大王世宗 3話・4話 あらすじ・ネタバレ・感想

大王世宗

朝鮮時代最高の君主・世宗の激動の生涯を描いた歴史超大作ドラマ『大王世宗(テワンセジョン)』3話「申聞鼓(シンムンゴ)の波紋」4話「太宗(テジョン)の譲位」あらすじ。

忠寧大君の直訴が波紋を呼ぶ。世子を誹謗する怪文書が貼られ、忠寧大君が疑われる…。

以下、ネタバレになります。続きが気になる、見逃してしまった、そんな時にご活用ください☆

王に呼ばれた忠寧大君は、見聞の結果を聞かれ「民は父上を暴君と言っていた。その汚名を晴らす方法を探したい」「町で撒かれていた文書と苦しんでいた民の名を記してきた」と答え、文書を提出します。

忠寧大君の母は、しきたりを破り外出したこと、国事を乱したことを厳しく𠮟ります。

忠寧大君が政治に関わりを持ったことが宮廷内では大問題になります。

また、忠寧大君が助けようとした商人たちは、王を侮辱した罪で拷問を受けます。建国してまだ間もなく、反乱分子が誹謗中傷を言う民を利用するかもしれない、国の秩序を守るためにした、という父の考えを忠寧大君は受け入れることができません。

王は忠寧大君の行動一つで国が傾くことがあると厳しく教え、大君と同行した内官を大君の代わりに死ぬまで拷問します。

忠寧大君は内官の死の責任から逃れようとします。

宮廷では、忠寧大君を遠地付処(ウォンジブチョ。都から離れたところへ送る刑罰)に処すべきだと上奏が上がります。王は、内官を刑に処し、大君の名誉を奪っただけで十分だと考えますが、重臣たちは引き下がりません。

内官の死を「自分のせいではない」と受け入れない忠寧大君は、師匠イ・スに「内官の死はお前のせいだ」「政治や世の中に興味を持つな」と諭され、ようやく現実を受け入れ始めます。

「先生、世の中には、書物に書かれているような善良な民はいませんでした。

恥を知らず、欲が深くて、心の狭い者ばかり。でも、あの者たちを嫌うことができません。私とそっくりだから。愚かさが似ているから。一度だけでいいから父上に褒められたかった。『政治は学者の義務だ』『世を知り民を守りたい』そう言ったのも、申聞鼓を叩いたのも、父上の関心を引きたかったからです。本心ではなかった。

あの民も同じ気がします。私と同じです。一度も褒められたことがなく、関心を持たれたこともないのでしょう。だからあのような…そう思うと憎めないのです。でも、二度と彼らに関心を向けてはいけないのですね。さもなくば、また誰かを失ってしまう」

イ・スは大君を理解し、彼の成長を見守ると誓います。

世の中に興味を持ち、さらには、帝王学を学びたいと言ったことで王位を狙っていると誤解された忠寧大君を守るため、王は世子に譲位をすると言い出しますが、世子は「忠寧大君のためだろうと、家臣への腹いせだろうと、仕方なく与える王位なら断る」と王に反発します。

王后も世子にはまだ早いと、外戚として権力を握ろうとする叔父たちを諫めます。

朝廷では、現王派と世子派で争いが始まります。

そんな中、ミン・ムグは忠寧大君の筆跡を真似て、世子を誹謗する怪文書を作り、街中に貼ります。怪文書を書くのを手伝ったオム・ジャチは口封じのために襲われますが、忠寧大君の屋敷に逃げ込み「一刻も早く王宮へ行き、真相を明らかにしてください」と大君に全てを明かします。

オク・ファンは商人を装いミン・ムグに近づき賄賂を渡します。

「パク・ウンに捕らわれたキムとカンの代わりに、私がミン様の倉を満たします」「国に仕えたいのです。ミン様は次期国王を支えられる方、私が捧げる物は国のために使われます」

忠寧大君は、自分が真相を明らかにすると叔父たちが罰せられると心配します。

忠寧大君は怪文書について、王、世子、重臣たちの前で問われます。処罰を任せると言われた世子は「死をもって償わせる。王座を冒涜し、王室の名誉を汚した」と答えます。それを聞いた王は世子に剣を渡します。「お前の手で斬り、王室の威厳を示せ」

世子は剣を受け取り、弟に近づきます…。

忠寧大君に刀が向けられるところで4話が終わってしまいましたが、主人公なので助かりますよね(^-^; どのような形で助かるのか、続きが気になります。

忠寧大君の忠心、オム・ジャチとの出逢いはここからだったのですね。

ミン・ムグたちは、忠寧大君も大事な甥に代わりはないはずなのに、世子の邪魔になる者は甥でも粛清しようとする…ミン一族が嫌うイ・バンウォンとやっていることは同じですよね(こちらのドラマでは取り上げられていませんが、史実では、王の外戚として権力を得ようとする父親(ミン・ジェ)を王に〇されたため、ミン・ムグたち兄弟と王后はイ・バンウォンを恨んでいます)。恐ろしい権力争いが今後も続きそうです。

大王世宗 3話・4話のあらすじ・ネタバレ・感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆

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