客主 31話 ネタバレと感想

31話

ボンサムは、自分を陥れたのがシン・ソクチュであると知り、〇を受け入れます。なぜシン・ソクチュが自分を〇そうとしているのか、それを明かせばソリンを辱めることになる、それなら死を選ぶと、チェ・ドリとソンドルに話します。

シン・ソクチュはソリンに「ボンサムを助けてやる。その代わり丈夫な子を産め。子どもはわしが育てるから、お前のことはボンサムに譲ってやってもいい」と言い、ソリンは「子どもを置いていくことはできません。一生旦那様にお仕えします。この御恩は決して忘れません」と頭を下げます。

シン・ソクチュの腹心のノ書記がボンサムのいる広州(クァンジュ)府役所に向かったと聞き、マンチ、パングム、ソンドル達は、ノ書記からシン・ソクチュの手紙を奪います。そこには「ボンサムを〇せ」とありました。

マンチ達は、偽の手紙を作り、こっそりのノ書記の胸元に忍ばせます。何も知らない書記は偽の手紙を届けます。

「牛皮が馬房の物だという証拠はない」とボンサムは無罪を言い渡されます。

広州府長官ミン氏はシン・ソクチュの屋敷に来て「大行首の意向通りボンサムを放免した。手柄を頂きたい」と言います。手紙がすり替わっていることにシン・ソクチュは動揺します。

牢を出たボンサムは、商いでシン・ソクチュと勝負することを誓います。

辛家(シン家)は、馬房の者たちに品物を売らないという妨害を続けますが、ボンサムは、売ってもらえないなら自分たちで作ろうと提案します。

シン・ソクチュは子供が生まれたらソリンを〇すつもりです。お産をケトンが手伝うと聞きソリンも警戒します。

開市場(ケ市場)にボンサム一行が行くと、偶然にもチョ・ソンジュンの部下、ワンバルに出逢います。

チョ・ソンジュン、ワンバル、ボンサム達は、ソンジュンの人脈を頼り一緒にタラの干場を作ることにしますが、道は容易ではありません。

シン・ソクチュが子どものことで何が重大な事を隠していると感づいたソゲはメン・グボムのところへ行きます。ユギジョンの大行首になりたいソゲにとっても、舌を切られたメンにとっても倒すべき相手はシン・ソクチュなのです。

メンは、シン・ソクチュの秘密が「借胎(チャテ)」でお腹の子の父親はボンサムだとソゲに明かします。

感想

シン・ソクチュはソリンの願いなら聞いてくれるのかと思ったのですが、子どもさえいればソリンの事ももうどうでもいい、といった感じですね。この時代に子どもが一人では心配ではないのか、と余計なことを考えてしまいました(^-^; まだ性別もわかりませんし。

朝鮮一の大商人なら、ソリンとボンサムを引き合わせなくても、養子という手段もあったのではないかと思います(^-^; 

客主31話のネタバレと感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆

客主 30話 ネタバレと感想

30話

ボンサムはソゲによる陰謀だと訴えますが拷問を受け続けています。

ケトンはソゲに「ボンサムを解放しろ」と訴えに行きますが、ソゲは「シン・ソクチュがボンサムを〇したがっている、救うことはできない」と言います。

ソンドルは、黄(ファン)客主とチャン客主に借りた3万両の手形と「ボンサムは濡れ衣を着せられた」という行商人からの嘆願書を持って広州(クァンジュ)府長官に会いに行きますが、証拠がなければ釈放できないと言われてしまいます。

獄中のボンサムはソゲを呼び「牛皮を隠したのはソゲなのか」と問いますが、ソゲは「黒幕はシン・ソクチュだ」と言います。

ケトンはソリンに「ボンサムを救うよう大行首に頼んでほしい」と言いますが、ソリンは「子どもを守るために今は自分が生きなくてはならない」と断ります。

ケトンは次にキム・ボヒョンに頼みに行きます。ボンサムを嫌うボヒョンの説得は簡単ではありませんが「接長(チョプチャン)を味方にすれば25万人の行商人達を手中に収められる」と言われ、ボヒョンの気持ちも動きます。

ボヒョンに呼ばれたボンサムは、土下座して命乞いをしますが、ボヒョンに「お前を助けたら、任房(イムバン)を私の思うままに動かすか、私の蓄財を手伝うか」と聞かれ、我に返ります。真っ直ぐで馬鹿正直なボンサムですが、それでは接長になった意味がないのです。

