オリジナルは全21話ですが、全32話版で視聴しています。
4話
清との戦が始まる
回婚礼(フェホンネ)の最中、後金が攻め込んできて、南漢山城(ナマンサン城)を包囲し、王は籠城を強いられていると知らせが入ります。敵は物凄い速さで侵攻しています。
王命が下ります。「忠誠心のある者は策を立て、勇敢な儒生達は出征を志願し国に報いよ」
ヨンジュンは王に忠誠心を示そうと声を上げ、儒生たちも志願しますが、ジャンヒョンは逃げると言います。「民を捨てて逃げた王をなぜ民が救わなければならぬのか」
女性たちは出征する恋人のために綿入れを作ります。
出征の前に婚礼を挙げる?
男たちが村を去れば、村には年寄りと女、子どもしか残らないと気づいたジャンヒョンは、ギルチェに一緒に逃げようと言います。「義兵は〇ぬかもしれぬ。人を〇すことに長けていて、馬の上で眠れるほど戦に慣れている後金の兵を、書物ばかり読んでいるヨンジュンたちが倒せると思いますか」
それを聞いたギルチェは、戦に行かないようヨンジュンを説得に行きますが、「卑屈に生きるか、堂々と死ぬかどちらかです」とヨンジュンは戦に行くようです。
次は、ウネに「ヨンジュン様が命を落とすかも」と話し、ウネからヨンジュンを説得してもらうことにします。
ヨンジュンと話をしたウネが戻ってきます。「出征の前に私と婚礼を挙げてくれることになったの。あなたのお陰よ」
策士のギルチェは、自分が誰かの妻になると聞けば、ヨンジュンは自分への気持ちに気づくかもしれないと考え、スニャクに「親同士が私とスニャク様を婚姻させても良いと言っていましたね。ウネとヨンジュン様は出征前に婚礼を挙げるそうです。スニャク様は鈍感なんですから…」と告げます。
そうすると、スニャクは皆の前でギルチェにプロポーズします。
ウネは、自分とヨンジュン、ギルチェとスニャクの婚礼を一緒に行おうと提案します。
ギルチェの作戦はことごとくうまくいきません。
見かねたジャンヒョンは、儒者と儒生を集め「商売の過程で武器を手にしたので差し上げることができます。その代わり、出征前に婚礼を挙げるのは止めた方がいい。万が一、夫が〇んでしまえば、妻は寡婦として生きなければならない。女が再婚すれば、その息子は科挙を受けられない。夫を失った妻の人生はそこで止まってしまうのです」と説得します。
ジャンヒョンの話を聞き、儒生たちは婚礼を諦めます。
ギルチェは、スニャクに「戦場でヨンジュン様を守ってほしい」と言います(^-^;
5話
若者たちは出征する
ギルチェのピンチを救ったジャンヒョンは、自分が出征して生きて戻ったら、今回の御礼にギルチェの唇がほしいと話します。
しかし、出征の日、ジャンヒョンはギルチェに「避難する」「山の上に煙が見えたら一人でも逃げてほしい」と言い護身用の短刀を贈ります。
ウネはジャンヒョンに「ギルチェはジャンヒョン様を好いています。無事にお戻りください」と話しかけます。
ギルチェは使用人から「ジャンヒョンが皆に鎧を渡し、その見返りに婚礼を挙げることをやめるよう言った」と聞きます。
ヨンジュンらは義兵に加わる
夜、ヌングン里(リ)の若者たちが南漢山城の近くの近衛隊に合流し、近衛隊は、義兵が集まったことを火矢で王に知らせます。
しかし、直後に後金軍が攻撃してきて義兵は大敗します。ヨンジュンも頭を石で殴られ倒れます。
スニャクは、ギルチェとの約束を守ってヨンジュンを庇ったからか、お腹を銃で撃たれ亡くなってしまいます。
ヨンジュンは無事でした。
ジャンヒョンはヌングン里の近くで敵の動きを見張っていた
ジャンヒョンは避難せずヌングン里の近くにいました。
リャンウムに「財物や女性が狙いのモンゴル兵も参戦している」と聞くと、ジャンヒョンはギルチェを心配します。
