客主 25話 ネタバレ

「父の荷にアヘンを入れたのは兄さんなのか?」とボンサムは泣きながら問い詰めますが、ソゲは認めません。「千家客主とボンサムとソゲを任された、客主様を尊敬していた、殺すわけがない」と言いますが、ボンサムは信じません。ソゲは父親の死のことでオスを恨んでいたし、ソレを殺そうとしたこともそのことが関係しているのかも…ボンサムは気付きます。

ソゲはガプスに会いに行きボンサムを殺してほしいと頼みます。

一方のシン・ソクチュもソクチュとガプスの関係を知ったソゲを始末するようガプスに話します。

ソゲは雪花紙とボンサム殺害の見返りにガプスに渡す2万両を用立てて欲しいとキム・ボヒョンに頼みます。

シン・ソクチュはソリンのお腹の子の成長を喜びます。ソリンが安産祈願のためにケトンのところへ行くと、ケトンはボンサムの安全を祈っているところでした。ソリンはケトンの想い人がボンサムであると知ってしまいます。ソリンがケトンに話しかけると、ケトンは敵意をむき出しにします。

ボンサムは山賊に見つからないよう霧の濃い日を選んで峠を越えようとします。ガプスもボンサムの作戦に気づきます。霧が晴れて行きボンサム達は山賊に見つかってしまいますが、ボンサムは雪花紙を持っていませんでした。ボンサムとコムべ、チェ・ドリ一行が囮になり山賊の相手をし、ソンドル達がその間に紙を運んでいたのです。ボンサム達はガプスに捕まります。ガプスはチェ・ドリに「紙を持ってこい、夜明けまでに持ってこなければ主から順に殺す」と言います。ボンサムはソンドル達と一緒に山を下りろとチェ・ドリに言いますが、ボンサムのことが大好きなチェ・ドリがボンサムを見捨てるはずがありません。ボンサムの決意を聞き任務を遂行しようとしているソンドルは紙を渡さないと言います。それがボンサムの為だと信じています。

ボンサムは山賊の一人に身分証を奪われてしまいます。その者は、チョン家客主にいたウットルでした。ウットルは、柵門でチョン・オスがアヘン所持の罪で捕まった時に、オスを助けるために「自分がやった」と名乗り出た者でした。ウットルが無実だと知っていたオスはウットルを庇い、罪を被り死にました。ウットルが持っていた身分証を見て仲間もボンサムに気づきます。

翌朝になりましたがチェ・ドリは戻ってきません。ボンサムは死ぬ覚悟を決めます。ガプスはウットルにボンサムを殺すよう命じます。ウットルと仲間は「これ以上罪のない商人たちを殺すのは嫌だ」とボンサムではなくガプス達に斬りかかります。しかし、ウットルはガプスに殺されてしまいます。チェ・ドリとソンドルが遅れて到着します。ウットルの仲間で同じくチョン・オスの元で働いていたモンゲもガプスに殺されてしまいます。ソンドルに縄を解いてもらったボンサムは、ガプスは刺し二人の敵を取ります。頭が殺され山賊たちは散り散りに逃げてしまいます。ウットルは「客主様にこれで恩を返せた」と言い目を閉じます。

客主 24話 ネタバレ

ボンサムを心配するケトンにソゲは「お前にボンサムは似合わない」と言いますが、ケトンは「ボンサムの命をまた狙ったら、もうソゲのことは助けない。運命の人なんだ」と宣言します。ソゲは「俺はお前の何なんだ」と聞きますが「兄貴、仲間、同志、味方、家族、それ以上は無理だ」と言われてしまいます。

平康から元山の間を陸路で品物を運ばれてしまうと辛家大客主が揺らいでしまうため、シン・ソクチュはボンサムの邪魔をしようとします。

ケトンはボンサムの道中を占いますが、ボンサムは死ぬと出てしまいます。

ボンサムが紙を受け取りに黄(ファン)家に到着しますが、ソゲが邪魔をしに来「チョン・ボンサムは、救援米の船団長を任されていたが2千俵も盗まれてしまった」と言うので、黄客主は紙を渡してくれません。その上、辛家が紙1締め10両で買うと言うので、黄客主は怒って紙を燃やすと言い出します。ボンサムは土下座して黄客主を説得します。ソゲはボンサムに邪魔するなと言いますが」、ボンサムとソゲの話を聞いていた黄客主はボンサムがチョン・オスの息子だと知ります。そして、どんな報復をされようと商いの秩序をかき乱す辛家とは取引をしないと言い、真っ直ぐなボンサムに任せるのでした。

