御史とジョイ 6話、7話 ネタバレと感想

6話

マルチョンとテソに捕まったイオン達を助けるために、ジョイはイオンの妻のふりをし兵が来るまで時間を稼ぎます。

ビリョンの兄・オムジョクが兵を呼んできて、テソ、マルチョンを捕らえ、イオンは取調べのために二人を漢陽(ハニャン)の義禁府(ウィグンブ)に移送します。黒幕を捕らえるための作戦です。

マルチョンの家で働いていた子ども達と女性達は江華島(クァンファド)に行くことにします。ジョイも母親を探すため同行すると言います。

ユクチルは、グァンスンからテソについての情報を聞きます。マルチョンが唯一恐れる男で、ペッキ峰に籠って何かをしている、高官の庶子と聞いた、と。

テソが御史(オサ)に捕らえられたと領議政(ヨンイジョン)の元にも知らせが届きます。義禁府(ウィグンブ)の判事(パンサ)とは派閥が違うので義禁府への移送を何としても防がなければなりません。

領議政のぼんくら長男のドスがテソの救出に向かいますが、テソは仲間のチ・メンスに助けられた後でした。

解放されたマルチョンは、ジョイと使用人達を捕らえに行きます。

使用人達は江華島行きの船に乗ります。

7話

江華島行きの船に乗り、出航を待つ、ジョイ、グァンスン、ビリョン。ジョイはボリの遺品の中にあった帳簿を持ってきていました。グァンスンが、帳簿が重要な証拠になると気づき、3人は船を降りイオンの元に戻ろうとします。

チ・メンスによって解放されたマルチョンは、部下を引き連れジョイたちを捕らえに来ます。

ジョイ達は何とか逃げ切り、さらに、マルチョンの部下を一人捕らえることができました。

部下は「チ・メンスがマルチョンを助けた。自分は母を人質に取られて仕方なくマルチョンに従っていた。マルチョンやチ・メンスが、農民から巻き上げた穀税や品物を売りさばいた金で、パク・テソのペッキ峰の製錬所を動かしている。製錬所では銀鉱石から銀を取り出している」と自白します。

ジョイが持っていた帳簿は、横領に関わっていた者の名簿でした。帳簿が完全な形でしたらすぐに証拠として使えましたが、遺品を整理した時に誤って一部を燃やしてしまいました。

ジョイの話を聞いたイオンは、ボリの死は事故ではない可能性があると気づきます。

イオンは、海運判官(ヘウンパングァン)の妻の従兄の甥と偽り、判官の家に入り込みます。判官が帰宅すると、イオンは身分を明かし、『報告書目録』を見せ海運判官に問います。

「穀物の運搬記録の帳簿を見たら、先日ケファ村で沈没した漕運船の記録があった。記録によると嵐に遭い沈んだにも関わらず、死者や行方不明者は出なかったと」

海運判官「幸い近くにいた軍船に発見され全員が救助されたのです」

次に『漕倉運営記録』を見せます。

「船所の記録によると、事故があった日に軍船は一隻も出航していませんでした。近くに軍船など一隻もなかったのに、誰がどうやって救助したのでしょう」

判官は答えられません。

イオン「証拠を隠蔽し〇人の教唆をした挙句、事件そのものを葬ろうとした黒幕は誰ですか」

判官は横領と証拠隠滅の疑いで捕縛されます。

チ・メンスの誕生日には、いつも旅芸人を連れてきて祝うというので、ジョイたちは誕生日に呼ばれた芸人一座を探し出し、一座に紛れペッキ峰に行くことにします。

芸人一座を探す途中で、ジョイは吏房(イバン)を見つけ、彼を捕まえます。海運判官と吏房を牢に監禁し、霊力を持つビリョンが、霊力を使って吏房を自白させます。

「あの日郡守(グンス)様の命を受け、ボリの店へ帳簿を探しに行った」

イオンはクパルを会賢洞(フェヒョンド)に送ります。会賢洞は世子の屋敷です。そこから助っ人を呼ぼうと考えます。

海運判官が御史に捕まったと、テソやマルチョンも知ることになります。海運判官が関係しているとばれたなら、ケファ村から来た女が御史に帳簿を渡したのだろうとテソは推測します。

テソは宴会の後に約束の銀を持って江華島に行くと言います。海運判官が捕まったので計画を前倒しにする、煙硝の取引には自分が行くと言うテソに、チ・メンスは計画を中止しようと言いますが、テソは聞きません。

感想

テソ父・領議政は、テソが捕まったと聞いても、テソの心配はせず、保身ばかり考えているのです。本当に最悪な父親ですよね。

細かいことを気にしてはいけないですが、船に乗るお金や宿に泊まるお金はどこから出てきたのでしょう。グァンスンさんは使用人でしたし、ビリョンも孤児で、ジョイは婚家から出てきたばかりです。大勢の子ども達が船に乗るお金はどこから捻出したのか(イオン様?)、3人が船を降りた時に「返金できない」と言われても、全く構わないと言う態度で、おかしいと思いました。他のドラマでは、貧しい人は船に乗るお金を作ることもできず逃げられないというのが定番なので。

漢字を読めるグァンスンにも何か秘密がありそうですね。「グァン」は「光」ですよね、両班のような名前です。

御史とジョイ 6話、7話のネタバレと感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆

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