客主 30話 ネタバレと感想

30話

ボンサムはソゲによる陰謀だと訴えますが拷問を受け続けています。

ケトンはソゲに「ボンサムを解放しろ」と訴えに行きますが、ソゲは「シン・ソクチュがボンサムを〇したがっている、救うことはできない」と言います。

ソンドルは、黄(ファン)客主とチャン客主に借りた3万両の手形と「ボンサムは濡れ衣を着せられた」という行商人からの嘆願書を持って広州(クァンジュ)府長官に会いに行きますが、証拠がなければ釈放できないと言われてしまいます。

獄中のボンサムはソゲを呼び「牛皮を隠したのはソゲなのか」と問いますが、ソゲは「黒幕はシン・ソクチュだ」と言います。

ケトンはソリンに「ボンサムを救うよう大行首に頼んでほしい」と言いますが、ソリンは「子どもを守るために今は自分が生きなくてはならない」と断ります。

ケトンは次にキム・ボヒョンに頼みに行きます。ボンサムを嫌うボヒョンの説得は簡単ではありませんが「接長(チョプチャン)を味方にすれば25万人の行商人達を手中に収められる」と言われ、ボヒョンの気持ちも動きます。

ボヒョンに呼ばれたボンサムは、土下座して命乞いをしますが、ボヒョンに「お前を助けたら、任房(イムバン)を私の思うままに動かすか、私の蓄財を手伝うか」と聞かれ、我に返ります。真っ直ぐで馬鹿正直なボンサムですが、それでは接長になった意味がないのです。

ソリンはケトンに「ボンサムに会うため獄に行きたい。最期の挨拶がしたい」と頼みます。ケトンはソリンの願いを聞き入れ、ソリンを連れ牢に行きます。

ソリンはボンサムに手料理を差し入れします。涙を流すソリンにボンサムは「もうすぐ父さんと姉さんに会えるのだから、泣かないでくれ」と言います。

帰宅したソリンはシン・ソクチュに「ボンサムの命を助けてくれなければ〇ぬ」「借胎(チャテ…なんとしても子供がほしい大行首は、自分に子供ができないのを知って、ソリンとボンサムを引き合わせました)を望んだのは旦那様だ」と脅します。

感想

ケトンの一方的な愛には共感できないですが、こういう時に行動力があるところは尊敬します!まだ20話以上あるので必ず助かるはずですが(笑)

客主30話のネタバレと感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆

客主 29話 ネタバレと感想

29話

チェ・ドリはソリンの侍女に会い、ソリンへの手紙を渡します。

ボンサムの演説が始まります。

「俺は接長になりたいわけではありません。沢山の税を払い、重い荷を担ぎ、自分の手元には米3俵ほどしか残らない。納めた税が王様の元にきちんと届いているのか、行商人達の為に使われているのか、はっきりさせるためにここに立っています。

この世は3つのものが清らかなら民が皆幸せになれると言います。それは、金の流れ、水、我々自身の心の在り方。チョン・ボンサムは、金の流れ、水の流れ、人の心を清らかにし、皆さんの悩み、自分自身の悩みを吹き飛ばします」

ボンサムの演説は成功し拍手喝采です。

ソンドルはシン・ソクチュやソゲの前で、彼らの痛いところを付いたボンサムの身を案じます。

宣恵庁(ソネチョン)長官のミン氏はボンサムの味方のようです。

ソリンはボンサムからの手紙を読んでいます。

チェ・ドリがソリンの侍女に手紙を渡していたのを見たシン・ソクチュの腹心から、ソクチュにそのことが伝わり、ソクチュはソリンの部屋に行き手紙を読んでしまいます。

手紙は子供の父親について問う内容でした。ソクチュはソリンに「父親は旦那様だ」と返事を書かせます。

シン・ソクチュはソゲを呼び出し、ボンサムを〇せと命じます。

黄(ファン)客主が選挙応援にボンサムを訪ねます。黄客主と一緒にきたチャン客主が「ソゲが金をばらまいたので、ボンサム側の人間がソゲに寝返っている」と言います。金を配るのは選挙違反です。

