大王世宗 5話、6話 ネタバレと感想

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5話

剣を振り上げた世子は、弟ではなく叔父ミン・ムグに剣を向けました。

叔父を守ろうと真実を明かさない忠寧大君の為に、イ・スが、昨夜、ファン・ヒに真実を告げ、世子も知る事となったのでした。世子もまた権力の重みを知ります。

王后は、世子が弟の件を王に話したことに怒ります。

「なぜ父上より先に母に知らせなかったのですか」

「それでは新たな陰謀が生まれます。母上も巻き込ます」

王は忠寧大君に「世間や政治に関心を持つな、叔父たちはお前のせいで死ぬのだ、国に混乱を招く者は誰であれ王の敵だ」と改めて忠告します。

叔父を告発したことでイ・スを責める忠寧大君に、イ・スは「何があろうと不正とは戦うべき、感情に流されては正しい政治ができない。情に流されて命を差し出すようでは、朝廷から見放された民のための政治などできない」と教えます。

王后はパクに近づき「世子の右腕になる方だから健康に気を付けて」と言い弓の道具を送り、弟の命を救うよう説得します。「賄賂の罪で財産を国庫に納めるだけに留めてください、建国の忠臣です、これからも国に尽くします」と。王后を見舞うよう内官に助言された王は、王后がパクに会っていたことを知ってしまいます。

しかし、こんなことで惑わされるパク氏ではありません。先日、王殿で起こった殺人事件の罪もミン氏に着せ、ミン兄弟を尋問します。

忠寧大君は世子に会い「誰も告発しなかったら世子様は私を殺していましたか?信じていたなら、なぜ正殿の前に座らせたのですか?」「父上とは違う、怖いだけではなく、時には兄や友人のような王にはなれませんか」と聞きます。泣いている忠寧大君に世子は何もしてやれません。

ミン兄弟は自白し、流刑地に送られることになりました。流刑地に送られる叔父たちに世子は、水を与えます。ミン・ムグは「我々でなく忠寧を選んだことにいつか後悔しますよ。世継ぎでない王子は政治に関心を持った瞬間から世子様を脅かす存在です、覚えておきなさい」そう言い残し去って行きました。

時が流れ、忠寧大君も大人になります。

6話

ミン兄弟の処刑から15年が経ちました。

ユン・フェが倭国の間者ピョン・ドジョンに情報を売ろうとしているところを忠寧大君、オク・ファンが目撃します。オク・ファンは語学に長けたユン・フェを自分たちの仲間に引き入れたいと考えています。

世子は上王の側室である楚宮粧(チョグンジャン)に気があるようです。

上王の屋敷・仁徳宮に王族が集まり盛大な宴が開かれます。宴の最中、王宮から50里程しか離れていない康寧浦(カンニョンポ 京畿道 金浦)が倭寇の襲撃を受けます。王はミン・ムヒュル(ミン・ムグの弟)を将軍に任命し精鋭部隊を投入。世子の単身で現場に乗り込みます。ムヒュルの兄二人は世子の証言により極刑に処されました。騒動に紛れて復讐のチャンスですが…王后の「静かに生きる道を探せ。忠誠心を示せ。失った名誉を取り戻し権力を握るのが先だ。復讐はそのあとでも遅くない」という言葉を思い出し、共に倭寇討伐します。都を救ったと民の歓迎を受け意気揚々と宮殿に戻る世子でしたが、王は世子が兵士の真似事をしたと腹を立てます。

感想

太宗の庶子、敬寧君と世子の確執も気になります。

ダヨン役で『イニョプの道』のイニョプ役を演じたチョン・ユミさんが出演していました。

ミン・ムヒュル役は『ソドンヨ』で、チャンの協力者である豪商ヨン大将を演じたキム・ヒョンイルさんです。

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