御史とジョイ 3話 ネタバレと感想

3話

ジョイは「ボリに証人を頼んでいたのに、来なかった、約束を破るような人ではなかったのに」「恨まれるような人ではなかった」と呟きます。

パク御史(オサ)とボリの死について疑問を持っていたイオンは、暗行御史(アメンオサ)として捜査することにします。

村人に聞き込みをすると、

「船はまるで誰かがわざと穴を空けたようだった」

「死体は見つかっていない」と情報があり、ますます怪しいです。

ジョイはボリの遺品の中から役所の帳簿を見つけます。郡守(グンス)が預けた物だと推測したジョイは、郡守の家に行き「帳簿を渡す代わりに、協議離縁を求めるので離婚を認めて欲しい。証人が亡くなってしまった」と取引を持ち掛けます。

イオンが役所に行くと吏房(イバン)がパク御史の遺体を密かに処分しようとしていました。

翌日、ジョイの協議離婚訴訟で離婚が認められ、郡守が役所の受理印を捺そうとした時に、暗行御史が役所に入って来たため、村人も役人も地面にひれ伏します。

屋根の上から自分を狙っている刺客がいると気づいた郡守は、御史に不正を告白し、漢陽(ハニャン)に移送してくださいと言います。

しかし、イオンは郡守に「汚職や悪政ではなく〇人について調べている。前御史は、この地の税穀と兵糧を調べていたが、報告書を送ったのち突然失踪した。そなたは御史の遺体を部下に命じて遺棄しようとした、なぜだ。〇因の隠ぺいか?」と聞くので、立場が悪くなります。

郡守は「身元を確認するために役所に運んだだけだ」と言います。

イオンがパク御史の馬牌を見せ「身元が御史だと知っていたのでは?」というと、役所の下働きが「郡守は知っていた」と自白し、船を見つけた村人も「遺体を見つけた時に郡守が『漕運船と共に沈めて片付けたのに…』と言っていた」と証言します。漕運船は特別な木材で作っているので、座礁することはめったにありません。

「郡守は汚職が暴かれることを恐れパク御史を〇害し、証拠を消すために漕運船を沈め、さらに見つかった御史の遺体を始末しようとした」イオンが役所を封鎖し、官印を押収しようとすると、離婚受理書にまだ印を捺してもらっていなかったジョイが立ち上がります。

ジョイは、御史が昨日の「判官の従者」だったと気づきます。ジョイが呆気に取られている間に、義母が離婚受理書を破いてしまいますが、イオンはジョイに頼まれていた協議離婚の訴状を出し、印を捺します。晴れてジョイの離婚が成立しました。

しかし、その隙に刺客が郡守に矢を命中させ、〇します。距離があるように見えましたが、一発で胸に命中させる凄腕の刺客でした。

イオンとジョイは刺客を追い、ジョイの助言により刺客を捕らえることができました。

これから一人で暮らしていくジョイのために、イオンは刺客を捕らえた褒美を授けたいと言いますが、ジョイはボリのお墓を作ってあげたい、報奨金は要らないと断ります。

イオンは世子を兄のように慕っていたようです。

世子は大切な人を守るために剣を覚え、イオンは大切な人を笑顔にするために食べ物に詳しくなりました。いつもイオンを大切にし守ってくれた世子…毒殺のような描写もありましたがどうして亡くなってしまったのでしょうか。

海運判官(ヘウンパングァン)は御史の殺害と横領の件で領議政(ヨンイジョン)に助けを求めますが、領議政は自分で後処理せよと冷たくあしらいます。

感想

ボリの恋人、郡守様が早くも退場!郡守は、地域都市の首長で、従4位。暗行御史は、それより上の地位なのですね。郡守も頭を下げていました。

コミカルで、テンポも速く、間延びせず見やすいです(長編時代劇でしたら、2話はまだ主人公の子ども時代ですので)。

御史とジョイ 3話のネタバレと感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆

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