ボンサムが選挙活動に行く途中ソゲに会います。

ボンサムに同行していたマンチはソゲに「こいつは以前、馬房の手形を盗んだ」と言います。

マンチは下半身を切られたことを馬鹿にされ、ボンサムの使いと辛家の使いで喧嘩になります。

騒動の中、ソンドルはソゲが方々に配るため賄賂を運んでいたのを見つけます。証拠を保存しようとしたソンドルは頭を後ろから殴られ失明の危機に陥ります。

ごたごたの中、選挙当日になり、ボンサムは最後の演説をします。

「最後の演説である今日は、俺の名前の由来をお話します。

ボンは奉る、サムは数字の3です。3つを奉れという意味で開城(ケソン)商人だった父が名付けました。

開城商人には守るべき3つの基本があります。

“永通(ヨントン)” “存信(チョンシン)” “行遜(ヘンソン)” 

永通とは、物流を絶やさず商人として新しい販路を開拓すること。

存信は、取引において信用を第一にすること。

行遜は、物を買ってくださるお客様には謙虚に真心で接すること。

この3つも守れ、そういう意味でボンサムと名付けられました。

最も大切なのは基本です。任房の基本が守られれば、任房は本来の役割を果たすはずです。任房が役割を果たせば、我々は貧しさと飢えから抜け出すことができます。

将来への不安から抜け出しましょう。チョン・ボンサムはその実現に命を懸けます」

最後の演説は大成功に終わります。

投票結果は、ソゲが112票、ボンサムが233票、ボンサムが接長に選ばれました。

勝利を祝うボンサム達のところに役人がやってきて、牛の闇処分と牛皮密売の疑いがあると投書があったと馬房を調べます。牛皮が見つかりボンサムは捕まります。

感想

ボンサムが接長に選ばれたことは良かったけれど、当然仕返しが待っていました(^-^;

万が一、牛皮密売の疑いが晴れても、シン・ソクチュやソゲ側の人間がボンサムに従わないのは目に見えているので、前途多難です(^-^;

客主29話のネタバレと感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆

客主 28話 ネタバレと感想

28話

ボンサムは桑の村で生糸2万斤を仕入れることに成功し、仕入れた生糸を行商人達に分けます。

ソゲはボンサムを呼び出し「権力の後ろ盾や資金がないお前は、客主たちに勝つことはできない」と言います。

メン・グボムは「キル・ソゲが生糸の売り手を紹介した」とシン・ソクチュに報告します。

ボンサム達は馬房に戻ります。

雪花紙を2万500両で売り、

その金で生糸2万斤を仕入れた。

生糸は1斤当たり2両で打った。

売上は4万両で、内半分は黄客主の取り分、馬房の取り分は2万両です。

税金の支払いもあり、シン・ソクチュに返済する89万両には程遠いです。

そんな時、任房(イムバン。行商人の自治組織)の代表・接長(チョプチャン)の選挙があると聞きます。

現在の代表はシン・ソクチュと繋がりがある者で、シン・ソクチュが任房をも支配しています。「接長が変われば…」と思ったソンドルは、ボンサムを接長選挙に立候補させます。

マンチは「選挙は金がかかるだけだ」と怒ります。峠の通行を守ること、多くの行商人達を守ること、接長になれたらすべてが解決するとボンサムも心を動かされますが、金がないので諦めます。

ところが、馬房の取引先達が馬房に押しかけ「選挙の後押しをする、立候補しないなら推薦するつもりだった、馬房の支払いも後で良い」と言います。

ソゲは、ボンサムに生糸の売り手を紹介したことをシン・ソクチュに責められていました。

ソゲは「ボンサムに借りがあり、返した」と言います(辛家の使いが勝手にしたことと思っていましたが、ソゲが手配したのですね。驚きです)。

選挙に立候補する現接長が辛家にやってきて「ボンサムが選挙に立候補する」と伝えます。

ソゲは緊急会議の為にユギジョンの客主たちを招集し、一方のシン・ソクチュはメン・グボムに「ソゲの借りは何なのか調べろ」と命じます。

当のボンサムは選挙に立候補する気はありません。ソンドルは「ユギジョンと任房の癒着を断てば商いができる、馬房も取り戻せる」と説得しますが、ボンサムは首を縦に振りません。

馬房の取引先や貧しい行商人達が選挙資金にと金を集め馬房に持ってきます。「死ぬ気で稼いだ金を選挙に使うなんてダメだ」とボンサムは金を受け取ろうとしませんでしたが、最後は皆の為に立候補を決意します。