ソリンはケトンに「ボンサムに会うため獄に行きたい。最期の挨拶がしたい」と頼みます。ケトンはソリンの願いを聞き入れ、ソリンを連れ牢に行きます。

ソリンはボンサムに手料理を差し入れします。涙を流すソリンにボンサムは「もうすぐ父さんと姉さんに会えるのだから、泣かないでくれ」と言います。

帰宅したソリンはシン・ソクチュに「ボンサムの命を助けてくれなければ〇ぬ」「借胎(チャテ…なんとしても子供がほしい大行首は、自分に子供ができないのを知って、ソリンとボンサムを引き合わせました)を望んだのは旦那様だ」と脅します。

感想

ケトンの一方的な愛には共感できないですが、こういう時に行動力があるところは尊敬します!まだ20話以上あるので必ず助かるはずですが(笑)

客主30話のネタバレと感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆

客主 29話 ネタバレと感想

29話

チェ・ドリはソリンの侍女に会い、ソリンへの手紙を渡します。

ボンサムの演説が始まります。

「俺は接長になりたいわけではありません。沢山の税を払い、重い荷を担ぎ、自分の手元には米3俵ほどしか残らない。納めた税が王様の元にきちんと届いているのか、行商人達の為に使われているのか、はっきりさせるためにここに立っています。

この世は3つのものが清らかなら民が皆幸せになれると言います。それは、金の流れ、水、我々自身の心の在り方。チョン・ボンサムは、金の流れ、水の流れ、人の心を清らかにし、皆さんの悩み、自分自身の悩みを吹き飛ばします」

ボンサムの演説は成功し拍手喝采です。

ソンドルはシン・ソクチュやソゲの前で、彼らの痛いところを付いたボンサムの身を案じます。

宣恵庁(ソネチョン)長官のミン氏はボンサムの味方のようです。

ソリンはボンサムからの手紙を読んでいます。

チェ・ドリがソリンの侍女に手紙を渡していたのを見たシン・ソクチュの腹心から、ソクチュにそのことが伝わり、ソクチュはソリンの部屋に行き手紙を読んでしまいます。

手紙は子供の父親について問う内容でした。ソクチュはソリンに「父親は旦那様だ」と返事を書かせます。

シン・ソクチュはソゲを呼び出し、ボンサムを〇せと命じます。

黄(ファン)客主が選挙応援にボンサムを訪ねます。黄客主と一緒にきたチャン客主が「ソゲが金をばらまいたので、ボンサム側の人間がソゲに寝返っている」と言います。金を配るのは選挙違反です。

ボンサムが選挙活動に行く途中ソゲに会います。

ボンサムに同行していたマンチはソゲに「こいつは以前、馬房の手形を盗んだ」と言います。

マンチは下半身を切られたことを馬鹿にされ、ボンサムの使いと辛家の使いで喧嘩になります。

騒動の中、ソンドルはソゲが方々に配るため賄賂を運んでいたのを見つけます。証拠を保存しようとしたソンドルは頭を後ろから殴られ失明の危機に陥ります。

ごたごたの中、選挙当日になり、ボンサムは最後の演説をします。

「最後の演説である今日は、俺の名前の由来をお話します。

ボンは奉る、サムは数字の3です。3つを奉れという意味で開城(ケソン)商人だった父が名付けました。

開城商人には守るべき3つの基本があります。

“永通(ヨントン)” “存信(チョンシン)” “行遜(ヘンソン)” 

永通とは、物流を絶やさず商人として新しい販路を開拓すること。

存信は、取引において信用を第一にすること。

行遜は、物を買ってくださるお客様には謙虚に真心で接すること。

この3つも守れ、そういう意味でボンサムと名付けられました。

最も大切なのは基本です。任房の基本が守られれば、任房は本来の役割を果たすはずです。任房が役割を果たせば、我々は貧しさと飢えから抜け出すことができます。

将来への不安から抜け出しましょう。チョン・ボンサムはその実現に命を懸けます」

最後の演説は大成功に終わります。

投票結果は、ソゲが112票、ボンサムが233票、ボンサムが接長に選ばれました。

勝利を祝うボンサム達のところに役人がやってきて、牛の闇処分と牛皮密売の疑いがあると投書があったと馬房を調べます。牛皮が見つかりボンサムは捕まります。

感想

ボンサムが接長に選ばれたことは良かったけれど、当然仕返しが待っていました(^-^;

万が一、牛皮密売の疑いが晴れても、シン・ソクチュやソゲ側の人間がボンサムに従わないのは目に見えているので、前途多難です(^-^;

客主29話のネタバレと感想でした。最後までお読みいただきありがとうございました☆