馬の蹄の音を聞きモンゴル兵が近づいてきたと気づいたジャンヒョンは、クジャムに山でのろしを上げるよう命じ、村に買い物に行ったリャンウムを助けに行きます。
のろしに気づいたギルチェは、ジャンヒョンの指示を儒者に伝え、村人は避難することにします。
忘れ物をしたとソンチュが村へ戻り、妻のイランも夫を追い村に戻ります。ソンチュは忘れ物をしたのではなく、村人が逃げる時間を稼ぐために罠を仕掛けていました。しかし、ソンチュとイランはモンゴル兵に見つかり刺されてしまいます。
「来世でも必ず夫婦になろう」と約束し、イラン、続いてソンチュも息を引き取ります。
6話
ギルチェは逃亡生活を送る
ジャンヒョンが村に戻ると、抱き合ったソンチュとイランの亡骸が…。2人を埋葬し、ソンチュにモンゴル兵を捕らえると誓います。
父親に船を譲り逃げ遅れたギルチェとウネ、2人の使用人のチョンジョンイとパンドゥネは、モンゴル兵に追われますが、ギルチェの機転により見つからずに済みました。
ウネの使用人のパンドゥネが産気づき、声を潜めて出産します。血を見たウネは倒れてしまい、ギルチェが血まみれになりながら赤子を取り上げます。
パンドゥネは出血が止まりません。「寒くてこのままでは赤子が死んでしまいます」
ギルチェは、パンドゥネと赤子を温める物を探しに行き、〇にかけの朝鮮兵士から、泣きながら毛皮とむしろを奪います。
ギルチェを追って出てきたウネは、モンゴル兵に襲われそうになり…ギルチェは、そのモンゴル兵をジャンヒョンから貰った短刀で刺し〇しました。
ジャンヒョンに助けられる
翌日、ギルチェがパンドゥネを背負って5人で歩き、夜は5人で固まって寝ます。
ところが、寝ているところをモンゴル兵に見つかってしまい、襲われそうになります。そこにジャンヒョンが来て、敵兵を倒していきます。
子どもは「大福(テボク)」と名付けられました。
ギルチェたちと別れたジャンヒョンはその後、村の若者たちに出逢います。スニャクの姿はそこにはありません。
ヨンジュンらは王のもとへ行くと言います。「王を救うことは諦めて、ウネ殿を守っては?」ジャンヒョンがそう言っても、ヨンジュンは両班(ヤンバン)の務めを果たすと言って聞きません。
そんなヨンジュンにジャンヒョンは「光教山(クァンギョンサン)に同行する」と言います。
感想
恋愛メインの1~3話とは打って変わって、戦争になりましたが、描写がかなりリアルです。お嬢様も真っ黒の顔で避難します。ギルチェに想いを寄せていたスニャクがあっさり退場(泣)。3話まではギルチェを好きになれずでしたが、見直しました。ウネさんだけでしたらとっくに亡くなっていたと思いますが、友人と使用人まで助け、守り、皆を励ましていくギルチェは頼もしかったです。
それにしても「戦場でヨンジュン様を守って」とは失礼すぎます(^-^; ギルチェの願いを聞いてヨンジュンを庇った結果、スニャクは亡くなってしまうし…。ギルチェは責任を感じた方が…。こんな背景で息子を亡くしたご両親に何とお詫びしたらよいか…。好きな人に「気をつけて」「無事に帰って来て」ではなくて、他の男を守ってと言われて出征したスニャクはどんなに悲しく惨めだったことか。純粋で一途なスニャクは、結婚相手としては良い方だったのでは?と思います…。
ソンチュさんとイランの死も悲しかった(>_<)
ジャンヒョンは、逃げるなんて言わずに、近くで敵を偵察していると言えばいいのに、素直じゃないですね(笑)
恋人~あの日聞いた花の咲く音~ 4話、5話、6話のネタバレと感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