キム・ボヒョンとユギジョンの客主たちを集めたシン・ソクチュは、今回は現・接長チェ氏ではなく、ソゲを立候補させると言い出します。ソゲはシン・ソクチュの意向に従います。そのことはすぐにボンサム達にも伝わります。ソゲは「果川(カチョン)任房の代表」として立候補するそうです。

ケトンが馬房にやって来「選挙には汚い奴が勝つのだからボンサムは勝てない」と助言しますが、ボンサムは「行商人達の暮らしを楽にするため」と言います。

ケトンは去り際に、ボンサムが高級飴を買っているのを見つけ、それがソリンへのお土産だと気づきます。ケトンは飴を奪い「ボンサムから」とソリンに渡します。「持っていくも、置いていくもご自由に」と言うと、ソリンは迷った末、飴を持って帰ります。

ボンサムは飴を取り返そうとケトンの元に急ぎますが、道中で飴を大事そうに食べるソリンを見つけます。

ボンサムに気づいたソリンはボンサムに飴を返そうとします。

そこにケトンのお堂に向かっていたシン・ソクチュが通りかかり、二人が一緒に居るところを見てしまいます。

ソリンはボンサムの身を案じ、選挙への出馬を諦めるよう言います。そして、お腹の子の父親を打ち明けようとしますが…。

シン・ソクチュが会話を遮り、ソリンを連れ帰ります。

一部始終を見ていたケトンにボンサムは「今後二人の問題に介入したら、お前とは二度と会わない」と言い放ちます。

屋敷に連れ戻したソリンがボンサムからの飴を持っていることにシン・ソクチュが気づいてしまい、ソリンは「二度と部屋から出るな、口もきくな。お前はわしが金を出して買った絵だ」と言われてしまいます。

選挙演説が始まります。ソゲが演説を始めると行商人の一人が「あいつは金で両班の地位を買った、辛家の番頭だ。選挙に出る資格はない」と叫びます。ソゲは「自分も昔は行商人で苦労して番頭になった、ユギジョンと行商人を繋ぐ仕事をする」と演説します。

感想

「絵」だから話をすることも考えを持つことも許されないと言われたソリン…シン・ソクチュは酷いですが、きっとこの時代はこういう生き方を強いられる女性が多かったのでしょうね…。

そして、ソクチュはソクチュなりにソリンを愛していて、ソリンに対して悪い事は何もしていないのです。当時の価値観ではありますが、ソリンを大切にしています。

ソリンにとっては望まぬ結婚ではありましたが、家の為にと決心して嫁いだのはソリン。ですから、ボンサムに想いを寄せているソリンが悪くて、ソクチュはむしろ可哀想なくらいなのですよね(^-^;

客主28話のネタバレと感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆

客主 27話 ネタバレと感想

27話

シン・ソクチュとソゲは「行商人たちに品物を一切買わせるな、仕事ができないようにしろ」と大商人たちに命じます。

峠を越えたボンサムは行商人達に称えられます。

元・千家客主の働き手で山賊になっていたウットルの仲間の一人が、罪滅ぼしのため、峠を越える行商人の為に宿屋を始めます。

そこにソゲが来て、ソゲはボンサムに対する尊大な態度を責められます。

ソゲはユギジョンの海産物客主を断ったボンサムに「後悔するぞ」と言いますが、ボンサムは「商道と信用を大切にすれば金はついてくる。父さんの教えを信じて生きていきたい」と答えます。

シン・ソクチュはキム・ボヒョンの元に行き、一旦争いは止め、ボンサムを倒すために力を合わせようと申し出ます。

「ユギジョンの命令で、元山(ウォンサン)の27の客主が行商人に品物を売らない」と結束したことをボンサム達は知ります。

ボンサムの通知文を見て峠を越えてきた行商人達が、品物を買えないのはボンサムのせいだとボンサムの元に押しかけてきます。

それを見たソゲは「後先考えないからだ」「品物は絶対に渡さない」とボンサムに言います。

妊娠中毒に苦しむソリンのためにシン・ソクチュはケトンを呼びます。ソリンと二人きりになったケトンは「ソリンの想いがボンサムも私も大行首もお腹の子も皆を傷つける」とソリンに罵声を浴びせます。