ケトンはボンサムに会いに来、荷運びに行くなと言い、占いの結果を話します。ボンサムは、自分が前例を作れば多くの行商人の暮らしが楽になると言いケトンを帰します。

ソゲは、シン・ソクチュの腹心から奪ったシン・ガプスへの手紙を持ってガプスに会いに行きます。ガプスの正体は峠の山賊の頭でした。シン・ソクチュの命により山賊を束ね、商人が陸路を通ることを阻止していたのです。辛家は、商人が海路を使うことによって巨利を得ていました。黄家の取引ができなかったソゲは、ガプスに雪花紙を奪い自分に売ってほしいとガプスに持ち掛けます。

腹心とシン・ソクチュは手紙を奪ったのはソゲだと気づきます。

黄客主は、ボンサム達に売値の5割を与えると言いますが、ボンサムはそれでは多い、物には適切な値がある、儲けすぎると信用を失うと言います。そして、売上金で商品を買いそれを売り帰ってくるので、売上金を黄客主と自分で折半しようと申し出ます。ボンサムは、父・オスを知っているという黄客主に「父の荷にアヘンを入れたのは誰なのか、なぜ父は真犯人を明かさずに死んだのですか」と真相を教えて欲しいと言います。黄客主は「当時の義州の長官キム・ヒョンジュンの親族キム・ハクチュンが訪ねてきて、チョン・オスを殺してほしいと金を持ってきた」と言いますが、ボンサムは「黒幕がハクチュンなら父が濡れ衣を着せられたまま死ぬわけがない」と言います。黄客主は「オスが処刑の前に、何としてもソゲに会わせてほしい」と頼んだと思い出します。

客主 23話 ネタバレ

シン・ソクチュは約束通りボンサムを殺そうとしますが、愛するソリンの涙を見て「こんな者を船団長にした自分の責任だ」と言って、ボンサムを屋敷からたたき出すだけで済ませます。

シン家の番頭になったソゲは、メン元番頭を自分の書記としてシン家に一緒に連れて行きます。ソゲは、松パ馬房の買い手を見つけるように部下に命じます。

チョ・ソンジュンは、傷心したボンサムにソレが持っていたチョン家客主の扁額を渡します。ボンサムは松パ馬房を取り戻す為、父チョン・オスの名に恥じないよう、もう一度頑張ってみると決心します。

コムベら荒くれ者たちは、ボンサム側につくことにします。

ボンサムはソゲに呼び出されます。ソゲは10日で馬房の働き手を整理して馬房を明け渡せと言いますが、ボンサムは1年の猶予を求めます。そして、ソゲは、1年でできなければ、行商人の身分証を捨て、商人を辞めると約束させます。馬房のための借金30万両と利子3割…ボンサムはかえさるのでしょうか。

ボンサムは、シン・ソクチュの籠の前に跪き「どうすれば大金を稼ぐことができますか?」と恥を捨て訪ねます。ボンサムは馬房の30万両、救援米の損失50万両を1年で用意しなくてはなりません。シン・ソクチュはボンサムの懸命さに触れ「金のにおいをかぎつけること。どこに金が流れるか見抜く目を持て。金を目の前にしたら迷わず掴み取れ。金を使って遊ぶ術を覚えろ。金に振り回されては大儲けすることはできない。人がやらないことをやれ。誰もが敬遠することに命を懸ければ大金を手にすることができる。他の者たちが恐れて手を出せない事を命がけでやれ」と助言します。ボンサムは拝礼をして大行首の元を後にします。

そんなボンサムの元に、平康(ピョンガン)から元山(ウォンサン)まで雪花紙(ソルファジ、高級紙)を運ぶ運び手を探しているという情報が入ります。同じくシン・ソクチュの元にも同じ情報が入り、シン・ソクチュはソゲに雪花紙を全て買い占めろと命令します。平康から元山までの道は山賊が出るため使えず、これまでは海路で運んでいたとのことです。これが陸路で運べるようになれば、商団が雇い手に支払う運送費が安くなります。ボンサムは「誰もが手を出さない危険な仕事」はこれだと躍起になります。元山までの取引はシン・ソクチュの甥のシン・ガプスが請け負っています。

