ポッサム~愛と運命を盗んだ男~ 9話・10話 あらすじ
韓国ドラマ『ポッサム~愛と運命を盗んだ男~』9話・10話あらすじ。
敵(かたき)である左議政を目の前にし苦しむバウ…。翁主はキム・ジャジョムによって拉致監禁され、バウは再び翁主を救おうと動きだす…。
以下、ネタバレになります。続きが気になる、見逃してしまった、そんな時にご活用ください☆
ポッサム~愛と運命を盗んだ男~ 9話 ネタバレ
バウの葛藤、翁主との決別
翁主の死について疑問を持ったキム・ジャジョムは、身内の女官に探らせ、「翁主が生きている」と知ります。
王は、デヨプに「翁主を無事連れて来れば、そなたの願いを叶えよう」と言いますが、王はデヨプと翁主を襲い、左議政を犯人に仕立て上げるつもりです。
チョ尚宮は翁主に再会します。
翁主が敵(かたき)である左議政の嫁だと知ったバウは、翁主に「もう関わりたくない」と言い、チャドルとチュンベを連れて家を出ます。翁主は、バウの様子がおかしいことに気がつきますが何もできません。
バウは住職に翁主とのこれまでのこと(殺そうとしたこと、売り飛ばしたこと)、家族の敵の左議政を見たことを泣きながら話します。
「敵をとっても、お前も死ぬことになる。そうすればチャドルはお前のように物乞いをして命を繋ぎ、ならず者になるだろう。咲き続ける花はなく、月も満ちれば傾く。連中の権勢はいずれ衰える。待っていれば良い日が来る」と住職は助言します。
住職とバウの話を聞いてしまったチュンベは「お前は両班のような気がしていた」「生きている人間の方が大事だ。敵討ちで死ぬなんて馬鹿げてる。チャドルのことを考えろ」と言います。
キム・ジャジョムは翁主を捕縛し…
翁主はチョ尚宮に「私が生きていることを王様は知っている」と伝えます。つまり、デヨプと一緒に王宮へ行っても助からないのです。
翁主は、王宮へ行ったデヨプを心配し、デヨプが戻ってくる前に発とうとします。しかし、二人はキム・ジャジョムが放った推奴師(チュノ師。逃げた奴婢を捕らえる人)に連れ去られてしまいます。
テチュルと少し遅れてデヨプが翁主の隠れ家に到着しますが、翁主はいません。
バウは天安(チョナン)にいる母に会いに行くことにします。船に乗ると、縄をかけられた翁主とチョ尚宮が…。知らぬふりをしますが、船を降りて連れていかれる二人を放っておけず、後をつけます。翁主を探すデヨプがバウに追いつき、掴みかかったため、バウは二人を見失ってしまいます。
「義姉上の居場所はどこだ」「父上をなぜ知っている。もしや、私の父に家族を殺されたのか?父への恨みから義姉上を連れ去ったのか?我が家に来た時になぜ激高した」
「言っただろう。俺が口を開けば、お前か俺かどちらかが死ぬことになる」
ポッサム~愛と運命を盗んだ男~ 10話 ネタバレ
翁主はキム・ジャジョムの屋敷に監禁される
バウはデヨプに「推奴師を送ったのは父上ではない。我が家の私兵は今も義姉上を探している」と聞き、第三者が翁主を狙っていることを知ります。
王はキム・ジャジョムに「翁主をそなたの屋敷で匿え。墓の移葬をして遺体がないことが明らかになったのち、ファインを連れて来い」と命じます。
バウは「マンガンという推奴師が大きな仕事を掴んだ。観象監(クァンサンガム)の直長(チクチャン)が黒幕だ」と情報を得、その情報をデヨプに共有。二人は、王が左議政を排除するためにキム・ジャジョムを動かし翁主を捕らえたのだと推測します。
翁主とチョ尚宮は、キム・ジャジョムの屋敷に監禁されます。
チョ尚宮に「バウが憎くないのか?」と聞かれた翁主は「ポッサムを思い出すと、今でも恐怖を感じ許し難いし、死ぬほど憎くてたまらないが、お陰で人生の違う一面が見られた」と答えます。
翁主を救おうとするデヨプは「あとは一人で助ける」「私の義姉上だ。お前には関係ない」「免死鉄券(ミョンサチョルグォン)の件で取引は終わったはず」「ファイン翁主は私の許嫁だった。王様のご命令で義姉になってしまったが、今でも私の慕う女人はあの方だけだ」とバウに言います。
バウとデヨプは再び協力し、翁主を救おうとするが…
翌朝、デヨプは実家に戻ります。左議政は「お前のせいで家門の危機だ」と激怒しデヨプに硯を投げつけます。
デヨプは「義姉上を見つけました。キム・ジャジョムの屋敷に監禁されています。背後には王が」「私が免死鉄券を持って拝謁し、翁主は生きていると伝えました。義姉上だけでなく、家門も父上も兄上も守る唯一の道だと思いました」「王様は私を騙し、約束を破りました」「王様に引き渡される前に義姉上を奪いましょう」と左議政に伝えます。
翁主の前に姿を現したキム・ジャジョムは「監禁するのも、王に会わせぬのも王命だ」と伝えます。
翁主は、王が左議政を陥れようとしていると気づき、父やキム・ジャジョムに利用される前に逃げようします。
左議政が私兵を伴いキム・ジャジョムの屋敷に向かおうとしたちょうどその時、王が左議政の屋敷にやって来ます。
デヨプは王に「以前謁見した時に、王様はあることを約束されました。『移木の信』を例に出し、政治を行う者は決して偽りを申してはならぬと、王様はそうなさると約束されました」と、免死鉄券の約束を守るよう含みを持たせた言い方をします。
※『移木の信』…木を移した者には懸賞金を与えると布告し、布告通りに与えたという故事。
デヨプは「私兵を連れて騒動を起こすから、その隙に翁主を救い出せ」とバウに命じていましたが、王が屋敷にやってきたため外出できません。心配になったバウは左議政の屋敷に行きますが、左議政の屋敷には王宮の兵が配置されていました。バウは翁主を心配し、急いでキム・ジャジョムの屋敷に戻ります。
ポッサム~愛と運命を盗んだ男~ 9話・10話 感想
バウは、翁主が敵である左議政の嫁と知り苦しみます。チュンベを救うために協力したデヨプも左議政の息子で、チュンベのためとはいえ、自分が免死鉄券を盗み出したことで左議政とその家族を助けてしまったのです…。
一方で、バウと翁主の関係は決裂したように見えながらも、心のどこかでお互いを気にかけているようです。
王は左議政を失脚させるため、デヨプや娘までも駒のように扱います。光海君は、近年韓国で再評価され、ドラマによって有能な王として描かれていたり、暴君として描かれていたり様々ですが、『ポッサム』では、重臣に権力を握られ思うように動けず、そのストレスから病んでいる(怪しげな鎮静剤を常用、感情の起伏が激しく突然怒鳴ったりする)という設定になっています。
ポッサム~愛と運命を盗んだ男~ 9話・10話のあらすじ・ネタバレ・感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆
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