追い詰められたコムべ達は客主を襲って品物を盗む、通知文を見て来てくれた行商人達の為だ、ボンサムには迷惑を掛けないと言い出します。

それを聞いたボンサムは、自分が品物を仕入れてくるから心配するなと言います。ボンサムはソゲのところへ行き頭を下げますが、それで親切にしてくれるソゲではありません。

ボンサムとソゲの話を聞いていた辛家の使いが密かにボンサムに手紙を渡します。そこには“桑村”とだけありました。

ボンサム、チェ・ドリ、ソンドル達は桑の村に行きます。

村人は「コオロギが生糸を食べてしまい品物はない」と言いますが、ボンサムは闇取引を強いられているのだと気づき「生糸を売ってほしい、これから先ずっと買う、他の行商人達にもこの村で買うように勧める、そうすれば適正な値で生糸が売れる」と説得します。

感想

長い物には巻かれるしかないのでしょうか。シン・ソクチュが本気でボンサムを潰しに来ています。

今更ですが、めちゃくちゃ歩きますね(^-^; 昔の人は凄いです。

客主27話のネタバレと感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆

客主 26話 ネタバレと感想

26話

ウットルとモンゲは千家客主の人間としてボンサムが墓を作り弔います。

ボンサム一行が峠を越え元山(ウォンサン)に向かっているとソゲの元に情報が入ります。紙は他の仲間が元山に運んでいるようです。

ボンサム達は〇んだ山賊の頭(かしら)の遺品の中に辛家大客主の大量の手形を見つけます。ガプスはシン・ソクチュの甥だという噂があり、また「ボンサムを通すな」という旨のシン・ソクチュからの手紙も見つかります。

怒ったボンサムはシン・ソクチュの元に向かい、屋敷に乗り込み手紙を叩きつけます。

シン・ソクチュは「ユギジョンと王室の財産を守るためしたことだ」と言い訳をします。そして「馬房を返せば満足か」と言いますが、ボンサムは「二度と道をふさぐことはしないでください。また同じようなことがあれば、行商人の掟において大行首を裁きます」と言います。

大客主は「取引しよう」と言いますが、ボンサムは「心を売ってまで取引しようとは思いません。大行首様は私の命の恩人なので、この件は公にしません。これで借りを返します。峠を諦めてください」と言い、出て行きます。

シン・ソクチュは怒りのあまり倒れてしまいます。

チェ・ドリとコムベは元山で紙を売ろうとしています。ソゲが来て、雪花紙(ソルファジ)を自分たちが買うと持ち掛けます。

ボンサムは、ケトンのお堂に行き、土産として雪花紙(ソルファジ)を渡します。

帰ろうとするボンサムを抱きしめ「なぜ私じゃなくて、大行首の妻なの」と泣きつくケトン。そこにソリンが入って来ます。

勘違いして出て行くソリンをボンサムは追いかけます。ケトンが「何の用か」とソリンに聞くと、ソリンは「松坡(ソンパ)馬房の主に会わせて欲しい、と頼みに来ました」と言います。ケトンは二人を部屋に通し自分は出て行きます(ケトンは部屋の外で盗み聞きします)。

ソリンはボンサムの身を案じ「大行首と争ってはいけません」と言います。「たとえ旦那様に非があっても、命を助けてもらった恩を返すべきだ」と。

ソリンのお腹に気づいたボンサムに、ソリンは「旦那様の子」「お腹の子の父親と私を助けてください」と言い、出て行きます。

ケトンはソリンがお腹の子の本当の父親をボンサムに明かさなかったことに満足します。帰宅したソリンは泣きます。

ボンサムは自分がお腹の子の父親だと思っているのでしょうか。それともソリンの言葉を信じているのでしょうか。

馬房にシン・ソクチュが訪ねて来「手を組もう。父親の千家客主を返してやる、ユギジョンの海産物客主に加えてやる。その代わり北関大路(プッカンデロ、峠に至る道の名称)を忘れろ」と持ち掛けます。

更にシン・ソクチュは、千家客主の番頭のキル・サンムンが以前、ユギジョンに入れてほしいと土下座して頼みに来たことをボンサムに伝え「馬房の仲間たちの為にどうしたらいいのか考えろ」と揺さぶります。

ボンサムが留守の間馬房を預かっていたマンチは、シン・ソクチュの手を握れとボンサムに助言しますが、不正を嫌うボンサムはシン・ソクチュの申し出を受け入れず、平康(ピョンガン)と元山を結ぶ峠は通れるようになったと全国の行商人に通知文を出します。

