44話
ソゲはユギジョンの大行首に!
ユギジョンの大行首はソゲになりました。
シン・ソクチュは逆賊扱いされ、ソクチュの側近のノ書記はキム・ボヒョンによって獄に入れられたため、ソクチュの遺体は屋敷に放置されたままになっていました。
見かねたボンサム達がソクチュを埋葬します。
屋敷には吉家(キル家)大客主の扁額がかけられ、辛家(シン家)大客主の扁額は無造作に捨てられていました。
埋葬に向かう途中、輿に乗った大行首ソゲに出逢います。ソゲは「シン・ソクチュが死に、あとは俺とお前の勝負のみだ」とボンサムに言いますが、ボンサムは相手にしません。
ボンサムは「大行首様は、金は常に流れるべきだという教えを残してくれた」と言い、ソクチュに別れを告げます。
ボンサムはソゲの秘密を知る
父との約束をついに果たしたソゲは、ユギジョンが見渡せる高台に父親の墓を移します。サンムンおじさん(ソゲの父)の新しい墓に墓参りに来たボンサムは、ソゲの秘密を聞いてしまいます。
「父さん、俺って偉いだろ?よくやったと褒めてくれよ。父さんを〇したチョン・オスに復讐してやったし、父さんが望んだ大行首の座に就いた」
ボンサムは父親の〇の真相を知り、ソゲに殴りかかります。ボンサムはソリンを〇したのもソゲだと思い、ソゲを〇そうとしますが、騒動を知ったケトンが駆けつけ、ボンサムを後ろから石で殴ります。
悔しがるウォル
ケトンは自分で気絶させたボンサムを馬房に担ぎ込み手当をします。
馬房の仲間は、ソゲと喧嘩してボンサムが負けるわけがないと不思議に思います。
シン・ソクチュが亡くなる少し前にケトンが取り乱し屋敷に飛び込んできたのを見ていたソンドルが、ケトンにそのことを問います。ケトンはなんとかその場を誤魔化しますが、悪事を働いて隠し通せないものなのですね。どんどん隠し事が多くなり嘘に嘘を重ねることになります。
馬房の者は、ボンサムの治療に来たケトンを馬房に泊めます。
悔しくてソリンの墓前で泣いていたウォルに気づいたソンドルは、ウォルからソリンを〇したのはケトンだと聞いてしまいます。ソンドルはウォルの話を信じながらも、王妃のお気に入りのケトンに罪を問うのは難しい、諦めようと言います。
一方のボンサムはソリンの〇に関わっているのはソゲだと思い込んでいます。
ボンサム、年貢米を盗む
ミン氏一行は、外国使節の為の殿閣を建てて欲しいとソゲに頼みます。
米の値が高騰し民は米を買う事ができないというのに、ミン氏は日本の商人を優遇し、ソゲは宣恵庁(ソネチョン)の年貢米を日本の商人に横流しします。
それを知ったボンサムは、ソゲから年貢米を奪おうとします。
ソンドルがソゲの泊っている宿に忍び込み、米の受け取りに必要な書類と証明手形を盗もうとタイミングを計ります。
感想
絶対に悪事を働かないと思っていたのに、どうして~!貧しい民の為とは言え、正当な方法でなければ悪徳両班と同じなのでは?年貢米の横領をするのなら、「必ず正しいことに使います」と誓ってソクチュの遺産を頂いて、民や行商人達の為に使った方が良かったのになぁと個人的には思います。
ボンサムは父親の〇の真相を知ってしまいました。ソリンの〇もソゲの仕業だと思っているようですが、黒幕はケトンと早く気付いてほしいです。
客主44話のネタバレと感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