客主 1話・2話 あらすじ
朝鮮末期を舞台とした長編時代劇『客主』1話・2話あらすじ。
客主同士の駆け引きや行商人の掟、命を懸けた父子の絆を描く物語を、キャスト情報や見どころとともに紹介。
以下、ネタバレになります。続きが気になる、見逃してしまった、そんな時にご活用ください☆
客主 1話 ネタバレ
千家客主とキム・ボヒョンとの確執の始まり
朝鮮末期、開城(ケソン)一の千家(チョンガ)客主(※1)一行は、3年ぶりに清国の柵門への行商へ出発します。
しかし、出発直前に開城府長官のキム・ボヒョンが客主の主に無理にお酒を勧めるのでトラブルに発展してしまいます。
行商人は行商の間、お酒を断つという習慣があり、主のチョン・オスは丁寧に断りましたが、断られたキム・ボヒョンが激怒し、客主の番頭のキル・サンムンに暴力を振るいます。
チョン・オスの息子のボンサムが父の代わりに酒を飲み干し「私たちが行商に行かなければ、税を納められない。そうすれば開城(ケソン)は貧しくなる。それでもいいのですか」とボヒョンに言います。
まだ幼いボンサムの賢さと勇敢さに驚いたボヒョンは機嫌を直し、一行は無事、行商へ出発することができました。
開城府長官は辛家(シンガ)大客主に「千家客主を買ってほしい」「換銭客主である兄が千家客主に貸した金が返ってこない」と言います。
※1 「客主」とは「問屋機能を持つ商団」と1話の冒頭で注意書きがありました。主の名字を入れて「千家客主」「辛家客主」と名乗ります。そして、その客主(問屋機能を持つ商団)の長のことも「客主」と呼ぶので、わかりにくいです…。ですので、しばらくの間、商団のことを「客主」、商団の主を「客主の主」と記載します。
チョ・ソンジュンとの出逢い
柵門への道のり、豪雨でいつもの道が使えなくなり、道中を急ぐ一行は危険な崖道を進むことにします。
ボンサムが足を滑らせ崖から落ち、命綱にぶら下がっただけの状態になってしまいます。
ボンサムを助けようとした父親のチョン・オスも足を滑らせてしまい、仲間たちが必死に綱を引きます。
脆い崖道で屈強な行商人たちが主を助けるため手から血を流して綱を引きますが、このままでは共倒れになってしまうと判断したチョン・オスは、息子のボンサムだけ助けてもらったあと、自分の命綱を携帯の小刀で切り、崖の底へ落ちていきました。
誰もが主は死んでしまったと思いましたが、牛皮の密売人であるチョ・ソンジュンに助けられ、主は千家客主の仲間とも合流できました。
チョ・ソンジュンは柵門まで一緒に連れて行ってほしいとチョン・オスに願い出ますが、不正を嫌う主は断ります。
一方、キル番頭は、主に隠れて借金をしていたため話に食いつきますが、主は許しません。
断られたチョ・ソンジュンは、その後通りかかったキム・ハクチュンに同行し柵門に入ります。
客主 2話 ネタバレ
キル番頭の借金問題
千家客主の主の娘チョン・ソレと番頭の息子のキル・ソゲは恋仲のようです。
一方、キル番頭はキム・ハクチュンに呼び出されます。
キム・ハクチュンは千家客主の主要商品であるホシナマコの値を暴落させ、キル番頭が借金を返せないように細工した後「借金を今すぐ返せないのならアヘンを売ってその金で返せ」とキル番頭に迫ります。
キル番頭は仕方なくアヘンを持ち帰りますが、その直後に千家客主に清国の取締がやってきます。
キル番頭がアヘンを隠し持っていたことがばれてしまい、行商人の掟(※2)により「違法物資の流通を試みた罪は、自らの命で償え」と客主に自決を言い渡されます。
※2 「行商人の掟」…行商人には自治権のようなものが与えられているようで、作中で「行商人の掟は法より重い」という台詞が何度かありました。行商人が守らなければならないルールがあり、ルールを破った場合は、行商人の長である客主の長が刑の言い渡し・執行をすることが認められていたようです。
客主 1話・2話 感想
1話の冒頭20分くらいでボンサムの父・オスが崖から足を滑らせてしまい、定番の主人公の親が亡くなるパターンと思いきや、ボンサムの父は生きていましたね(^-^; この後、もしかすると亡くなるのかもしれないですが、一安心でした。
ドラマの傾向としては、『ホ・ジュン』や『商道』のようなタイプの作品なのでしょうか。
長編ドラマ、これから楽しみです。
客主1話・2話のあらすじ・ネタバレ・感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆
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