ボンサムはシン・ソクチュの申し出に対する応えを言いにソクチュの屋敷に行きます。

ソクチュは王室のため峠を封じたと言い訳しますが、ボンサムは、峠が通れるようになって商人が税を納められるようになれば王室の財政は問題ないと言い返します。

そこへソゲが雪花紙を買って戻って来たと知らせが入ります。それもシン・ソクチュが出した1締め10両で買ったと契約書まで持っています。

状況を理解しかねるボンサムに、チェ・ドリは「朝鮮の民なら朝鮮人に売るべきだとソゲに言われた」と弁解します。

ソゲは、雪花紙の買値500両、運搬費2万両を馬房に払いました。

ソゲは改めてボンサムを〇し、商人の王になると誓います。

シン・ソクチュはボンサムを倒せば、お前にユギジョンの海産物客主の座を与えると約束します。

感想

どこまでも不正を嫌う真っ直ぐな人は敵を作ってしまうのですよね。ボンサムのようにまっすぐに生きることは理想ではありますが、この時のボンサムの選択が、結果としてボンサムの救いたかった貧しい行商人達を苦しめることになってしまいそうです…

ボンサムはソリンのお腹の子の父親に気づいてほしい!

客主26話のネタバレと感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆

客主 25話 ネタバレと感想

25話

「父の荷にアヘンを入れたのは兄さんなのか?」とボンサムは泣きながら問い詰めますが、ソゲは認めません。

「千家(チョン家)客主とボンサムとソレを任された、客主様を尊敬していた、〇すわけがない」と言いますが、ボンサムは信じません。

ソゲは父親の〇のことでオスを恨んでいたし、ソレを〇そうとしたこともそのことが関係しているのかも…ボンサムは気付きます。

ソゲはガプスに会いに行き、ボンサムを〇してほしいと頼みます。

一方のシン・ソクチュも、ソクチュとガプスの関係を知ったソゲを始末するようガプスに話します。

ソゲは、雪花紙(ソルファジ)とボンサム〇害の見返りにガプスに渡す2万両を用立てて欲しいとキム・ボヒョンに頼みます。

シン・ソクチュはソリンのお腹の子の成長を喜びます。

ソリンが安産祈願のためにケトンのお堂へ行くと、ケトンはボンサムの安全を祈っているところでした。ソリンはケトンの想い人がボンサムであると知ってしまいます。

ソリンがケトンに話しかけると、ケトンは敵意をむき出しにします。

ボンサムは山賊に見つからないよう霧の濃い日を選んで峠を越えようとします。ガプスもボンサムの作戦に気づきます。

天気が回復し霧が晴れていき、ボンサム達は山賊に見つかってしまいますが、ボンサムは雪花紙を持っていませんでした。ボンサムとコムべ、チェ・ドリ一行が囮になり山賊の相手をし、ソンドル達がその間に紙を運んでいたのです。

ボンサム達はガプスに捕まります。ガプスはチェ・ドリに「紙を持ってこい、夜明けまでに持ってこなければ主から順に〇す」と言います。

ボンサムは「ソンドル達と一緒に山を下りろ」とチェ・ドリに言いますが、ボンサムのことが大好きなチェ・ドリがボンサムを見捨てるはずがありません。

ボンサムの決意を聞き任務を遂行しようとしているソンドルは紙を渡さないと言います。それがボンサムの為だと信じています。

ボンサムは山賊の一人に身分証を奪われてしまいます。その者は、千家(チョン家)客主にいたウットルでした。

ウットルは、柵門でチョン・オスがアヘン所持の罪で捕まった時に、オスを助けるために「自分がやった」と名乗り出た者でした。ウットルが無実だと知っていたオスは、ウットルを庇い罪を被り〇にました。

