10話
鉱山が爆破し、イオンは…
ジョイは、帳簿の中に「トロクソン(海の妖怪)」という文字と一緒に、見覚えのある印を見つけます。それは、自分の衣に縫われている印と同じものでした。
イオンは海運判官(ヘウンパングァン)〇しの犯人と間違えられ投獄されますが、ジョイが御史(オサ)の身分証を持って行き、解放されます。
海運判官を見張っていたはずのビリョンが行方不明で、兵士のような人々とペッキ峰に向かっていたと目撃証言があります。誰かに捕まったのかもしれない、とジョイは推測し、イオン一行は役所の兵を同行しペッキ峰の鉱山に向かいます。
ドスはテソの隠れ家に来て、鉱山を渡せと言います。そこにイオン達も到着します。追い詰められたテソは、予め用意していた地雷に火をつけ鉱山を爆破させます。イオンは瓦礫の下敷きになり、出て来られなくなってしまいました。イオンは死んでしまったと、皆が涙を流します。
漢陽(ハニャン)のイオンの実家では、遺体がないまま葬儀が行われます。イオンの祖母は自分が科挙を勧めたせいでイオンが死んでしまったと悔います。
テソは父親と決別
ドスから「父さんにテソを〇せと言われた」と聞いたテソは、実家に帰り父とドスに剣を向けます。
父が大切にしている家系図に剣で穴を空けると、父も本性と本音をテソにぶつけ、家系図でテソを殴ります。
テソは父を抱きしめ、父に貰い大切にしていた笠の飾り紐を捨てます。
「父上の言いつけを守っても認めてもらえないのは、私が至らぬせいだと己を責めました。
一族の迷惑にならぬようひっそりと隠れ住み、昼夜を問わず父上の命令に従うだけの人生でした。
ですがどうやらそんな努力は無駄だったようですね。
己の全てをかけた鉱山まで失ったというのに、それすら私のせいだと責めるのですか。
これ以上私はこれ以上、何をどうすればいいのですか」
テソは涙を流し訴えますが、テソの気持ちを理解しようとする人などいません。
父「その気になれば私がお前を〇すことなど朝飯前だ。お前が消えても我が一族には何の影響もない。だがお前は後ろ盾を失えば相当生きづらくなるはずだ」
テソは父に拝礼をして去って行きました。「どうかお体を大切に」
父親は、ドスの罪をテソに擦り付けて〇そうと考えます。
イオンの死は、部署のトップ・大提学(テジェハク)にも伝わります。
領議政(ヨンイジョン)は、次々と御史が死に職務を全うしないのは弘文館(ホンムングァン)の大提学のせいだと、大提学の官位を取り上げ極刑にしてほしいと王に訴えます。
感想
テソは、やはり捨てられてしまいました(>_<)父親にあそこまで言われるなんて辛すぎます。
イオンは、生きていますよね?主役ですから、大丈夫ですよね?
御史とジョイ 10話のネタバレと感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