大王世宗 17話、18話 ネタバレと感想

大王世宗(テワンセジョン)の17話、18話のネタバレと感想です。

17話「先祖への謝罪」

王は世子を改めて任命すると王族を宗廟に集めます。

しかし、世子の姿が見えません。重臣たちは誰につくべきか気を揉みます。

前日、王は忠寧大君に「世子の座に就く自信はあるか」と聞いていました。

また世子には「宗廟の前で先祖に謝罪の文を読め、これが最後の機会だ」と命じていました。

宗廟に遅れて到着した世子は、父王が読めと言った文書を燃やしてしまいます。それを見た王は「父はお前を捨てるしかない」と言います。

世子は袖から巻物を出し「私はオウムにはなりません」と、自分で用意した文書で先祖に謝罪します。

世子が過ちを認め先祖に謝罪したことで、王は「世子は次期王に相応しい」と皆の前で宣言しますが、プライドを傷つけられた世子は王への恨みを募らせ、忠寧大君にも嫉妬心を抱きます。忠寧大君も王に反発してばかりの兄に言い返します。

王はコムンゴを忠寧大君に贈りますが、大君は王の真意をわかりかねます。「風流を嗜み遊び暮らせ」という意味なのでしょうか…。

階級弁正都監を手に入れたい領議政は、「シム氏は提調に相応しくない」と進言し、イ・スクボンを任命しようとしますが、結局シムが階級弁正都監の提調になります。

王はパク・ウンを呼び出し、私欲のために権力を使うことがないよう釘を刺し、加えて、仏教の僧侶の弾圧を命じます。仏教を信仰している上王の力を弱めるためです。

人事が思うように進まなかった領議政は王に反感を強めます。

ダヨンの父は、逆徒を告発したことで官職を得ますが、十分な褒美を貰えないと不満を抱きます。

不満を持つ者同士が出逢い、ダヨンの父を懐柔するため、領議政は彼に提調の役職を与えます。

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オク・ファンから「楚宮粧(チョグンジャン)が世子と関係を持っている」と聞いた上王が様子を見に行き、二人が抱き合っているところを見てしまいます!

18話「上王の怒り」

忠寧大君は世子に上王に謝るよう進言しますが、当然世子は聞く耳を持ちません。

忠寧大君は代わりに上王に謝りに行きますが、「世子の座を狙うためでなく、心から兄を想っての謝罪なら、兄の罪を被れるか?楚宮粧(チョグンジャン)と関係していたのはお前だと王に言っても良いか?」と言われてしまいます。

世子が部屋に戻ると王が待っていました。もう伝わったのかと驚く世子。しかし、そうではなく、王は世子を大砲訓練の視察に誘います。軍器少監が「世子様のお陰で大砲の数が増えた」と王に報告したため、王は機嫌を良くします。

領議政は、パク・ウンに反感を持つハン・ヨンノを自分の勢力に加えるため、ハン氏に進献色(チンホンセク、中国へ貢物を送る部署)の提調の役職を与えます。

領議政は、廊下で顔を合わせた政敵パク・ウンに「物心両面で奉仕する気持ちがあるなら、明皇帝に捧げる娘は、そなたの一族から選べ」と言い捨てるのでした。

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階級弁正都監では、多くの民が身分回復の申請に訪れ、人員が足りません。

パク・ウン、シム・オンは、王に増員を求めますが、領議政が「一年以内に、明、倭国、女真族の使臣を呼んで講武(カンム、軍事訓練を兼ねた大規模な狩猟大会)を開こう、我が国の軍事力を見せつければ明と約束した、3年の間に明を襲う倭寇の数を半数に減らせる」と進言したため、人員は講武の準備に割かれることになり、階級弁正都監には人員を回してもらえませんでした。

パク・ウン、シム・オンは、領議政の不正を暴き、力を奪おうと考えます。

兵曹判書イ・スクボンとイ・ジョンムは「王の狙いは、領議政ではなく、パク・ウンなのか?世子を王にするため、忠寧大君派を排除するつもりか?」と考えます。

ファン・ヒは、重臣たちが政争ばかりに気を取られ、民にしわ寄せがいっている状況を嘆きます。

王は世子に「力ではなく、知恵と徳で重臣たちを動かし統率する王になってほしい。私とは違う包容力のある王になってほしい。聖君になるのだ。悪事は私の代で終わらせる」と助言しますが、世子には響かず、世子は「王は年を取った」と馬鹿にします。世子は太祖のような強い王に憧れているのです。

忠寧大君は、上王に「世子の罪を被る」と言います。自分が遠地を送られることになっても家族である世子を守りたいと忠寧大君は考えます。

上王のお気に入りの孝寧大君は「世子を許すべきではない。告発しましょう。告発して怒りをお静めください」と上王に進言します。

王宮では、世子嬪の懐妊を王に報告し、王后、孝嬪がお祝いを言います。

王后が「敬寧の婚姻を勧めましょう。ハン・ヨンノの娘はどうか。身分は申し分ない」と言うので、自室に戻った孝嬪は「高麗復興勢力の一味だった者で、いつ逆徒に戻るかわからない者だ」と怒りを露にします。

ダヨンはいなくなったヨンシルを探し歩き、ついに彼を見つけます。

上王は王に会いに来ます。「王様に文句を言いに来ました。王様の息子たちが優しすぎるので私は不満です。天は不公平だ。王様にばかり優しい息子がたくさんいます。嫉妬心で夜も眠れません。王子を今より頻繁によこしてください。兄弟が仲良く成長する姿を見ながらのんびりと余生を送りたいのです」

王宮からの帰り道、上王は、世子には王になる資質がないとした上で、「お前にも優秀な弟たちのように私の知らない優れた面があると信じる。だが、今後、お前の態度が変わらず、弟たちの徳までも無駄にするようなら、お前の着ている世子の衣服を切り裂いてやる」と警告します。

忠寧大君は「世子様はあの女が欲しかったのではなく、逃げ場が欲しかったのでしょう。王様からの期待や掟に縛られる生活が息苦しかったのでしょう」と世子に寄り添います。

上王は「楚宮粧(チョグンジャン)を〇せ」とオク・ファンに命じ、オク・ファンは王宮に間者を送ります。

王宮を追われる楚宮粧が命を狙われるだろうと読んでいた忠寧大君は、罠をかけ楚宮粧を守ります。そして、楚宮粧の命を狙っていたのがオク・ファンの手下であるチョン行首だと知り衝撃を受けます。

感想

ついに忠寧大君が世子に!とドキドキしていましたが、まだでしたね(^-^;

大王世宗 17話、18話のネタバレと感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆

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