ウットルが持っていた身分証を見て、モンゲら他の仲間もボンサムに気づきます。

翌朝になりましたがチェ・ドリは戻ってきません。ボンサムは〇ぬ覚悟を決めます。

ガプスはウットルにボンサムを〇すよう命じます。ウットルと仲間は「これ以上罪のない商人たちを〇すのは嫌だ」とボンサムではなくガプスに斬りかかります。

しかし、ウットルはガプスに〇されてしまいます。

チェ・ドリとソンドルが遅れて到着します。

山賊とボンサムの仲間とで争いになり、ウットルの仲間で同じくチョン・オスの元で働いていたモンゲもガプスに〇されてしまいます。

ソンドルに縄を解いてもらったボンサムは、ガプスを刺し二人の敵(かたき)を取ります。

頭(かしら)が〇され山賊たちは散り散りに逃げてしまいます。

ウットルは「客主様にこれで恩を返せた」と言い目を閉じます。

感想

やむなく山賊をしていたけれど心優しいウットル達の〇が悲しかったです。オスを庇い、オスに助けられた命だからとボンサムを庇い亡くなってしまいました…

強敵感のあった山賊ガプスはあっけなかったですね(^-^;

しかし、人が亡くなりすぎです…

客主25話のネタバレと感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆

客主 24話 ネタバレと感想

24話

ボンサムを心配するケトンにソゲは「お前にボンサムは似合わない」と言いますが、ケトンは「ボンサムの命をまた狙ったら、もうソゲ兄のことは助けない。運命の人なんだ」と宣言します。ソゲは「俺はお前の何なんだ」と聞きますが「兄貴、仲間、同志、味方、家族、それ以上は無理だ」と言われてしまいます。

平康(ピョンガン)から元山(ウォンサン)の間を陸路で品物を運ばれてしまうと、商人たちから船の利用代金を得ている辛家大客主が揺らいでしまうため、シン・ソクチュはボンサムの邪魔をしようとします。

ケトンはボンサムの道中を占いますが、ボンサムは〇ぬと出てしまいます。

ボンサムが紙を受け取りに黄家(ファン家)に到着しますが、ソゲが邪魔をしに来「チョン・ボンサムは救援米の船団長を任されていたが、2千俵も盗まれてしまった」と言うので、黄客主は紙を渡してくれません。

その上、辛家が紙1締め10両で買うと言うので、黄客主は怒って紙を燃やすと言い出します。ボンサムは土下座して黄客主を説得します。

ソゲはボンサムに「邪魔するな」と言いますが、ボンサムとソゲの話を聞いていた黄客主はボンサムがチョン・オスの息子だと知ります。そして「どんな報復をされようと商いの秩序をかき乱す辛家とは取引をしない」と言い、真っ直ぐなボンサムに任せるのでした。

ケトンはボンサムに会いに来「荷運びに行くな」と言い、占いの結果を話します。ボンサムは「自分が前例を作れば多くの行商人の暮らしが楽になる」と言いケトンを帰します。

ソゲは、シン・ソクチュの腹心から奪ったシン・ガプスへの手紙を持ってガプスに会いに行きます。ガプスの正体は峠の山賊の頭(かしら)でした。シン・ソクチュの命により山賊を束ね、商人が陸路を通ることを阻止していたのです。辛家は商人が海路を使うことによって巨利を得ていました。

黄家と取引ができなかったソゲは、ボンサムから雪花紙(ソルファジ)を奪い自分に売ってほしいとガプスに持ち掛けます。

シン・ソクチュは、手紙を奪ったのはソゲだと気づきます。

黄客主は、ボンサム達に売値の5割を与えると言いますが、ボンサムは「それでは多い、物には適切な値がある、儲けすぎると信用を失う」と言います。そして、紙の売上金で商品を買い、それを売って帰ってくるので、最終的な売上金を黄客主と自分で折半しようと申し出ます。

ボンサムは、父・オスを知っているという黄客主に「父の荷にアヘンを入れたのは誰なのか、なぜ父は真犯人を明かさずに死んだのですか」と真相を教えて欲しいと言います。

黄客主は「当時の義州(ウィジュ)の長官だったキム・ヒョンジュンの親族キム・ハクチュンが、チョン・オスを〇してほしいと金を持ってきた」と言いますが、ボンサムは「黒幕がハクチュンなら父が濡れ衣を着せられたまま死ぬわけがない」と言います。

そして、黄客主は「オスが処刑の前に、何としてもソゲに会わせてほしい」と頼んだと思い出します。

感想

黄客主はこの後、ボンサムの良き理解者となり協力者となります。

ソゲの悪事はボンサムにばれてしまうのでしょうか?