ソゲの元に、キム・ボヒョンは宣恵庁を追われ、地方に左遷されると情報が入ります。年貢米を奪われたシン・ソクチュがボヒョンに仕返しをしたのでしょう。ボヒョンはソゲに、シン・ソクチュに死んでもしがみつけと命令します。

ボンサムは元山に行っている間の馬房の責任者をマンチに頼みます。

雪花紙を買い占めろと命じられたソゲは1締め当たり40両の大金で買い、シン・ソクチュに値の交渉ができないのなら出ていけと言われます。そこへ、松パ馬房が雪花紙の運び手に志願したと情報が入ります。シン・ソクチュはソゲに、雪花紙を1締め10両で買い、ボンサムの動きを封じよと命じます。

客主 21~22話 ネタバレ

ボンサムの為に米を用意しようとするキムの側室の姿に、チョ・ソンジュンは女がボンサムの生き別れた姉だと気づきます。

ソンジュンと会えたか?と聞くソゲにボンサムは、ソンジュンではなかったと答えます。

米を探すボンサムの元に「米を渡したいので、今夜会いに来い」とチョ・ソンジュンから手紙が届きますが、ソンドルは米が盗まれた事を役人も知る今となっては海賊から米を受け取るべきではないとボンサムを止めます。ボンサムは聞きません。米を受け取りに行くと、キムの側室もおり、ボンサムは女を責めます。見ていられなくなったソンジュンは、この人は米を用意してくれた人で、お前の姉だとボンサムに告げます。それを見ていたソゲは、ボンサム、ソレ、ソンジュン、皆を殺せと部下に命じます。ソゲと海賊の間で争いになり、ドゥッケが命を落とします。ボンサム、チェ・ドリは海賊と内通した罪で捕らわれてしまいます。しかも、昨夜、米を返してもらうと見せかけて、その間に大きな船から2000俵盗まれた、とソゲはボンサムに罪を擦り付けます。ボンサムは、米横領お罪をボンサムに着せたのがソゲだと、さらに、ソゲは、姉のソレだとわかっていてキム・ハクチュンの側室を殺させようとしたのだと気づきます。

ソレは隠し持ってしたキム・ボヒョンとシン・ソクチュの税金横領の裏帳簿をソンドルに頼みボヒョンに届けさせます。

ボンサムが救援米を盗んだ話はシン・ソクチュの元にも届きます。シン・ソクチュはソリンがボンサムを心配しているのを見て、邪魔なボンサムを殺そうとします。

ソンドルはキム・ボヒョンの元にソレの手紙を届けます。ハクチュンの側室であったソレは、自分がボンサムの姉であることを明かし、ボンサムを助けなければ裏帳簿をミン・ギョムホに渡すと伝えます。そして、ボヒョン名義の100万両の手形を同封していました。ケトンの元に相談に来たボヒョンに、ケトンは「お金の方が大切だ、ボンサムの始末は大行首に任せたらよい」と言います。

どうしてもボンサムを殺したいソゲは、ボンサムに「お前が罪を認めたら、仲間は解放してやる」と言います。そこへ、ソゲの使いの者が届け物があるといって“ソレの算盤”を持ってきます。ソレに会いに来たソゲに、ソレはソゲに気があるような振りをして近づきます。そして、ソゲをかんざしで刺し殺そうとします。逃げたソゲをチョ・ソンジュン達が追いますが逃がしてしまいます。

ボンサム達に絞首刑が言い渡されそうになったその時、ソンドルがボヒョンからの手紙を持って飛び込んできます。手紙には「チョン・ボンサムが海賊と内通した証拠はなかった、放免しろ」と言う墨で書かれた内容の他に、「チョン・ソレを始末しろ。チョン・ボンサムを放免した後は、生かすも殺すも好きにしろ」と蠟で書かれた文字がありました。

放免されたボンサムはソレに支えられ歩いています。それはボンサムが子どもの頃好きだった飴を渡します。後ろからソゲがボンサムとソレに向かって銃を撃ちます。ソレはボンサムを庇い全ての銃弾を受け、ボンサムの腕の中で死んでいきます。

