客主 43話 ネタバレと感想

43話

ソクチュの手形は1千万両!書状も添えられていました。「私は罪を犯してばかりだったが、千(チョン)客主がこれを正しく使い、ユスにも恩恵を与えてくれるようによろしく頼む」

ボンサムは「これは俺が稼いだ金じゃない。多くの人の血と涙で成り立った金だ、この金のために多くの人が死に多くの客主が潰れた。そんな金は受け取れない」と拒みます。

ウォルは「大行首様の志にお答えください。世のため人のために使って欲しい」と説得します。

ボンサムはソクチュに会いに行きます。

ソゲは山を下りる途中、マンチ達が楽しく酒を飲み交わしているのを見つけ、山賊の件はボンサムが仕組んだことで、手形を今頃漢陽(ハニャン)にあると気づきます。

手形が灰になってしまったことで、王妃達はシン・ソクチュの幽閉を解くことにします。幽閉中に〇んでしまえば「財産の横領に失敗し口封じした」と噂が立ってしまうと恐れたためです。

シン・ソクチュの幽閉が解かれた丁度その時ボンサムがシンの屋敷に到着します。

それを見たミン氏、キム・ボヒョンが我先にと屋敷に押しかけ手形を奪い合い、怒ったシン・ソクチュは手形を燃やします。ボンサムに渡したとしても、ミン氏とキム・ボヒョンがボンサムに付きまといボンサムを〇すでしょう。

「不毛な争いをやめ、一日でも民のための政治をしたらどうだ」と説教し、シン・ソクチュはその後体調を崩します。

ソクチュの屋敷に来ていたミン・ヨンイクはボンサムに近づきます。「シンはなぜお前に財産を託したのだと思う?」と問われ、ボンサムは「民に希望を与えるためでしょう」と答えます。

ケトンはシン・ソクチュとボンサムが一緒にいると聞いて、自分がソリンを〇したことがボンサムにばれるのではないかと焦ります。

ソクチュは「ソリンが、人の心は金では買えない事、心は千金より尊いことを教えてくれた。千(チョン)客主が、金は汚く稼げばそれなりの使い方しかできぬが、正しく稼いでこそ正しく使えることを教えてくれた」「わしはお前に千金を譲りたかったのだが…」と言い、昔北京で買ったという地球儀を送ります。

ソクチュとボンサムが話している場にケトンが涙を流して飛び込み、何かを必死に訴えます。ソクチュはケトンの罪をボンサムに告げることはせず「改心して生きよ」と諭します。

皆が帰り、ソクチュはソリンの絵を眺めます。「来世では私の娘になれ。罪滅ぼしをさせてくれ」

そして一人庭に出て、ボンサムとソゲ、二人の商売の天才との出会いや、ソリンとの日々を懐かしんでいました。ソリンの絵を見ながら「慌ただしい人生だった。いずれは〇ぬと分かっていながら、なぜ欲にとらわれたのか」と最期の言葉を残し、太陽が沈むのと同時にこの世を去りました。

ソクチュが亡くなり、新たにユギジョンの大行首を決めねばなりません。

ミン氏はソゲとの約束を破り、マ・チスンを推し、キム・ボヒョンはメン・グボムを推します(ソゲは手形を手に入れることができなかったので約束は無効でも問題ないのかな?)。

ソゲも立候補します。王妃のお気に入りで権力を握るミン・ヨンイクに取り入りたいソゲは、輿に乗ったヨンイクを帰宅中に襲わせ、自ら助けに行きます。

感想

〇を前にソクチュは心を入れ替えたのですね。金の亡者の極悪人でしたが最期に改心し、商人の王に相応しい立派な最期でした。

シン・ソクチュの遺産を恐縮しながらも頂いて、民のため行商人達のために使うのもアリだと私は思うのですが、皆様はどう思われますか?

客主43話のネタバレと感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆

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