海賊の次は山賊と…(^-^;

客主24話のネタバレと感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆

客主 23話 ネタバレと感想

23話

シン・ソクチュは、ボンサムを船団長にした時に交わした「年貢米を1粒でも盗まれれば首を差し出せ」という約束通りボンサムを〇そうとしますが、愛するソリンの涙を見ると「こんな者を船団長にした自分の責任だ」と言って、ボンサムを屋敷からたたき出すだけで済ませます。

辛家の番頭になったソゲは、辛家をクビにされたメン元番頭を自分の書記として辛家に一緒に連れて行き、初仕事として、松坡(ソンパ)馬房の買い手を見つけるように部下に命じます。

チョ・ソンジュンは、傷心したボンサムにソレが持っていた千家客主の扁額を渡します。姉の〇により酒浸りになっていたボンサムは、松坡馬房を取り戻す為、また、父チョン・オスの名に恥じないよう、もう一度頑張ってみると決心します。

コムベら荒くれ者たちはマンチではなくボンサム側につくことにします。

ソゲはボンサムを呼び出し「10日で馬房の働き手を整理して馬房を明け渡せ」と言いますが、ボンサムは1年の猶予を求めます。ソゲは、猶予を認める代わりに、1年で返済できなければ行商人の身分証を捨て商人を辞めるとボンサムに約束させます。

馬房のための借金30万両と利子3割…ボンサムは返せるのでしょうか。

ボンサムは、シン・ソクチュの籠の前に跪き「どうすれば大金を稼ぐことができますか?」と恥を捨て尋ねます。ボンサムは馬房の30万両、救援米の損失50万両を1年で用意しなくてはなりません。

シン・ソクチュはボンサムの懸命さに触れ

「金のにおいを嗅ぎつけること。どこに金が流れるか見抜く目を持て。

金を目の前にしたら迷わず掴み取れ。

金を使って遊ぶ術を覚えろ。金に振り回されては大儲けすることはできない。

人がやらないことをやれ。誰もが敬遠することに命を懸ければ大金を手にすることができる。他の者たちが恐れて手を出せない事を命懸けでやれ」と助言します。

ボンサムは拝礼をして大行首の元を後にします。

そんなボンサムの元に、平康(ピョンガン)から元山(ウォンサン)まで雪花紙(ソルファジ、高級紙)を運ぶ運び手を探しているという情報が入ります。

同じくシン・ソクチュの元にも同じ情報が入り、シン・ソクチュはソゲに雪花紙を全て買い占めろと命令します。

平康から元山までの道は山賊が出るため使えず、行商人たちはこれまで海路で運んでいたとのことです。これが陸路で運べるようになれば、行商人達から船の利用料を得ている辛家大客主が揺らいでしまうため、辛家大客主としては陸路で運ぼうとする者を何としても阻止しなければなりません。

辛家大客主の事情を知らないボンサムは「誰もが手を出さない危険な仕事」はこれだと躍起になります。元山までの取引はシン・ソクチュの甥のシン・ガプスが請け負っています。

ソゲの元に「キム・ボヒョンが宣恵庁(ソネチョン)を追われ地方に左遷される」と情報が入ります。年貢米を奪われたシン・ソクチュがボヒョンに仕返しをしたのでしょう。ボヒョンはソゲに「シン・ソクチュに〇んでもしがみつけ」と命令します。

ボンサムは元山に行っている間の馬房の責任者をマンチに頼みます。

雪花紙を買い占めろと命じられたソゲは1締め当たり40両の大金で買い、シン・ソクチュに「値の交渉ができないのなら出ていけ」と怒られてしまいます。そこへ「松坡馬房が雪花紙の運び手に志願した」と情報が入ります。シン・ソクチュはソゲに「雪花紙を1締め10両で買い、ボンサムの動きを封じよ」と命じます。

感想

ボンサムとシン・ソクチュの間で、もうひと悶着ありそうですね(^-^;

客主23話のネタバレと感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆

客主 21~22話 ネタバレと感想

21話

ボンサムの為に米を用意しようとするキムの側室の姿に、チョ・ソンジュンは女がボンサムの生き別れた姉だと気づきます。

「ソンジュンと会えたか?」と聞くソゲに、ボンサムはソンジュンを守るため「ソンジュンではなかった」と答えます。

米を探すボンサムの元に「米を渡したいので、今夜会いに来い」とチョ・ソンジュンから手紙が届きますが、ソンドルは「米が盗まれた事を役人も知る今となっては海賊から米を受け取るべきではない」とボンサムを止めます。ボンサムは聞きません。

