42話
シン・ソクチュが幽閉される
ミン氏はソクチュを不敬罪として、ユギジョン大行首の解任を言い渡し、屋敷に幽閉し財産を没収します。
ソクチュは髷(まげ)を解き、むしろに座らされます。罪状の言い渡しの際、吐血します。シン・ソクチュの使いの者たちはソクチュの悲しい姿に涙しますが、この世になんの未練もないソクチュには恐れるものなどありません。ソクチュは肺病のようです。
ミンは「お前が手形(ソクチュの財産)を取り戻せば、辛家(シン家)大客主とユギジョンの大行首の座をお前に与える」と言い、ソゲもまた、ソクチュの財産をミン氏に納める約束します。
キム・ボヒョンも手形を狙っています。メン・グボムはキム・ボヒョンに「私が手形を持ってきたら、私をユギジョンの大行首にしてくれますか」と問い、キムはそれを受け入れます。
ウォルがマンチとコムべと合流する
ウォルは自力で馬房に帰ってきました。
馬房の者とファン客主が協力し、ファン客主の側室に扮して籠に乗りウォルは馬房から抜け出します。
途中検問がありますが、妓生出身の側室を演じ切り抜けました。籠と妓生の衣装を捨て、マンチ、コムべ、ウォルは元山に急ぎます。
ボンサムはマ・チスンの闇取引を目撃する
ウォルの元に急ぐボンサム一行でしたが、夜、日本の商人とマ・チスンらが米の闇取引をしているところを目撃してしまいます。
朝鮮の民を想うボンサムは、一度ウォルの捜索を止め検問所に訴えに行き、一緒にマ・チスンらを捕まえに行きます。
手形が焼かれてしまう!
ソゲはウォルに追いつき、ウォルが顔を洗いに一人で川に行った隙にウォルに近づきますが、ウォルはソゲに「手形はボンサムに届ける」と言います。
ソゲ、ウォル達が話していると山賊がやって来ます。ソゲ、マンチ達は捕縛され、山賊は手形を燃やしてしまいます。
さらにウォルを妓楼に売ろうと連れ去ります。ところが、ウォルが連れてこられたのはボンサム一行のところでした。ウォルの声を聞いて宿屋の者を使い一芝居打ったと言うのです。
手形は焼かれていませんでした。額はなんと1千万両。その場にいた誰もが驚きます。
感想
せめてマ・チスンを訴えるだけにしてさっさとウォルの捜索に戻ってほしかったです(^-^; そうこうしているうちに夜が明けてしまっています。
ウォル救出と書状を守るための芝居も可哀想すぎます。袋に詰められて誘拐されるなんてトラウマ級の恐ろしさです。
客主42話のネタバレでした。最後までお読みいただきありがとうございました☆