任務を終え船は都に戻ります。姉を守れなかったボンサムは自分を責め、酒に酔いつぶれ、シン・ソクチュの前でも醜態を晒します。

任務の成功にボヒョンは喜び、ソゲに屋敷をプレゼントします。今後どうやったらシン・ソクチュに勝てるかボヒョンがケトンに相談すると、ケトンは「ソゲをシン家の番頭にしなさい」と助言します。ボヒョンは今回の件で失敗したシン・ソクチュに「ソゲを番頭として雇うか、ユギジョンを去るかどちらか選べ」と迫ります。シン・ソクチュはボンサムに米を奪われた責任を問うためボンサムを捕らえます。ソリンは跪きボンサムの命乞いをし、お腹の子の父親を助けて欲しいと頼みます。

客主 19~20話 ネタバレ

準備中です。

ついに出航の時です。ソゲが何か企んでいるとチェ・ドリとソンドルは心配します。

2ヶ月後 群山(クンサン)の港に到着します。宣恵庁の長官として到着を待っていたキム・ボヒョンは、ソゲとボンサムに酒をふるまおうとしますが、ボンサムは「無事任務が終わった時にいただく」と言い、ボヒョンはボンサムの父を思い出します。そして、ソゲにボンサムを殺すよう再度命じます。

チョ・ソンジュンとワンバルは生きていて、海賊の頭になっていました。ソレの手下だったドゥッケも一緒です。

コムベはボンサムを殺そうとしますが、その時海賊を見つけそれどころではなくなります。米を奪われますが、つい先ほどまで酒盛りをしていた船員たちは使い物になりません。ソゲは水軍を率いて海賊を追いかけますが、海賊の中にチョ・ソンジュンがいるのを見つけ追うのを止めてしまい、結局200俵の米が奪われます。ソゲはボンサムにソンジュンに会いに行くよう伝えます。

シン・ソクチュの屋敷にケトンが来ています。ソリンは吐き気をもよおし、ケトンは「お喜び申し上げます」とシン・ソクチュに言いますが、ソリンもソクチュも動揺しています。ソリンは屋敷を出て行こうと荷物をまとめます。ソリンはメン番頭に会いに行きます。話せなくなったメン番頭はソリンのお腹の子はボンサムの子だと紙に書きます。

ボンサムがチョ・ソンジュンを訪ねる道中、ソレが川で洗濯をしていました。ボンサムはソレに道を聞きます。ボンサムはチョ・ソンジュンとワンバルに再会します。チョ・ソンジュンは年貢米を返さないと言います。

ソリンは屋敷から出て行こうとしますが、すぐにシン・ソクチュに見つかります。ソクチュはお腹の子は自分の子であり、自分の子として育てると言います。

ボンサムは殺したはずのキム・ハクチュンの側室がチョ・ソンジュンと一緒に居ることを知り、女を罵ります。

さすが朝鮮一の大商人、シン・ソクチュは懐が深いです。お腹の子の父親を知りながら、ソリンに体を労われと言いました(そこまでして子どもがほしいからなのか…体面のためなのか…)

客主 17~18話 ネタバレ

シン・ソクチュは年貢米の運搬船主に任命されます。

ボンサムがシン家に来ていると知ったソリンはボンサムを呼び出します。二人が会っているところをメン番頭に見られてしまいます。

ボヒョンはシン・ソクチュに米の横流しを頼みますが、シン・ソクチュは断りボヒョンと手を切ります。

激怒したボヒョンは巫女を呼びます。その場にいたソゲはケトンの変わりように驚愕します。ケトンはシン・ソクチュを打ち負かすためにソゲを使えとボヒョンに助言します。

メン番頭は船員を募るために松パに来ますが、松パの者に嫌われているメン番頭は置い返されます。

ボヒョンは船に乗せる宣恵庁の監察官としてソクチュにソゲを紹介します。両班の身分を買い官職を得たソゲは、半殺しにされた時にソクチュに投げ渡された2両をソクチュに返し「今の私があるのは全て大客主様のお陰です」と言います。

メン番頭が追い返されるのを見たボンサムはシン・ソクチュに言われた「私が喜んで金を貸す条件を持ってこい」とはこのことだと、自分が船員を集めるとソクチュに言います。ボンサムも船団長として船に乗ることになります。メンはボンサムが船に乗るのが許せず、自分が乗ると申し出ますが、シン・ソクチュに「お前はソゲがうちに居た頃からソゲに負けていた。お前では到底ソゲに勝てん」と言われシン・ソクチュを恨みます。

ボンサムは松パの荒くれ者を説得するため、その長に会いに行きますが、荒くれ者の長はマンチでした。マンチはボンサムを殺そうとしますが一緒にいたパングムが止めに入ります。パングムは失語症になっていました。マンチは「ボンサムとマンチで勝負をし、ボンサムが勝てば子分を貸す、自分が勝てば、馬房を出て、行商人の身分証を捨てろ、二度と松パと漢陽に近づくな」と言われ、ボンサムはそれを受け入れます。