米を受け取りに行くとキムの側室もおり、ボンサムは女を責めます。

見ていられなくなったソンジュンは「この人は米を用意してくれた人で、お前の姉だ」とボンサムに告げます。

それを見ていたソゲは、ボンサム、ソレ、ソンジュン、皆を〇せと部下に命じます。

ソゲと海賊の間で争いになり、ドゥッケが命を落とします。

ボンサムとチェ・ドリは、海賊と内通した罪で捕らわれてしまいます。

しかも、ソゲはボヒョンと協力し米を横領しておきながら「昨夜、海賊から米を返してもらうと見せかけて、その間に大きな船から2000俵盗まれた。海賊と内通して役人の目をそらした」とボンサムに罪を擦り付けます。

ボンサムは、自分に米横領の罪を着せたのがソゲだと、さらに、ソゲが、姉のソレだとわかっていてキム・ハクチュンの側室を〇そうとしたのだと気づきます。

ソレは隠し持っていたキム・ボヒョンとシン・ソクチュの税金横領の裏帳簿を、ソンドルに頼みボヒョンに届けさせます。

ボンサムが救援米を盗んだ話はシン・ソクチュの元にも届きます。

シン・ソクチュはソリンがボンサムを心配しているのを見て、邪魔なボンサムを〇そうとします。

22話

ソンドルはキム・ボヒョンの元にソレの手紙を届けます。

ハクチュンの側室であったソレは、自分がボンサムの姉であることを明かし、ボンサムを助けなければ裏帳簿をミン・ギョムホに渡すと手紙に書いていました。そして、ボヒョン名義の100万両の手形を同封していました。

ケトンの元に相談に来たボヒョンに、ケトンは「金の方が大切だ、ボンサムの始末は大行首に任せたらよい」と言います。

どうしてもボンサムを〇したいソゲは、ボンサムに「お前が罪を認めたら、仲間は解放してやる」と言います。

そこへソゲの使いの者が「届け物がある」と言って“ソレの算盤”を持ってきます。

ソレに会いに来たソゲに、ソレは気があるような振りをして近づきます。そして、ソゲをかんざしで刺し〇そうとします。しかし、ソゲを〇すことはできず、逃げたソゲをチョ・ソンジュン達が追いますが逃がしてしまいます。

ボンサム達に絞〇刑が言い渡されそうになったその時、ソンドルがボヒョンからの手紙を持って飛び込んできます。

手紙には「チョン・ボンサムが海賊と内通した証拠はなかった、放免しろ」と言う墨で書かれた内容の他に「チョン・ソレを始末しろ。チョン・ボンサムを放免した後は、生かすも〇すも好きにしろ」と蠟で書かれた隠し文字がありました。

放免されたボンサムはソレに支えられ歩いています。そしてソレは、ボンサムが子どもの頃好きだった飴を渡します。

その後ろからソゲがボンサムとソレに向かって銃を撃ち…ソレはボンサムを庇い全ての銃弾を受け、ボンサムの腕の中で〇んでいきます。

任務を終え船は都に戻ります。姉を守れなかったボンサムは自分を責め、酒に酔いつぶれ、シン・ソクチュの前でも醜態を晒します。

任務の成功にボヒョンは喜び、ソゲに屋敷をプレゼントします。

今後どうしたらシン・ソクチュに勝てるかボヒョンがケトンに相談すると、ケトンは「ソゲをシン家の番頭にしなさい」と助言します。

ボヒョンは今回の件で失敗したシン・ソクチュに「ソゲを番頭として雇うか、ユギジョンを去るかどちらか選べ」と迫ります。

シン・ソクチュは米を奪われた責任を問うためボンサムを捕らえます。ソリンは跪きボンサムの命乞いをし、お腹の子の父親を助けて欲しいと頼みます。

感想

自分大好きソゲくん、自分の悪事がばれることを防ぐため、子どもの頃に結婚まで考えたソレのことも容赦なく〇します。

時代劇あるあるですが、せっかく再会できた姉がすぐに亡くなってしまいボンサムの人生はかなりハードモード…。ソレは、ボンサムを探すこと、キム・ボヒョンに復讐をすること、千家客主を取り戻すことだけに生きてきました。2つは叶って、あとの1つはボンサムが果たしてくれることを願います。

客主21話、22話のネタバレと感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