ポッサム~愛と運命を盗んだ男~ 5話・6話 あらすじ・ネタバレ・感想

ポッサム ~愛と運命を盗んだ男~

韓国ドラマ『ポッサム~愛と運命を盗んだ男~』5話・6話あらすじ。

父である王にまで見捨てられ、絶望から命を絶とうとする翁主をバウが救い、バウ・翁主・チャドルの三人での生活が始まります。翁主は一人の平凡な女性として生きていこうと決意し…。

以下、ネタバレになります。続きが気になる、見逃してしまった、そんな時にご活用ください☆

翁主と別れて別の道を進むバウ。しかし、チャドルに「翁主様が死んでしまってもいいの?」としつこく迫られ、翁主が気になり引き返します。

見渡すと近くに崖があり、そこに急ぐと、崖の上にはバウが翁主に贈った靴が残されていました。

翁主が身を投げたと悟ったバウは、ためらわず河に飛び込み翁主を救い出します。

二人が死んでしまうと泣きじゃくるチャドル。チャドルに「もう二度とこんなことはしないと約束して」と言われ、翁主は死なないと約束します。

「私が消え去れば、皆平穏に暮らせる。生きていてはいけない」「生きる理由がない」と涙を流す翁主を、バウは「婚家や王の事情など考えるな。人がどう思おうが、己のために生きればいい」「ただ生きればいい。理由など必要ない」と叱ります。

「私が死んだ方が都合がいいはず。なぜ助けた」

「俺も死んでる人間だ」

バウは、通りすがりの女性から簪を買い、照れ隠しに「拾った」と言いながら翁主に贈ります。

「人前では翁主と呼ぶな」とバウが言うと、チャドルは「母さん」と呼びたいと言い、翁主はそれを受け入れます。

三人で暮らす家を探し、仕事も探しますが、仕事が見つからず、バウは食べるために盗みに手を出してしまいます。

チャドルを連れて盗みを犯したことに翁主は怒り、バウは「母親気取り」と翁主に腹を立てます。口論になり、「助けてと頼んでいない」と言う翁主に、バウは勢いで「それなら〇ねばいい」と吐き捨ててしまいます。

翁主が姿を消し、バウとチャドルは必死に探します。夜になり、ようやく翁主が帰宅。「喪服は目立つゆえ通りすがりの人と交換した。衣代も貰ったし、私が稼いだ金もある。酒場で器を洗った。明日からは私が稼ぐ。大金は稼げないが、食べていけるはず。二度とチャドルに盗みをさせるな」「これからは翁主ではなく、一人の女人として生きる」

バウは「出歩くな」と翁主を心配しますが、「生きるには稼がねば」「これからは平凡な女人として生きると決めた、だから喪服を脱いだ」「死ぬこともできぬのなら、この道しかない」と話します。

それでもバウは「金は俺が稼ぐ。盗みはしない」と翁主を心配します。

へインダンに「もっと賢く生きろ」と言われ、デヨプは「すべて忘れ上院寺(サンウォン寺)で学問に励む」と父に話します。

へインダンは「デヨプについて寺に行く」と左議政に話します。「しかと見張ります。デヨプのことはご心配なく」

「心配はそなたがせねば。もしデヨプが問題を起こせば、私は息子を一人失うだけだ。しかし、そなたは違うであろう?」

デヨプが叔母に御礼を伝えると、へインダンは「そなたを犠牲にしてまで翁主を救う気はない。翁主の無事を確かめるまでは手を貸す。だがそこまでだ。その後、そなたは己の居場所に戻るのだ。約束しなさい。さすれば翁主が無事に逃げられるよう力の限り手を貸すと約束しよう」と言います。

川で洗濯をする翁主は、村人たちが「あくどい金持ちの家に盗人が入って清々する。盗人に感謝」と喜ぶ声を耳にします。バウはきっとそういう家を狙ったのでしょう。世の中には貧しい者から搾取している者がいることを翁主は知ります。

皿洗いの仕事で稼ぎ、帰宅して料理をし、翁主は新しい生活に慣れていこうと必死です。

バウとチャドルと翁主の三人で市場に出かけますが、その様子を王の護衛のジュンヨンに見られてしまいます。

ジュンヨンが翁主について王に報告しているその時、左議政が王の元にやってきます。

左議政は王の進める宣恵法(ソネ法)に反対します。「地主たちから賄賂を貰い、先の戦で失った王宮の再建に使用しました。宣恵法の施行をお望みならば、王宮の築造を諦めてください。王宮の築造による増税と徴税に苦しむ民の願いは、宣恵法ではなく王宮築造の中止です」

朝廷の重鎮である左議政に反対されれば、王は政策を進めることができません。

王はジュンヨンを呼び、「左議政に翁主の居場所を教え、翁主を〇させよ。そしてその証拠を持ってこい」と命じます。

デヨプは、密かに寺を出て翁主を探し歩きます。

翁主と共にいるバウを〇そうと刀を下ろしますが、翁主がバウを庇います。「漢陽(ハニャン)を出てから命を絶とうとした。その時に助けてくれた命の恩人です。(ポッサムの件は)私に免じて許してください」「かつての私はもういない」「戻ることはできない。若様のためでもある」「若様との思い出を胸に生きていく」と話しますが、デヨプも「共に生きていきたい」と譲りません。

先に帰宅するように翁主に言われ、それに従っていたバウは、デヨプが父親に翁主を差し出す気だと誤解し引き返し、デヨプと戦います。

しかし、二人が争っているうちに左議政の私兵に翁主を奪われてしまいます。バウとデヨプは、協力し翁主を取り戻しますが、デヨプが怪我を負い、気を失ってしまいます。バウは仕方なくデヨプを家に運び看病することにします。

一部始終を見ていたジュンヨンは、「左議政の末息子は翁主を助けた」と王に報告。末息子は、子どもの頃から翁主と仲が良く、翁主の結婚相手となるはずでした。王はジュンヨンに末息子について探るよう命じます。

人生に絶望し命を絶とうとした翁主が、バウに「ただ生きればいい」「己のために生きればいい」と言われ、一人の平凡な女性として生きる決意をし、現実を受け入れていく姿に力強さを感じました。皿洗いも洗濯も初めての経験ですが、前向きに生きていこうとしています。

「俺も死んでいる人間だ」と寂しく言うバウと、左議政がへインダンに言った意味深な言葉が今度の伏線になりそうですね。

ポッサム~愛と運命を盗んだ男~ 5話・6話のあらすじ・ネタバレ・感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆

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