ソゲはケトンを探し巫女に会いに行きます。ケトンは正体を明かし、ソゲの出世の御礼にボンサムを叩き潰せと言います。

ボンサムは、松パの荒くれ者達の前で、救援米を無事運んだら、行商人の身分証を渡し、馬房の一員として仕事を約束する言い、皆の心を掴みます。

シン・ソクチュはソゲにボンサムを船団長として紹介します。ボンサムを気に入ったシン・ソクチュは、ソリンに「救援米の件が無事終わったら、ボンサムを番頭に迎えたい」と話しますが、その晩ソリンは一人で泣いていました。

シン・ソクチュの屋敷で出航の祭事が行われます。祭事ではケトンは巫女として儀式を取り仕切ります。ケトンはボンサムとソリンの様子から、ボンサムの想い人はソリンだと気づきます。祭事中にソリンが席を立ち、ボンサムも追いかけます。ソリンは寝ずに作ったと言いお守りをボンサムに渡します。ボンサムはソリンを抱きしめてしまいます。ソリンを探し歩いていたシン・ソクチュがその現場を見てしまいます。メン番頭は、シン・ソクチュの不幸を喜びます。

ソゲは、ケトンがボンサムを再起不能にしたい理由は、ボンサムを傍に置きたいからだと気づきます。

シン・ソクチュは西洋医学の医師に会いに行き、自分に子が産めるのか聞きに行きます。「無理です」と言われます(調べることが無理なのか、子どもを持つことが無理なのか、どういう意味かわかりませんでした)。シン・ソクチュが診察室を出ると、部屋からメン番頭の笑い声が聞こえ「あの年で子供は無理だ」と馬鹿にしていました。

客主 15~16話 ネタバレ

15話

ソレに命を狙われたことを恨んだソゲは、キムの側室の正体をまだ知らないボンサムを使いソレに復讐をします。ソンジュンを殺したのもキムを殺したのも全て側室の企てだとソゲから聞いたボンサムは、ソレを襲い行商人の掟に従いソンジュンが落ちた河に捨てます。

ボンサムは馬房へ、ソゲはケトンを探しに別れます。

ソリンはシン・ソンジュンはソクチュの妻として屋敷に到着します。

ボンサムが馬房に戻ると取り立てに来た取引先の者であふれていました。そこへ若い女が来て皆を鎮めます。誰かと思い近づくとケトンでした。ケトンは恩返しの要求としてボンサムに結婚を申し込みますが、ボンサムは心に秘めた人がいると断わります。

キム・ボヒョンは、松パ馬房の権利書を持ってシン・ソクチュの元にやってきます。

ケトンは約束を破ったボンサムを〇そうとします。

16話

ケトンはボンサムを〇せませんでした。

馬房はシン家大客主に差し押さえられます。ソンドルはシンに頭を下げて金を借りるべきだと助言しますが、ボンサムは承諾しません。そんなある日、ボンサムの夢に父親が出てきて「馬房の為にできることをしろ」とボンサムを叱り、ボンサムはシン・ソクチュに会いに行く決心をします。

ソゲはシン・ソクチュへの復讐のためソレに貰った金塊を手にボヒョンに会いに行きます。

1日中シン・ソクチュの面談を待っても会って貰えなかったボンサムは、シン・ソクチュに屋敷に強引に乗り込み借金を申し込みます。当然取り合って貰えません。

倒れたケトンはなぜかお堂に居ました。ケトンはボンサムを得るために巫女になる決心をします。

シン家大客主に王宮からの使者が向かっていると聞きボンサムは辛家に急ぎます。門が開いている今、シン家に入り込むつもりです。

感想

客主の感想をネットで検索したところ「ケトンが約束を守ってもらえなくて可哀想」というのがあったのですが、いくら何でも聞く約束だとしても、男性だと思っていたケトンに「実は女でした。結婚してください」と言われても、それは無理があると私は思います(^-^; (それぞれの感じ方があるので、その方のご感想を否定するつもりはありません。あくまでも私自身の感想です)

