り落とします。

マンチは二度と人の妻に手を出せないように下半身の一部を斬られました。

感想

やっぱり暗いですね。。パングムがかかとを切られるところが怖くて見られませんでした(直接的な描写はなかったです)

ソレも父がなくなってから苦労してきたのか相当のワルですね(^-^;

客主9話、10話のネタバレと感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