ケトンはボンサムのどんなところに運命を感じたのか描写がなくて、運命や恋愛は理屈ではないのでしょうが、なぜそこまで猛進できるのか私は少し引いてしまって…

ボンサムを得るために巫女になるという決意も、どうしてそういう思考になるのかわからなかったです。

最後までお読みいただきありがとうございました☆

客主 13~14話 ネタバレ

13話

ボンサムはソンドルを救い、ソリンはシン・ソクチュに嫁ぎます。

ソゲは両班のふりをしてキム・ハクチュンの屋敷に乗り込み、キム・ボヒョンとシン・ソクチュの裏帳簿を渡します(帳簿はソゲがシン・ソクチュの元で働いていた時に入手したのではないかと思われます)。

他にも帳簿があると、ハクチュンを外に連れ出す口実を口にしますが、そこで、チョ・ソンジュンが乗り込んできます。

ハクチュンが背中を見せた隙にソゲはハクチュンを背後から殴り、混乱に乗じてハクチュンを担ぎ外に連れ出しますが、ソレの手下・ドゥッケに石を投げられソゲはハクチュンを落としてしまいます。

ケトンはシン・ソクチュの屋敷へ向かうソリンを見かけます。

心の優しいソリンはケトンに行動を共にするよう言います。

ケトンが巫女だと気づいたシン・ソクチュはケトンを呼び「跡継ぎは生まれるか」と聞きます。ケトンは「息子が生まれる」と言います。

ボンサムはカンギョンに急ぎます。

キム・ハクチュンが危篤と聞いて、チョ・ソンジュンとソゲは義兄弟の証として着物を交換し逃げます。

チョ・ソンジュンは殺人未遂として人相書きを貼られてしまい簡単には逃亡できそうもありません。

一方のソゲは、先程交換したチョ・ソンジュンの着物にソンジュンの名前が書いているのを見つけ馬房の権利書を自分の物にすることを企みます。

キム・ハクチュンの屋敷に戻ったソゲは、山の中で手形を奪った者と、ハクチュンの屋敷から逃げた時に自分に石を投げた者が同一人物と知り、手形の件は側室とドゥッケが図ったことだと気づきます。

弱ったハクチュンにソレはハクチュンに自分の正体を明かし、かんざしでハクチュンを刺します。

ソレはハクチュンが死ぬ前に父を陥れた相手をハクチュンから聞き出します。

ハクチュンは「ソゲがチョン・オスの荷物にアヘンを入れた」と打ち明け亡くなります。

側室の部屋で手形を探していたソゲは、昔ソレに買った算盤と、チョン家客主の扁額を見つけ、側室の正体がソレだと悟ります。

14話

ボンサムはチョ・ソンジュンがお尋ね者になっている事を知ります。

ハクチュンが死に、ソレが自室に戻ると部屋が荒らされ、そこには昼間ハクチュンを襲った男がいました。

ソゲはソレに正体を明かします。

ソゲはソレに一緒に逃げようと言いますが、ソレはソゲに今までの恨みをぶつけ手切れ金を渡します。

朝になりハクチュンが亡くなっているのを使用人が見つけます。

死体の側には、ソゲが置いて行ったチョ・ソンジュンの着物がありました。

着物を見つけたソレが側に置いたのでしょう。

ソンジュンは〇人罪で指名手配されてしまいます。

宿屋の女主人はチョ・ソンジュンと一緒に居た者を見つけ、そこにボンサムも来ました。

ソンジュンに罪を擦り付けた者だと怪しんだボンサムは身分証の提示を求め、その男がソゲだと知ります。

ボンサムは自分と姉を置いて行ったソゲを許そうとします。

ソレはソゲを殺すようドゥッケに命じます。

役人に見つかったチョ・ソンジュンは銃で撃たれ崖から落ちてしまいます。

ソンジュンを助けようとしたボンサムは牢に入れられてしまいます。

ソンドルは牢にいるボンサムに会いに行き「ソンジュンが死んだ今はお前が馬房の主なのだから助かる道を考えろ」と言い、キム・ハクチュンの側室に賄賂を渡したと言います。

葬式に現れたキム・ボヒョン(ハクチュンの異母弟で嫡子。ハクチュンは庶子)は、ハクチュンの財産を全て奪いソレを追い出そうとします。

役人に伴われキムの屋敷に来たボンサムは「チョ・ソンジュンはキム・ハクチュンを殺していない」と言いますが、ボヒョンは「カンギョンにいるだけで同罪だ」と言い渡します。

身分証を見ると「チョン・ボンサム」とあり、ソレは動揺しながらもボンサムを救うため「その者は旦那様を殺した者の仲間ではない」と弁護します。

ドゥッケはソゲを殺そうとしますが「お前が手形を奪ったときに殺そうとした者が、ソレの弟のボンサムだ」というとドゥッケは動揺しソゲを逃がしてしまいます。

釈放されたボンサムはチョ・ソンジュンが落ちた崖に行き、馬房の後継者として馬房の物たちを守るとチョ・ソンジュンに誓います。

感想

14話で、ソレとソゲ、ボンサムとソゲの再会が見られましたが、ボンサムをやっと見つけたソレはボンサムに名乗ることができず、もどかしかったです。

自分の目的のためなら手段を選ばないソゲ、仲間想いのボンサム、対象的な二人ですね。

主人公が投獄されるのはあるあるだと思いますが、ボンサムはあと何度投獄されるのでしょうか(^-^;

最後までお読みいただきありがとうございました☆

客主 11~12話 ネタバレ

11話

ソゲは、倒れているマンチから、マンチがハクチュンから旅費として貰った300両を奪います。

ソリンの実家・趙家客主に麻布売買禁止令の取り締まりを装ったシン・ソクチュが現れます。

ソクチュの本当の目的はソリンで「娘を正室に迎える」と突然宣言し、皆を驚かせます。

ボンサムとチョ馬房の一行は、キム・ハクチュンのところへ行く途中、山の中で盗賊を装ったソレの手下に襲われ手形を奪われます。

揉みあううちにボンサムは崖から落ちてしまいます。

崖から落ちたボンサムは、通りかかったケトンとソゲに助けられます。

ボンサムに気づいたソゲは縁の深さに驚きます。

ソゲはキム・ハクチュンのいるカンギョンへ向かい、一方、ボンサムが運命の人だと感じたケトンはボンサムの元に残ります。

ケトンは両班の娘でしたが、未来を予知する能力があるため一族から疎まれ、身分を隠し行商人のふりをしていたようです。

キム・ハクチュンの屋敷に到着したソンジュンはハクチュンに切りかかろうとしますが、権利書のことがばれそうになり、ソレがチョ・ソンジュンを逃がします。

その頃ソゲもハクチュンの屋敷に着きます。

目を覚ましたボンサムは、刺客が「カンギョン(キム・ハクチュンの屋敷のある街)に帰る」と言い残したことを聞き、チョ・ソンジュンをハクチュンの元に呼び寄せる罠だと気づきます。

ボンサムと結ばれたいケトンは、回復したボンサムに、報恩(ポウン)についたら恩返しに願いを聞いてくれるよう約束させます。

12話

宿屋に居たソゲは、ボンサムからチョ・ソンジュン宛の手紙を奪います。

罠だと気づいたボンサムはソンジュンに「俺が着くまで何もせず誰の言葉も信じず待っていて」と書きましたが、その言葉はソンジュンにが届きませんでした。

ソゲはソンジュンに「キム・ハクチュンの誕生日の宴の日にハクチュンを襲おう」と提案します。

麻布売買が禁止されソンドルが捕まり、ボンサムはカンギョンに行くよりソンドルの救出を優先します。

ケトンが身なりを整え約束の場所に行くと、ボンサムはいません。

近くの者に「恩返しをしてほしければ松坡馬房まで来い」と言い残したと言います。

ソンドルの捕らわれている趙家客主の娘がシン・ソクチュの元に嫁ぐと噂を聞いたボンサムは、ソンドル救出のために娘を拉致することを思いつきます。

ソリンは喪中に結婚するくらいなら、尼になるか死を選ぶと父に言いますが、父親の両親が貧しさで飢え死にした話を父から聞かされ、泣く泣く結婚を承諾します。

ボンサムは誘拐した娘がソリンだと知ります。

ソリンもまたボンサムに惹かれており「崖から落ちた時に、ついて来いと言われればどこまででもついて行くつもりだった」と言います。

ボンサムは、ソンドルを救い、カンギョンに行った後迎えに行くと言いますが、ソリンは父を守るためにボンサムとは別の道を進むと言います。

ボンサムはソリンの父に直接交渉し、ソンドルを返してもらいます。

感想

また崖から落ちて、しかも無事なんですね(^-^;

ネタバレになってしまいますが、これ以降も何度か崖から落ちて、しかも無事というシーンがあります(笑)生命力強すぎです(笑)